おはようございます。本日の勝負度B以上のレースは、中山8、中京2、京都3、11レースです。先週はやたら4着に泣くケースが多かったので、今週は3着に笑いたいですね。それでは本日の勝負レースをご覧ください。

※最終更新日12月7日(土)09時00分

※馬番だけ見てのご購入はご控えください。基本的に馬番は間違っても馬名は間違いません(濁点や勘違いで文字の一部を間違えることはあっても馬名を丸々間違えて書くことはありません)。

※参考買い目はあくまでも「参考」買い目であり、私自身すべてそのまま買っているわけではありません。買い方は各々の予算、直前のオッズ、馬体重、馬場などで変えたほうがいいと思うので、あくまでも参考だと思っておいてください。

12月7日(土)

中山の予想

≪中山1レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならヴィンブルレー。ナダル産駒はここまで、芝【3.4.0.34】(勝率7.3%、連対率17.1%、複勝率17.1%、単回収率15%、複回収率21%)に対し、ダート【21.10.6.29】(勝率31.8%、連対率47.0%、複勝率56.1%、単回収率97%、複回収率85%)。半兄・リューデスハイムはダートで3勝をマーク。本馬もダートでこそなのでは。

≪中山2レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならルグランヴァン。東京ダート1600mの新馬では3着馬に6馬身差をつけての2着。新馬の印象からコントロールが利きやすいイメージで、コーナー4回のコースにも対応できるのでは。ドレフォン産駒の半姉・カラフルキューブはダート1700~1800mで通算3勝を挙げている。

≪中山3レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならリギーロ。東京芝1800mの新馬は4コーナー1、2番手の馬が1、2着に入る前残り決着の中、同8番手から3着まで追い上げており、負けて強しだった。半姉に中山芝1800mで行われたフラワーカップを制したアブレイズがいる血統。中山替わりはプラスなのでは。

≪中山4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならクラウンプライドの半弟・ランフォザプライド。京都ダート1800mで行われた新馬は淀みのないラップの中、向正面から外々を早めに押し上げる厳しい展開だった。今回は相手関係が緩和されており、上位争いに加わってきても良さそう。

≪中山5レース 新馬 勝負度なし≫

買うならギフテッド。ルパンIIの仔は、ルピナスリード、ファントムシーフ(共同通信杯1着)、ディスペランツァ(アーリントンカップ1着)とすべてオープンクラスまで出世し、そのうち2頭は重賞勝ち。本馬は父モーリスで、やや奥手のタイプかもしれないが、血統的なポテンシャルを考えると初戦から期待していいだろう。

≪中山6レース 新馬 勝負度なし≫

買うならシルフラ。半兄にエルムステークス勝ち馬フルデプスリーダーらがいる血統。ルヴァンスレーヴ産駒ならダートの中距離が主戦場だろう。調教では好時計を叩き出している。

≪中山7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならパンジャ。前走1勝クラスは内、前で立ち回るも、外優勢の馬場で勝ち馬に流れが向いた。今回は内、前で立ち回れるアドバンテージが生きてくるはず。

≪中山8レース 2勝クラス 勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎⑫クレイヴィンオナー
〇⑭ソレルビュレット
▲⑥バンドネオン
△⑩ドバイブルース
△⑯ホウオウベルクソン

ここはクレイヴィンオナーが巻き返すはずだ。前走1勝クラスは終始砂を被った影響で勝負どころからズブさを見せており、直線に入ってもギアがなかなか入らず、明らかに消化不良の競馬だった。しかも夏負けの影響で本調子を欠いていたようで、それであのパフォーマンスは大いに評価していいだろう。今回は中間の気配から明らかに状態が良化。前走よりも捌きやすい12番ゲートに入ったことを考えても、前走以上の走りを期待していいだろう。

相手にはソレルビュレットを挙げたい。春には3歳オープン特別の青竜ステークスで2着に入った実力馬。気難しい面があり、2戦連続で1番人気を裏切っているが、現級では明らかに能力上位の存在。今回は中山ダート1800mへのコース替わりがカギも、未勝利時代には同コースで3着があり、決して苦手なわけではなさそう。マル外らしく揉まれると良くないイメージがあるので、被されずに運べる14番ゲートを引けたのは魅力だ。

