ラジオNIKKEI賞2024の予想です。
ラジオNIKKEI賞2024の出走馬は、ウインマクシマム、シリウスコルト、ショーマンフリート、サトノシュトラーセ、ヤマニンアドホックなど12頭。福島芝1800mで行われる3歳限定のハンデ・G3戦です。
6月30日(日)の予想(ラジオNIKKEI賞、北九州記念ほか)はこちらから。
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ラジオNIKKEI賞2024の予想です
ラジオNIKKEI賞は開幕週の福島芝1800mで行われる一戦。外差しが決まるケースもしばしばあるが、過去10年を振り返ると、毎年4コーナー3番手以内の馬が馬券に絡んでおり、基本的には開幕週らしく内、前有利になりやすい。今年は逃げ、先行勢が多数揃っており、ペースが落ち着くことは考えづらいものの、それでも極端な外差し決着にはならないだろう。
本命は好枠を引けたシリウスコルト
前走皐月賞は前半1000m通過57.5秒のハイペースで飛ばしたメイショウタバルを2番手追走から追いかける立場になってしまい、展開が明らかに厳しかった。2走前の弥生賞では展開を味方につけたとは言え、皐月賞で掲示板に入ったコスモキュランダ、シンエンペラーに次ぐ3着なら大いに評価できる。これまでのレースぶりからコーナー4回の芝1800mがベスト条件に見え、また本馬の立ち回りを生かすのに絶好の1番ゲートを確保。メイショウヨゾラの2番手で流れに乗れれば、直線で内から早めに抜け出し、そのまま押し切るシーンがあっていいのではないか。
相手は人気落ちのジュンゴールドが怖い
前走スプリングステークスはスタートで加速がつかず最後方から。前半1000m通過63.1秒の超スローペースに落ち着いてしまい、なす術がなかった。直線では1頭も交わせずに終わったが、上りは2位タイをマークしており、位置取り次第ではもっと走れた印象が強かった。今回は枠順的に難しい立ち回りを強いられそうだが、12頭立ての少頭数なら外枠でもそこまで割り引く必要はないだろう。人気が落ちるならしっかりと押さえておきたい。
3番手はセットアップの巻き返しがあってもいい
昨年の札幌2歳ステークスは確かに低レベル戦だったものの、朝日杯フューチュリティステークスではハイペースを前付けして、勝ち馬ジャンタルマンタルから0.5秒差の7着に粘り込んでおり、決して能力が低いわけではない。ここは同型・メイショウヨゾラとの兼ね合いがカギも、外目2、3番手で我慢が利けば、巻き返す可能性はあるのではないか。
アレグロブリランテは前走皐月賞で15着に終わったものの、シリウスコルト同様にハイペースを前々で立ち回ったのが痛かった。ここは本馬より内に先行馬が多数いるので、位置取りはカギになるが、前々で流れに乗れるなら巻き返してくるのではないか。新馬勝ちは福島芝1800mだった。
ウインマクシマムは前走青葉賞が差し、追い込み勢が台頭する流れを2番手追走から5着に粘り込み。ここに来て力をつけている印象があり、多少のハイペースでも我慢が利きそうなイメージがある。
サトノシュトラーセは前走青葉賞で勝ち馬シュガークンから0.2秒差の4着に健闘。能力はこのメンバーでもヒケを取らないが、ややズブさがある印象で、福島芝1800mで流れに乗れるかがカギになるだろう。
ミナデオロはここに来て未勝利→白百合ステークスと連勝。半兄に古馬になって本格化したアルバートドックがいる血統で、本馬も晩成型なのだろう。前走からもう一段パフォーマンスを上げられれば、このメンバーでも十分に通用するはず。
ショーマンフリートは前走1勝クラスが淀みのないラップを正攻法の競馬で押し切る強い内容。今回は大外枠で乗り難しさはあるものの、鞍上のコース取りひとつで勝ち負けに加わる力はある。
ログラールは2走前のスプリングステークスが脚をやや余しての敗戦。前走1勝クラスは7頭立ての低レベル戦も、完勝と言える内容で、このメンバーで斤量54キロなら馬券圏内に加わる資格はありそう。
ヤマニンアドホックは派手さこそないものの、デビューしてから【2.1.1.0】と堅実な走りを続けている。内目の4番ゲートを引けたので、このメンバーでも相手なりに走ってくるのではないか。
オフトレイルは前走白百合ステークスで勝ち馬ミナデオロから0.2秒差の2着。今回は本馬の方が斤量1キロ軽い立場なので、逆転も十分に可能だろう。ただワンターンコースしか経験してないので、コーナー4回のコースで力を発揮できるかがカギ。
ラジオNIKKEI賞2024の印です
◎①シリウスコルト
〇⑪ジュンゴールド
▲③セットアップ
△⑦アレグロブリランテ
△⑥ウインマクシマム
△⑧サトノシュトラーセ
×⑩ミナデオロ
×⑫ショーマンフリート
×⑨ログラール
×④ヤマニンアドホック
×⑤オフトレイル
以上、ラジオNIKKEI賞2024の予想でした。