エンプレス杯2024の予想です。

エンプレス杯2024の出走馬は、JRAからグランブリッジ、ライオットガール、アイコンテーラー、オーサムリザルト、アーテルアストレアが出走。地方勢は、キャリックアリード、グレースルビー(以上、大井)、マテリアルガール(浦和)らが迎え撃ちます。川崎競馬2100mで行われる牝馬限定のJpnII戦です。このレースは勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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エンプレス杯2024の予想です

エンプレス杯は昨年まで2月下旬~3月上旬に行われる別定JpnIIだったが、今年から施行時期が5月上旬に移り、定量JpnIIに変更。舞台は引き続き川崎2100mで行われる。

今年はJRA勢5頭のうち4頭がダートグレード勝ち馬で、唯一の重賞未勝利馬であるオーサムリザルトはここまで5戦5勝と負けなし。紙面を見る限り、人気は割れそうで、馬券的には興味深い一戦と言えそうだ。ここは買いたい馬と買いたくない馬がハッキリしているので、ワイド1点で仕留めたい。本命は…

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アイコンテーラーが牝馬限定なら格上のはず

ダートに変わって素質開花し、ここまで唯一の牝馬限定戦だったJBCレディスクラシックではグランブリッジ、アーテルアストレアらに完勝。前走川崎記念では逃げるライトウォーリアに競い負け、グランブリッジにも交わされてしまったが、馬体重が460キロ台まで減っており、本調子ではなかったのかもしれない。今回も馬体重の増減はカギになりそうだが、昨年のJBCレディスクラシックのパフォーマンスを見る限り、牝馬限定のダートグレードではアタマひとつ抜けた存在。メンバーを見渡すと、逃げ、先行勢がやや手薄なので、前々で立ち回れるのはアドバンテージになるだろう。逃げるマテリアルガールを目標に早め先頭からの押し切りに期待したい。

相手は堅実駆けのイメージが浮かぶグランブリッジ

1800m以上の牝馬限定のダートグレードでは【4.4.0.0】と一度も連対をハズしていない馬。川崎2100mでも22年関東オークス1着、23年エンプレス杯1着、24年川崎記念2着と崩れておらず、馬券圏内に加わる確率は一番高そう。鞍上・川田騎手なら素直に信頼していいだろう。

3番手にはアーテルアストレアを挙げたい

前走兵庫女王盃ではライオットガールに敗戦を喫したが、相手に上手く乗られてしまっただけで、決して力負けではない。時計のかかるレースだった昨年のJBCレディスクラシック、今年のクイーン賞を見る限り、スタミナが問われる条件は向いてるはずで、川崎2100mへの適性は高いのではないか。今回はライオットガールに先着する可能性が高い。

オーサムリザルトはデビューしてから無傷の5連勝をマーク。牝馬限定のダートグレードなら通用しても良さそうだが、兵庫女王盃のサーマルソアリングの走りを見ると、現在の牝馬限定のダートグレード路線は層が厚く、そう簡単に勝てる条件ではない。

ライオットガールはここまでの走りを見ると、時計のかかるレースだった昨年のJBCレディスクラシック、今年のクイーン賞でパフォーマンスを落としており、上りのかかるタフな消耗戦になりやすい川崎2100mへの適性はあまりなさそう。前走兵庫女王盃は軽い馬場での高速決着で、本馬にとって力を発揮しやすい条件だった。コース替わりはマイナスで、前走で先着を許したアーテルアストレに再び逆転されるのではないか。

エンプレス杯2024の印です

◎⑦アイコンテーラー
〇④グランブリッジ
▲⑫アーテルアストレア
△⑩オーサムリザルト
△⑤ライオットガール

1番キャリックアリード…JRAから大井に転入し、神奈川記念2着、クイーン賞3着、兵庫女王盃4着とダートグレードで善戦。年齢的にまだまだ活躍が見込めそうだが、ここはJRA勢のレベルが高く、前走兵庫女王盃同様に掲示板に入るのが精いっぱいなのでは。

2番グレースルビー…立ち回り上手で、近2走は笠松、名古屋の牝馬限定重賞で連勝。ただし、今回は定量のダートグレード。3走前にはハンデ戦のダートグレード・クイーン賞でも5着止まりだった。この条件では荷が重い。

3番アンティキティラ…ダートグレードには2回参戦して、23年レディスプレリュード8着、24年兵庫女王盃7着。火曜日の名古屋グランプリではヒロイックテイルを激走させた多田羅騎手だが、本馬で馬券圏内に加わるのはさすがに難しいだろう。

6番コスモポポラリタ…ロージズインメイ産駒らしくスタミナ豊富なタイプ。川崎2100mは条件的に合っているが、ダートグレードではさすがに荷が重い。

8番マルグリッド…昨年の川崎2100mで行われた関東オークスでは勝ち馬パライバトルマリンから0.9秒差の5着に健闘。舞台適性はありそうだが、昨年の関東オークスよりはるかに強力なメンバーが揃った同レースでは見せ場を作るのも難しいのでは。

9番スノーパトロール…地元のB3でも苦戦が続いている現状。ここは参加するだけだろう。

11番マテリアルガール…前走スプリングヒロインカップで復活の勝利を挙げるも、今回はダートグレードで出走馬のレベルが違う。川崎記念ではライトウォーリアで見事な逃げ切りを決めた吉原騎手だが、このメンバーでは4コーナーで脱落している可能性が高いのでは。

エンプレス杯2024の買い目です

ここは◎アイコンテーラー〇グランブリッジのワイド1点が当たる前提の馬券で勝負したい。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

3連単:◎〇→◎〇→▲△△(6点)

馬券は3連複でアイコンテーラー、グランブリッジから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。あとはボーナスとしてアイコンテーラー、グランブリッジのワンツーで決まり、3着に印を打った馬が入る組み合わせを買いたい。

以上、エンプレス杯2024の予想でした。