馬券はワイドでクレイヴィンオナー、ソレルビュレットを本線に、ボーナス的に3連複、3連単を買いたい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

3連単:◎→〇→▲△△(3点)

≪中山9レース 黒松賞 勝負度なし≫

買うならマキシマムドライブ。3走前のシンガポールターフクラブ賞は、2着ヴーレヴーが次走りんどう賞1着、3着モズナナスターがその後にファンタジーステークスで2着に好走し、6着ポッドベイダーが次走福島2歳ステークスを制しており、メンバーレベルが地味に高かった。血統的に急坂のある中山芝1200mは合いそうな印象がある。

≪中山10レース アクアラインステークス 勝負度なし≫

買うならグランフォーブル。前走エイシンフラッシュカップは控える競馬になるも、直線で外からじわじわと差を詰めており、現級通用のメドが立った一戦だった。ここはダート短距離戦にしては逃げ、先行勢がやや手薄なので、内、前で立ち回れるアドバンテージがありそう。

≪中山11レース 常総ステークス 勝負度なし≫

買うならセブンマジシャン。これまで芝1800mは【1.2.1.1】で、馬券圏外に敗れたのは16頭立ての15番ゲートを引いて外々を回らされた23年スプリングステークス6着のみ。この条件、枠順でスムーズなら上位争いに加わってくるはず。

≪中山12レース 2勝クラス 勝負度C(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑭バニシングポイント
〇⑮アラレタバシル
▲⑬ホウキボシ
△①ラオラシオン
△②デフィニティーボ
△⑫シゲルカミカゼ
×⑨グレノークス

本命はバニシングポイント。2走前のインディアトロフィーは展開不向きの中、外々を回りながら2着まで追い上げており、勝ちに等しい2着だった。前走は東京ダート1600mの最内枠かつ前が止まらない展開だったので、ノーカウントと割り切っていいだろう。コーナー4回のコースに変わるのはプラスに捉えてよく、スムーズに追い上げられる外枠を考えても、2走前並みのパフォーマンスを期待していいのではないか。

相手はアラレタバシル。前走は案外の結果も、東京ダート2100mが合わなかったと考えていいか。これまで右回りのダート1800mでは【1.3.0.0】と一度も崩れておらず(中山ダート1800mも【1.2.0.0】)、コース替わりで巻き返してくる可能性が高いだろう。バニシングポイントが早めに動いてくれれば、本馬の末脚が生きてきそう。

馬券はバニシングポイント、アラレタバシルのワイドを本線に、ボーナスとして3連複を買いたい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△△×(5点)

中京の予想

≪中京1レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならプリンセッサ。京都ダート1800mの新馬は勝ち馬が走り過ぎただけで、水準の新馬なら本馬が楽々と勝利していたレースだった。実際、本馬から6馬身差の3着だったミライヘノカギは次走未勝利を勝ち上がっている。

≪中京2レース 1勝クラス 勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎⑩ハリウッドブルース
〇⑧トクシーカイザー
▲⑪マクミランテソーロ
△①ドリームクルーズ

ここはハリウッドブルースが巻き返す。前走は16頭立てのフルゲートの中、後方追走から外々を回って追い上げるも、さすがに位置取りが悪過ぎた。今回は捌きやすい13頭立て、【0.1.1.0】と実績のある中京ダート1400m、西村騎手への鞍上強化とプラスな要素が多く、ここは勝ち負けに加わってくるはずだ。

相手はトクシーカイザーが有力だろう。初ダートの前走は馬群の後ろで我慢を強いられる展開も、直線に入って内からしぶとく伸びて2着を確保。走破時計1分37秒6は、前日の2勝クラスでも3着に値するほどで、1勝クラスなら能力上位と捉えていい。今回は1400mで追走がカギになるものの、相手関係、頭数を考えると、最低でも馬券圏内には加わってくるか。

馬券はハリウッドブルース、トクシーカイザーのワイドを本線に、ボーナス的に3連複、3連単を買いたい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△(2点)

3連単:◎〇→◎〇→▲△(4点)

