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いよいよ日本ダービー東京優駿2015ですね。
前売りオッズではドゥラメンテが単勝１番人気。やはり同馬の二冠達成なるのかが、今年の日本ダービーの最大の焦点といっていいでしょう。
そこで今回は予想の参考になりそうなドゥラメンテの強みと弱みをまとめてみました。
日本ダービー2015の予想～ドゥラメンテの強みと弱み～
ドゥラメンテの強みとは
１．三冠馬を超える皐月賞史上最高のレーティング
ドゥラメンテの皐月賞は119ポンドをマーク。これまでは、05年ディープインパクト、11年オルフェーヴルがマークした118ポンド（２頭ともレース直後の116ポンドから上方修正）が最高でした。ドゥラメンテは２頭の三冠馬を１ポンド上回り、「史上最高のパフォーマンス」と判断されました。
※レーティングとは…競走馬の能力を数値化したもの。ＧＩ競走、重賞、特別競走に限り、ＪＲＡが毎週発表しています。
２．皐月賞が力の違いで完勝
レーティングもさることながら、レースのパフォーマンスも逸脱。直線は一瞬で２着リアルスティールを置き去りにし、デムーロ騎手はゴール手前で早くもガッツボーズ。レース終了後、裁決員から「ガッツボーズが早すぎて怒られた」ほどで、力の違いをまざまざと見せつけらたレースでした。
ドゥラメンテの弱みとは
１．皐月賞の時計が速すぎた
皐月賞の時計と日本ダービーの結果には、面白い傾向があります。それは皐月賞の時計が速すぎた馬は日本ダービーで凡走に終わっていること。以下は皐月賞で１分59秒０を切って勝利した馬の日本ダービーの成績です。
15年？？ドゥラメンテ（皐月賞１分58秒２）
13年２番人気５着ロゴタイプ（皐月賞１分58秒０）
09年１番人気12着アンライバルド（皐月賞１分58秒７）
04年４番人気６着ダイワメジャー（皐月賞１分58秒６）
02年２番人気８着ノーリーズン（皐月賞１分58秒５）
なんと【0.0.0.4】。１頭も馬券になっていません。しかも掲示板に入った馬も13年５着ロゴタイプのみで、ほかの３頭は人気を大きく裏切っています。
過去４回のデータなので、たまたまとも言えますが、個人的には一理あると思っています（理由については詳しく述べると長くなるので省略します）。
２．父キングカメハメハ×母父サンデー系の血統
個人的に少し気になるのが父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスという血統。過去の日本ダービーで同配合の馬は、
14年２番人気５着トゥザワールド
13年４番人気９着コディーノ
06年３番人気７番人気アドマイヤムーン
などが人気を裏切っています。10年５番人気２着ローズキングダム、11年８番人気３着ベルシャザールなど好走した馬もいるのですが、本質的には中山向きという感が拭えません。
ドゥラメンテについては能力を信頼するのか、それとも不安要素を取るのか。人によって意見が分かれそうな日本ダービーですね。
