(@h_r_p_studio さんの写真。レオナルド。)
アーリントンカップ2016の予想です。
アーリントンカップ2016の出走予定馬は、ヒルノマゼラン、ボールライトニング、ロワアブソリュー、アーバンキッド、ダンツプリウスなど15頭。阪神競馬場芝1600mで行われるG3重賞です。今年は全体的にかなり小粒ですね…。
先週の重賞は珍しく?4戦2勝!今週は未勝利がかなり面白そうですが、重賞も1つくらい当てたいです。
予想と見解です
レースのポイントは2つ。1つは「パワー型の種牡馬の血を持っていること」。過去5年の3着以内馬15頭のうち10頭は父か母父がノーザンダンサー系。舞台はタフな阪神芝1600m。スピードだけで押し切るのは難しく、追われてからしっかりと伸びるようなしぶとさが必要になる。そしてもう1つは「先行力」。過去5年はすべて4コーナー4番手以内の馬が3着以内に好走。逃げ馬の粘り込みも目立っており、後方一気ではまず届かないレースである。
今年の出走馬の能力はかなり拮抗しており、10回走れば5回は違う馬が勝ちそうな雰囲気。シゲルノコギリザメの逃げはミドルペースと見ているので、現代競馬の鉄則でもある「ポジションを取れるかどうか」を最大限に重視したい。
本命はヒルノマゼラン。
父と母父はノーザンダンサー系ではないが、マンハッタンカフェ×ブライアンズタイムという明らかにパワー型のタイプ。なにより新馬戦から前々で運べており、今回もある程度のポジションを取れそうなのは大きな強みだ。
2走前の白梅賞はやや早めに抜け出して差されてしまったが、勝ち馬は桜花賞でもダークホースになりそうなエルビッシュ。前走こぶし賞は僅差の勝利も、2着アドマイヤロマンが迫ってきてからもうひと伸びしており、着差以上に強い内容だった。今回は重賞だが、500万下に変わりはないメンバー。近2走だけ走れば、確実に上位争いはできるだろう。
相手はシゲルノコギリザメ。
2走前のシンザン記念ではハイペースで飛ばしながら3着に健闘。ラップを見ると負けて強しの内容で、決して展開に恵まれての好走ではない。今回はメンバー的に単騎逃げが叶いそう。2走前の再現があっても驚けないだろう。
3番手はダンツプリウス。
ヒルノマゼランと父、母父が逆で、こちらはブライアンズタイム×マンハッタンカフェ。これまでのレースを見てもとにかくしぶとい馬で、阪神芝1600mは合っているだろう。やや外目の枠を引いてしまったが、ポジションさえ取れれば、上位争いはできるはず。
以下、相手は手広くなるが、こうやまき賞でダンツプリウスに先着しているマディディ(ただし、レース内容はダンツプリウスのほうが上)、脚質的に不安大も能力上位のアーバンキッド、福永騎手で器用に立ち回りそうなボールライトニングも要注意。
レオナルドは出遅れ癖が心配も舞台適性はありそう。レインボーラインは能力上位も二の脚が遅いのでポジションはかなり後ろになりそう。ただ重賞で絶好調のデムーロ騎手なので、内から神業的に差し切る可能性があり、少しだけ押さえておく。
最後に大穴でメイショウカネサダ。血統的には芝でもOK。距離さえ持てば、阪神芝1600mも合うはずで、ノーマークなら一枚押さえておきたい。
印です
◎⑪ヒルノマゼラン
○⑦シゲルノコギリザメ
▲⑫ダンツプリウス
△①マディディ
△⑩アーバンキッド
△⑤ボールライトニング
×⑨レオナルド
×⑥レインボーライン
×④メイショウカネサダ
以上、アーリントンカップ2016の予想でした。