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愛知杯2017の予想です。
愛知杯2017の出走馬は、プリメラアスール、マキシマムドパリ、クリノラホール、ヒルノマテーラ、シャルールなど15頭。中京競馬場芝2000mで行われる牝馬限定のG3重賞です。
どうやら週末は京都、中京ともに雪予報。代替開催は大変なのでなんとか開催してほしいところですが、どうなるんでしょうね…
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予想と見解です
波乱含みの古馬牝馬限定のハンデ重賞。加えて時計がやたら出る中京芝で、当日は雪予報も出ており、もはや何をもとに予想したらいいかさえ分からないレース。平場なら1秒でスルーしたくなるが、重賞なので予想していきましょう。
過去2年は典型的な差し、追い込み決着。元々、中京芝は3~4コーナーが下り坂で直線に急な上り坂があるので、タフな追い比べになりやすいコース。明らかにスローペースだった昨年の金鯱賞でさえ、典型的な前残りにはなっておらず、やはり差し、追い込み有利と見るべきだろう。
展開を考えると逃げるのはウインリバティorプリメラアスール。正直、スローペースになりそうだが、それでもラスト4ハロンくらいからはペースが上がり、直線は追い比べになるのではないか。過去2年の勝ち馬ディアデラマドレ、バウンスシャッセのような不器用でも直線でしぶとく伸びてこれる馬から入りたい。
本命はアンジェリック
近3走はすべて上り2以内をマークしており、末脚だけならしっかりしている馬。近走は結果が出ていないものの、3走前と2走前は展開が明らかに向かず、前走は直線で前が壁になってしまい、追い出しが遅れる不利があった。近3走に関しては参考外といっていい。
元々、東京で4勝を挙げているように広いコースのほうがいいタイプ。2000mは初めてになるが、近2走のレースぶり、シンボリクリスエス×トニービンの血統から対応できるのではないか。人気は全くないので、気軽に狙ってみたい。
相手はヒルノマテーラ
アンジェリックが追い込む展開を想定すると、能力上位で同じ脚質の本馬も評価するべきだろう。チャレンジカップはハイペースで流れたが、外からの追い込みが利かない馬場だったので、大外に持ち出した本馬にとっては厳しかった。いかにも不器用なマンハッタンカフェ産駒だが、この手のタイプが好走しやすいのが中京芝2000m。展開さえ向けば、堅実に追い込んでくるはず。
3番手はクリノラホール
ここに来て目下3連勝。ダイワメジャー産駒なので本来は立ち回り型だが、近3走は追われてからもしっかりと伸びており、追い比べになっても大きく割り引く必要はないか。鞍上の北村友一騎手も無理に位置を取りに行くというよりも、出たなりで競馬をしてくるはずなので、意外と中団くらいの位置になりそう。内枠過ぎると逆に不安だったので、じわっと運べる外枠もいいのではないか。
マキシマムドパリはワンパンチ足りないが、中京芝2000mと相性のいいキングカメハメハ産駒。昨年よりも相手が弱くなっているので、前年4着以上の着順が望めそう。
レーヴデトワールは昨年の中京スポーツ杯の走りが良く、中京芝は合っているイメージ。差し、追い比べ決着を想定するなら抑えておいて損はないか。
リーサルウェポンは昨年の2着馬。府中牝馬ステークスは明らかに展開が向かず、参考外の一戦。実績ある舞台に戻り、見直しが必要だろう。
以下、差し、追い込み決着が前提なので差せるクインズミラーグロ、カゼルタまで挙げておく。
印はコチラ
◎⑨アンジェリック
○⑭ヒルノマテーラ
▲⑫クリノラホール
△⑪マキシマムドパリ
△⑬レーヴデトワール
△⑤リーサルウェポン
×③カゼルタ
×①クインズミラーグロ
以上、愛知杯2017の予想でした。