≪中京3レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならモモンウールー。勝ち味に遅いタイプではあるが、ここはさすがに相手に恵まれた。勝ち鞍のある中京ダート1800mでもあり、2勝目を挙げるチャンスだろう。

≪中京4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならロードレジェロ。京都芝1800mの新馬は勝ち馬が昇級しても通用しそうなキングメーカーで相手が悪かったか。この組み合わせなら素質上位と見ていいのでは。

≪中京5レース 新馬 勝負度なし≫

買うならウインエンデバー。半兄にJRAで端午ステークス勝ちがあり、南関東重賞でも活躍したルーチェドーロら。仕上がり早の血統なので、早い時期から動いてきそう。

≪中京6レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならレイワサンサン。前走のルシュヴァルドール組はハイレベル戦で、勝ち馬ルシュヴァルドールが次走2勝クラス・栂尾特別を勝利し、2着ホルトバージは次走1勝クラスを勝ち上がり。本馬もこのメンバーなら2勝目を挙げるチャンスだろう。

≪中京7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならショウナンガチ。前走1勝クラスは4コーナー1~3番手の馬がそのまま1~3着に入る前残り決着の中、後方から追い上げての5着。ここに来て馬が明らかに良化しており、タフな中京芝2000mならより本馬の良さが生きるのでは。

≪中京8レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならヨシノヤッタルデー。未勝利を勝ち上がるに時間を要したが、初勝利を挙げてから馬がひと皮むけた印象。このメンバーなら近2走だけ走れば、自ずと勝ち負けに加わってくるはず。

≪中京9レース つわぶき賞 勝負度なし≫

買うならピコローズ。2走前のシンガポールターフクラブ賞はハイレベル戦で、前走りんどう賞は明らかに脚を余しての敗戦だった。ローカルの1勝クラスなら能力的に通用していい。

≪中京10レース 鳴滝特別 勝負度なし≫

買うならスナークラファエロ。前走ユニコーンステークスは展開が厳しかったの一言に尽きる。今回は休み明け&去勢明けで未知な面があるものの、調教の動きから仕上がりは悪くなさそう。2勝クラスならすぐに結果が出ても不思議ではない。

≪中京11レース 中日新聞杯 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑩ロードデルレイ
〇③キングズパレス
▲⑮ジェイパームス
△⑨コスモキュランダ
△⑯クルゼイロドスル
△⑤トーセンリョウ
×⑪マイネルメモリー
×⑰マコトヴェリーキー

ここはワイドでロードデルレイからキングズパレス、ジェイパームスに流しつつ、ボーナス的に3連複を買いたい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇▲(2点)

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△××(11点)

≪中京12レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならフライングブレード。前走は1200m戦にしては縦長馬群だった上、4コーナー最後方でなす術がなかった。スタートを決めて先行策を打てれば、ガラリ一変があってもいいのでは。

京都の予想

≪京都1レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならヒミノエトワール。京都ダート1400mで行われた新馬は4着馬に5馬身差をつけており、1、2着が強かった。今回は乗り難しい最内枠に入ってしまったが、前走は馬群の後ろでも臆せずに走っていたので、砂を被ること自体は問題ないはず。

≪京都2レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならポッドフォルク。新馬から3戦連続で京都ダート1800mを走り、一戦毎に時計を詰めているようにパフォーマンスを上げている。ここは後続勢の目標になる立場ではあるが、簡単には止まらないのでは。

≪京都3レース 未勝利 勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑩マルモリスパークル<次走注目>
〇⑦フクノフィアーノン
▲⑧ロードヴァルカン

ここは次走注目馬のマルモリスパークルを狙いたい。前走は前半600m通過35.2秒のハイペースの中、直線入口で勝ち馬に早々と交わされる厳しい展開だった。今回は同型が手薄なので、すんなりとハナ主張が叶いそうで、ペース次第では前走で先着を許したロードヴァルカンと着順が入れ替わってもいいだろう。

相手はフクノフィアーノンが強そう。京都ダート1200mで行われた新馬は3番手の内で我慢し、直線で末脚を生かす競馬。ゴール前では勝ち馬キアニーナに迫っており、もっと走れた印象が強かった。時計はまだ詰まりそうで、このメンバーなら勝ち負けに加わってくるはずだ。

