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アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2016の予想参考です。
アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2016の出走予定馬は、サトノラーゼン、ディサイファ、マイネルフロスト、ライズトゥフェイム、ショウナンバッハ、ヤマニンボワラクテなど16頭。中山競馬場芝2200mで行われる別定・GII戦です。
本日の船橋記念は1月の地方重賞で一番買いたいレースだなと思ったのですが、◎スマートアレンジ(5番人気5着)と期待に応えられず、すいませんでした。久々に本命馬の見せ場がないレースでした(5着以下に敗れたのも鎌倉記念以来)。スタートで半馬身出遅れたのはいいのですが、その後はもっと押して欲しかったですね。直線は伸びていただけにもったいないレースでした。また川崎記念で頑張ります。
立ち回り戦が続く中山芝重賞
よく言われていますが、現代競馬はスローペース症候群。私は有料メルマガで毎週月曜日に重賞回顧を配信していますが、ほぼ毎週「前半▲▲通過は××秒のスローペース。」と書いている気がします(苦笑)。
あくまでも私個人の感覚ですが、JRAの芝重賞は10レース行われれば、
6レースはスローペース
3レースは平均ペース
1レースはハイペース
くらいではないでしょうか。とにかくJRAの芝重賞はポテンシャルが問われないレースばかりなので、いかに前々で器用に立ち回れるかが明暗を分けます。
最近の中山芝重賞を見ても、逃げ、先行馬が圧倒的に有利。昨年の12月以降の中山芝重賞における1~3着馬の4コーナーの位置をまとめると以下の通りです。
ステイヤーズステークスから計7レースが行われて、そのうちの4レースで4コーナー3番手以内のワンツーでした。有馬記念も3→6→1番手と完全な前残りの立ち回り戦でしたし、とにかく前に行けるかどうかがすべてといってもいいほどです。
中山芝2200mは消耗戦で差し馬有利と言われていますが、昨年に同コースで行われた3レースは
オールカマー(8→5→5番手)
セントライト記念(1→2→8番手)
アメリカジョッキークラブカップ(1→2→5番手)
と3レース中2レースは行った行ったの決着でした。
アメリカジョッキークラブカップ2016で警戒したい先行馬は?
今年のアメリカジョッキークラブカップ2016の出走予定馬で先行できそうのは、
スズカデヴィアス
ディサイファ
マイネルフロスト
ヤマニンボワラクテ
あたりでしょうか。このメンバーならスズカデヴィアスがあっさりハナを奪い、2番手にヤマニンボワラクテが続くでしょう。その直後に人気のディサイファ、マイネルフロストが追走する形になりそうです。要注意なのはやはり
スズカデヴィアス
でしょう。近走は厳しいレースが続いており、決して力負けではありません。今回は久々に単騎の楽逃げ。芝2200mも相性はいいですし、逃げ切りがあっても全然いいと思います。
以上、アメリカジョッキークラブカップ2016の予想参考でした。