オールカマー2022の予想です。

オールカマー2022の出走馬は、デアリングタクト、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、テーオーロイヤル、ロバートソンキーなど13頭。中山芝2200mで行われるG2戦です。

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オールカマー2022の予想です

オールカマーは例年微妙なメンバーになりがちだが、今年は好メンバーが揃い、今秋の古馬中距離路線の行方を占う意味でも重要な一戦になりそう。上位人気勢で順当に決まる確率は高そうだが、出走馬の大半が休み明けで迎える一戦。全馬が能力通りに走れる保証はないか。

本命は人気でもデアリングタクトで仕方ない

秋華賞以降、勝ち星から遠ざかっているものの、その後に出走したレースはほとんどがG1。それでも適性外だったヴィクトリアマイルを除けば、すべて馬券圏内に好走しており、3歳時に比べるとズブくなっている印象はあるものの、決して能力が衰えているわけではない。今回は決め手が要求されない中山芝2200m。今の本馬にとってはベスト舞台と言ってよく、捌きやすい13頭立ての少頭数なら確実に勝ち負けに加わってくるのではないか。ここは今秋のG1ロードに向けて落としたくない一戦。松山騎手はおそらく強気に乗ってくるだろう。

相手にはキングオブドラゴンを狙いたい

近2走は重賞で結果が出なかったものの、前走鳴尾記念はペースが遅過ぎて決め手比べになってしまい、本馬の持ち味が生きずの敗戦。それでも勝ち馬ヴェルトライゼンデ、2着ジェラルディーナから大きく離されておらず、展開やコース次第で逆転も可能に見えた。今回は3走前の湾岸ステークスでハイペースで飛ばして押し切った中山芝2200m。間違いなく本馬の良さが生きる舞台で、ここも自分の競馬に徹すれば、後続勢が追い上げてくる前にゴールになだれ込むシーンがあってもいいのではないか。

3番手はヴェルトライゼンデが有力だろう

前走鳴尾記念は約1年4ヶ月ぶりの実戦だったが、長期離脱を全く感じさせない鮮やかな復活劇。今回は一度使われたことを考慮すると、前走以上のパフォーマンスを見せてもいいだろう。差し脚質でもドリームジャーニー産駒らしく立ち回りの上手いタイプ。2走前のアメリカジョッキークラブカップ2着の走りを見ても、同コースとの相性はいいはずで、堅実に走ってくるイメージが浮かぶ。

ウインキートスは昨年のオールカマーでグローリーヴェイズ、レイパパレ、ステイフーリッシュらに先着を果たして2着に好走。中山芝2200mは【1.2.0.0】で、コース適性は折り紙付きと言っていい。今年は昨年以上に上位勢の層が厚いように見えるが、枠なりに上手く立ち回れれば、今年も上位争いに加わってきていい。

テーオーロイヤルは4連勝でダイヤモンドステークスを制すると、次走天皇賞(春)でも3着に好走。近2走はやや特殊条件ではあったものの、力をつけているのは間違いなく、距離短縮にさえ対応できれば、馬券圏内に加わる資格はあるだろう。

ジェラルディーナはオープンクラスに上がってからクラスの壁にぶつかっている面はあるが、2走前の鳴尾記念では勝ち馬ヴェルトライゼンデから0.1秒差の2着に好走。内枠を生かしてコースロスなく立ち回る競馬に徹すれば、上位に食い込むチャンスはあるかもしれない。

最後にソーヴァリアント。順調に使われていれば、春の大阪杯や宝塚記念に出走していた馬だが、今回は昨年のチャレンジカップ以来の実戦。休み明け自体は苦にしないタイプに見えるが、決して楽な相手ではなく、さすがに割り引きが必要と考えた方がいいか。

オールカマー2022の印です

◎⑧デアリングタクト
〇⑪キングオブドラゴン
▲⑤ヴェルトライゼンデ
△③ウインキートス
△⑩テーオーロイヤル
△②ジェラルディーナ
×④ソーヴァリアント

以上、オールカマー2022の予想でした。