馬券はワイドでマルモリスパークル、フクノフィアーノンを本線に、ボーナス的に3連複1点を買いたい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎〇▲(1点)

≪京都4レース 障害オープン 勝負度なし≫

買うならデシマルサーガ。前走清秋ジャンプステークスは夏負けが尾を引いて力を発揮できなかった様子。3走前の障害未勝利ではアンクルブラックと接戦を演じており、このメンバーなら能力的に大きく見劣ることはないはず。

≪京都5レース 新馬 勝負度なし≫

買うならガンマジーティーピ。全姉に函館2歳ステークス3着&ファンタジーステークス3着のラヴケリー。血統、調教の動きから仕上がり早のタイプだろう。

≪京都6レース 新馬 勝負度なし≫

買うならグランドプラージュ。ベルプラージュの仔はJRAで3頭がデビューし、ロスコフ、オペラプラージュの2頭が2勝以上をマーク。本馬は父シニスターミニスターで、いかにもダートの中距離で走ってきそう。

≪京都7レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならコジオスコ。当歳のセレクトセールで3億3千万円で落札された馬。新馬の印象だと決め手に欠ける面がありそうだが、このメンバーなら能力上位だろう。

≪京都8レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑫プロテア
〇⑦ビバップ
▲①メイショウヤーキス
△⑪オコタンペ
△⑩ボブズヤアンクル
△⑨ローガンパス
×③イナフセド

本命はプロテアを見直したい。休み明けの前走は外目3番手から勝ち馬を追いかけ、4コーナーでは後続勢に並びかけられる厳しい展開。2、3走前のレース内容が良く、坂井瑠星騎手への乗り替わりで、前々で流れに乗れれば、前走以上のパフォーマンスを期待していいだろう。ここはダート短距離戦にしては同型がやや手薄に見える。

相手はまずビバップ。ここはメンバー的にハナ主張が叶いそうな組み合わせ。京都ダート1200mでハナを主張した3走前のパフォーマンスが高く、行き切ればしぶとく粘り込めるのではないか。

メイショウヤーキスは近走不振も、前走は直線で前がドン詰まりになってしまい、消化不良の競馬。脚質的に最内枠から捌けるかはカギも、能力的に差はないだろう。

馬券は3連複で1列目にプロテア、2列目にビバップ、メイショウヤーキス、3列目に印を打った馬に流したい(ワイド2点でもOK)。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△×(9点)

≪京都9レース エリカ賞 勝負度なし≫

買うならナグルファル。京都芝2000mの新馬では逃げたロードガレリア(次走未勝利1着)との追い比べを制して勝利。まだまだ良くなりそうな気配があり、2戦目でさらなるパフォーマンスが期待できそう。

≪京都10レース 花見小路特別 勝負度なし≫

買うならロードクロンヌ。ダートに変わって2連勝。スタミナ豊富なイメージなので、京都ダート1900m替わりはむしろプラスに捉えていいのでは。

≪京都11レース リゲルステークス 勝負度B(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑦ゴンバデカーブース<次走注目>
〇⑪トランキリテ
▲①キープカルム

本命は次走注目馬のゴンバデカーブース。前走富士ステークスは直線で大外を回ってこの馬なりに伸びていたが、物理的に届かない位置だった。3走前のNHKマイルカップでは2着アスコリピチェーノ(京成杯オータムハンデ1着)、3着ロジリオン(富士ステークス3着)と差のない4着。古馬勢が手薄なリステッド競走なら能力的に見劣ることはないだろう。

馬券は馬連&馬単でゴンバデカーブースからトランキリテ、キープカルムに流したい。あとはボーナス的に3連単も少々。

【参考買い目】

馬連:◎ー〇▲(2点)

馬単:◎→〇▲(2点)

3連単:◎→〇▲→〇▲(2点)

≪京都12レース 2勝クラス 勝負度なし≫

買うならギャンブルブルーム。今年の札幌開催ではピリッとしない走りが続いたものの、前走北野特別では積極策から2着に粘り込み。ややズブさがあるので、本質的にこれくらいの距離が合っているはず。