日曜日、中京競馬場で行われる中京記念2015の予想考察です。現在の条件に変わって今年で4回目。過去3回は大方の予想を覆す波乱の決着でしたが、なぜ荒れるのかを一言でいうと、
現代競馬の特徴である立ち回りのレースにならない
からです。現代競馬は基本、どのコースもロスなく立ち回れる内枠が有利。また馬自身に立ち回りセンスがあるかどうかも明暗を分けます。
しかし、中京記念はこの現代競馬の大前提が通用しない特殊なレース。むしろ逆でロスが生じる外枠が有利であり、立ち回りセンスがないタイプが活躍しているのです。
だから近走で結果が出ていない馬がここで突如一変して(ミッキードリームがまさにそうですね)、波乱になるのでしょう。
つまり近走成績が全くアテにならない。では何を重視して予想すればいいの?ってことですが、実はある実績が密接に関係しています。そのことについて今回はお話したいと思います。
中京記念2015の予想~阪神芝外回り実績のある馬を探せ!?~
先に結論からいいましょう(笑)。過去3回の中京記念を振り返ると
阪神芝外回り実績のある馬
ばかりが好走しています。以下に過去3回の中京記念の3着以内馬と阪神芝外回り実績を書き出してみました。
14年1着サダムパテック(鳴尾記念3着)
14年2着ミッキードリーム(毎日杯2着)
14年3着マジェスティハーツ(神戸新聞杯2着)
13年1着フラガラッハ(米子S1着)
13年2着ミッキードリーム(毎日杯2着)
13年3着リルダヴァル(鳴尾記念3着)
12年1着フラガラッハ(米子S1着)
12年2着ショウリュウムーン(チューリップ賞1着)
12年3着トライアンフマーチ(マイラーズC2着)
どうでしょうか。過去3年の中京記念の3着以内馬はすべて「阪神芝外回りで行われたオープンクラスで3着以内」の実績がありました。14年3着マジェスティハーツ以外は阪神芝1600~1800mの実績であり、
重賞は3着以内、オープン特別なら勝利していることが条件です。
阪神芝1600~1800mも外差しが決まるコースなので、中京芝1600mとの関連性があるのでしょう。ということで今年の中京記念2015で上記の実績を持っている馬を調べたところ、合計で5頭が該当しました。過去のデータ的にはこの中でワンツースリーフィニッシュをしても不思議ではないでしょうね。
中でも阪神の芝外回りにピッタリなのは以下の馬でしょう。
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追ってグイグイ伸びるというタイプではないのですが、最後までバテない勝負強い面がありますね。鞍上的にもここは気合が入る一戦でしょう。
中京記念2015の予想考察でした。