金盃2024の予想です。
金盃2024の出走馬は、マンガン、セイカメテオポリス、ヴェルテックス、アンタンスルフレ、ミヤギザオウ、ランリョウオーなど15頭。大井競馬場2600mで行われるSII戦です。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
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金盃2024の予想です
金盃は大井2600mで行われる南関東の最長距離重賞。
例年、スローペースで流れることが多いものの、単調な決着になりにくく、速い上がりを繰り出せる馬が圧倒的に強い(以下参照)。
◆過去5年の金盃の上り別成績(18~23年)
上り1位【4.0.1.0】(勝率80%、連対率80%、複勝率100%、単回収率580%、複回収率260%)
上り2位【0.4.1.3】(勝率0%、連対率50%、複勝率63%、単回収率0%、複回収率405%)
上り3位【0.0.1.2】(勝率0%、連対率0%、複勝率33%、単回収率0%、複回収率133%)
上り4位以下【1.1.2.55】(勝率2%、連対率3%、複勝率7%、単回収率9%、複回収率12%)
上にまとめたのは過去5年の金盃の上り別成績で、複勝率ベースでみると、速い上がりを繰り出せれば繰り出せるほど、複勝率は上昇。上り1~3位をマークした馬の複回収率は100%を超えており、狙うべきは終いにしっかりと脚を使える馬だろう。
今年は内からマテリアルガールがハナを奪い、外からヴェルテックス、アンタンスルフレ、ランリョウオーが追いかける展開。極端なスローペースはなさそうで、例年通りの末脚勝負になるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命はこの条件なら崩れない…
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セイカメテオポリスから入りたい
大井2400~2600mのレースでは【1.2.1.0】と一度も崩れていない馬。追い込み一手で絶対的な強さがあるわけではないものの、大井の長距離戦では終いに確実に伸びてくる。直近3戦はダートグレードで言い訳の利く敗戦。今回は得意の大井長距離戦、コンビを組んで4戦3勝と相性のいい吉原騎手への乗り替わりで、ここは上位争いに加わってくるだろう。
相手にはマンガンを狙いたい
昨年の金盃では上り2位タイの脚を繰り出し、馬券圏内まであと一歩の4着に健闘した馬。昨年の東京記念でも勝ち馬セイカメテオポリスから0.4秒差の4着に入っており、このメンバーなら流れひとつで馬券圏内が狙えるはず。今回はヴェルテックス、アンタンスルフレ、ランリョウオーと番手から早めに動きたい馬が揃っており、スパート位置が少し早くなりそうで、内でじっと脚を溜められそうな本馬が漁夫の利的に追い込んでくるのではないか。
3番手はレース巧者のアンタンスルフレ
長距離戦で安定した走りを見せており、前走金盃ではミヤギザオウとの一騎打ちを制して勝利。ミヤギザオウは昨年の東京記念で勝ち馬セイカメテオポリスから0.4秒差の3着に好走しており、ミヤギザオウを基準に考えれば、セイカメテオポリスとも差のない競馬をしても不思議ではないだろう。同型が揃っており、乗り難しさはあるが、外目2番手から早めの進出ができれば、前走同様に粘り込みそうだ。
ミヤギザオウは前走金盃でアンタンスルフレに敗れたものの、ほぼ互角の競馬。昨年の東京記念では勝ち馬セイカメテオポリスから0.4秒差の3着に入っており、当時と大差ないメンバーなら馬券圏内に加わる資格はあるだろう。ただ内枠巧者のイメージがあり、外枠から内に入れられるかがカギになりそう。
ランリョウオーは2年連続で東京記念でセイカメテオポリスと接戦。能力的には互角と見ていいが、今回は大外枠に入り、また同型が多数いることを考えると、難しい立ち回りを強いられそう。
ヴェルテックスは21年名古屋グランプリ勝ち馬ではあるが、年齢を重ねてパフォーマンスがやや落ちている印象。近2走の敗戦を見ると、積極的に買いづらい。
金盃2024の印です
◎⑧セイカメテオポリス
〇⑤マンガン
▲⑪アンタンスルフレ
△⑭ミヤギザオウ
△⑮ランリョウオー
△⑩ヴェルテックス
1番アルサトワ…前走川崎マイラーズの敗戦を見ると、南関東のオープンクラスではそもそも通用しないのでは。
2番ゴースト…長期休養明けの前走金盃は勝ち馬アンタンスルフレから2.2秒差の9着。一度使われた上積みはあるかもしれないが、年齢的に大幅な変わり身は望めないだろう。
3番トーセンブル…昨年の金盃2着馬も、その後はやや低迷。前走金盃トライアルではアンタンスルフレ、ミヤギザオウに完敗だった。今年は苦戦必至と見ていいのでは。
4番カネコメノボル…JRA時代には3勝クラスまで登り詰めたが、南関東に転入後はB1でも苦戦している現状。重賞では荷が重い。
6番マテリアルガール…前走名古屋グランプリはダートグレードでノーカウントで良さそうだが、2走前のロジータ記念の敗戦が案外だった。牡馬の一級線相手では分が悪いのでは。小回りコースの方が向いている。
7番コスモポポラリタ…前走金盃トライアルではアンタンスルフレ、ミヤギザオウに完敗。当時の2頭に先着するイメージが湧かない。
9番エイシンピストン…前走金盃トライアルでは勝ち馬アンタンスルフレから1.4秒差の4着に敗退。追って味があるのは魅力も、上位争いまでは難しいだろう。
12番ドスハーツ…昨年の金盃では勝ち馬カイルから0.7秒差の8着に敗退。近走はA2でも苦戦しており、上位争いするイメージが湧かない。
13番カイル…昨年の金盃勝ち馬も、昨夏以降はパタッと走らなくなってしまった。まだ老け込む年齢ではないものの、近走の走りを見ると買いづらい。
金盃2024の買い目です
ここは◎セイカメテオポリス〇マンガンから印を打った馬に流します。
【参考買い目】
ワイド:◎ー〇(1点)
3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)
馬券はワイドでセイカメテオポリス、マンガンを押さえつつ、3連複4点を買います。
以上、金盃2024の予想でした。