高松宮記念2015で先週の傾向からぜひ注意したい点は⇒E.人気ブログランキング(19位前後です)
3月のフィナーレを飾る高松宮記念2015。今年は例年に比べて異なる点が1つあります。それは
外国馬エアロヴェロシティの参戦
高松宮記念における外国馬の参戦は03年以来、3頭目。03年にはアメリカから2頭が参戦しましたが、ともに二ケタ着順に終わりました。果たして今年のエアロヴェロシティは買えるのか。予想してみたいと思います。
高松宮記念2015の予想で香港からの刺客エアロヴェロシティは買えるのか
「外国馬=用なし」
近年の国内G1では、ハッキリいってそう言っていい状況です。昨今は日本馬のレベルも非常に上がり、外国馬が参戦しても簡単には通用しなくなりました。たとえば、2007年以降、国内G1(障害戦を除く)における外国馬の成績は以下の通りです。
成績 | 勝率/連率/複率 | 単回収率/複回収率 |
---|---|---|
3-1-3-81/88 | 3%/5%/8% | 46%/43% |
好走した馬もいますが、好走率や回収率を考えれば、ほぼ用なしと言っていいでしょう。ただし、注意したい点が1点あります。それは凡走した馬たちがジャパンカップ、チャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)に集中していること。
実はジャパンカップ【0.0.0.35】、チャンピオンズカップ【0.0.0.8】とこの2レースが好走率を大きく下げているのです。そこでジャパンカップ、チャンピオンズカップを除いた国内G1における外国馬の成績を見てみると、決して「用なし」とはいえない数字が浮かび上がってきます。
成績 | 勝率/連率/複率 | 単回収率/複回収率 |
---|---|---|
3-1-3-38/45 | 7%/9%/16% | 90%/85% |
どうでしょうか。回収率の面でも単回収90%、複回収率85%とまずまずな数字。しかも、エリザベス女王杯、スプリンターズステークス、安田記念、マイルチャンピオンシップ、天皇賞(春)と好走したレースは多岐に渡ります。つまり外国馬がジャパンカップ、チャンピオンズカップ以外のレースに出走した場合は、一考の余地ありと言えるでしょう。
しかも今年の高松宮記念2015に参戦するエアロヴェロシティは短距離王国の香港馬。過去にスプリンターズステークスや安田記念では、多数の馬が好走しています。その点を考慮すると非常に不気味な1頭ではないでしょうか。
最後に高松宮記念2015で先週までの中京開催を見ていて、ぜひ注意したい点を発表したいと思います。もしかするとコレが明暗を分けるかもしれませんね。
高松宮記念2015ではコレが明暗を分けるかも!?⇒E.人気ブログランキング(19位前後です)
以上、高松宮記念2015のエアロヴェロシティの分析でした。