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アルテミスステークス2017の予想です。

アルテミスステークス2017の出走馬は、トーセンブレス、ダノングレース、ウラヌスチャーム、ラッキーライラック、シスターフラッグなど15頭。東京競馬場芝1600mで行われる2歳牝馬限定のG3戦です。

最近は東西ともに道悪競馬が続いていますが、今週末もどうやら雨予報。現地観戦する方にとっては気の毒ですが、馬券的にはここで急に晴れて良馬場だと傾向がガラッと変わる可能性があるので、道悪のほうが予想自体はしやすいですね。10月最終週ですし、いい形で終われるように頑張ります!

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アルテミスステークス2017の予想です

週末の東京は先週に続いて雨予報。先週のような田んぼ状態にはならくなくても、先週で馬場がかなり傷んでおり、再び雨が降れば、タフな馬場になるのは間違いないだろう。

そもそもこの時期の2歳馬にとって東京芝1600mはタフなコース。過去のアルテミスステークスを振り返っても、16年はリスグラシューとフローレスマジックのワンツー。15年はデンコウアンジュ→メジャーエンブレム→クロコスミアで決まり、上位3頭はすべてその後に活躍した馬だった(デンコウアンジュのみ苦戦していたが、今年のヴィクトリアマイルで2着に好走)。

現状の馬場+2歳馬にとっての東京芝1600mという舞台設定を考えれば、単純に能力の高い馬から買えばいいレースだろう。

本命はダノングレース

新馬で素質馬ミカリーニョを抑えて勝利。しかも展開的にミカリーニョの勝ちパターンの中、内からあっという間に抜け出しており、かなり奥の深さを感じさせる勝ち方だった。

国枝厩舎ー蛯名騎手-ダノックスのラインといえば、2歳王者に輝いたダノンプラチナと同じ。そもそも「ダノン」の馬はマイラーに育つことが多く、本馬も東京芝1600mはいかにも合いそう。トーセンブレス、ウラヌスチャームも強敵だが、上昇度が大きそうな本馬から入ってみたい(ただ馬体重がそこまでないので、最低でも前走の馬体重は維持したいところ)。

相手はトーセンブレス

新馬が見た目通りの圧巻の内容。2着に負かしたプリモシーンは次走未勝利をタイムランクAで勝利しており、本馬も相当の能力の持ち主だろう。素直に本馬から入ることも考えたが、新馬が中山芝1600mで強過ぎたのは少し気になるところ。少し前のハレルヤボーイではないが、中山芝1600m→東京芝1600mと変わってパフォーマンスが落ちる可能性はあるかもしれない。

3番手はウラヌスチャーム

新馬は1枠1番から位置を一度下げて外から差し切っており、着差以上に強い内容。しかも2着に負かしたカーボナードはその後、サウジアラビアロイヤルカップで3着に好走しており、本馬も重賞級と見ていいだろう。大型馬で持続力に富んだルーラーシップ産駒。タフな馬場も合いそうだ。

ラッキーライラックも能力の高さを感じさせる1頭。スローペースで着差をつけて勝つパターンはそもそもの能力がないことが多く(2着馬とは0.2秒差だったが、3着馬には1.0秒差もつけていた)、このメンバーに入ってもヒケを取らないだろう。

グランドピルエットは決め手こそないものの、総合力の高い馬。新馬の中山芝1600mはタイムランクDだったが、着差以上に強い内容。スローペースの中、前々で立ち回れれば、上位争いに食い込んできても不思議ではないか。

ミスマンマミーアは良馬場なら確実に切れ負けしそうだが、道悪で上りのかかる競馬になれば、面白そう。2走前のコスモス賞がタフな重馬場で勝ち馬ステルヴィオをあわや差し切るかという2着。馬場次第では浮上の余地がある。

シスターフラッグもミスマンマミーア同様に道悪になれば、チャンスあり。いかにもこの母系特有のズブさがあるので、東京芝1600mは本質的に向いていないが、上り35秒くらいかかる競馬になれば、好走しても不思議ではないだろう。

アルテミスステークス2017の印です

◎⑤ダノングレース
○⑭トーセンブレス
▲⑦ウラヌスチャーム
△⑬ラッキーライラック
△⑪グランドピルエット
△③ミスマンマミーア
×⑫シスターフラッグ

以上、アルテミスステークス2017の予想でした。