天皇賞(春)2023の予想です。

天皇賞(春)2023の出走馬は、タイトルホルダー、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュ、アスクビクターモアなど17頭。京都芝3200mで行われるG1戦です。

4月30日(日)の平場、特別戦の勝負レース(天皇賞(春)、スイートピーステークスほか)はこちらから。

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天皇賞(春)2023の予想です

3年ぶりに京都芝3200mで行われる天皇賞(春)。

旧京都で行われてきた同レースは基本的に内有利で、2年連続で本命を打った◎カレンミロティック(15年10番人気3着、16年13番人気2着)も内目の枠からロスなく立ち回っての激走だった。京都リニューアル1週目は内、前有利で開幕週らしい馬場。今年の天皇賞(春)は旧京都コースで行われていた時と同じく、内をロスなく立ち回れるかがひとつの焦点になるのではないか。

本命はタイトルホルダーの連覇に期待する

凱旋門賞、帰国初戦の有馬記念こそ大敗したものの、今年初戦の日経賞では完全復活を思わせる圧勝劇。特殊な不良馬場だったとは言え、斤量59キロを背負いながら逃げて上り最速をマークし、まだまだトップレベルで走れることを証明した。京都はデビュー以来、初めての出走になるが、立ち回り力とスピードが生きやすい京都コースはむしろ阪神コースより合っている可能性がありそう。絶好の2枠3番を引けたので、ここは迷いなくハナ主張が濃厚。後続勢の目標になる立場ではあるものの、能力の高さで押し切れると判断したい。

相手はジャスティンパレスが最有力

前走阪神大賞典ではルメール騎手の見事な手綱捌きに導かれてボルドグフーシュらを押さえて勝利。当時は3番ゲートからロスなく立ち回れたアドバンテージがあったものの、今回も絶好の1枠1番を引けたので、経済コースを味方につけてボルドグフーシュらに再度先着する可能性が高いだろう。若いディープインパクト産駒で勢いがあるのも魅力。逃げるタイトルホルダーの後ろでじっと脚を溜め、直線で内からスルスルと伸びてきそうだ。

3番手は穴ならブレークアップが面白そう

前走阪神大賞典は折り合い重視で運び、上り2位の脚を繰り出して3着に好走。斤量58キロを背負わされていたことを考えると、あの一戦だけでジャスティンパレス、ボルドグフーシュと勝負付けが済んだとは言えないだろう。昨秋からじわじわと力をつけており、ここでもう一段上の走りを見せられれば、馬券圏内に届いてもいいのではないか。

もう1頭、穴で気になるのはサンレイポケット。前走阪神大賞典はジャスティンパレスの後ろで運び、直線ではラチ沿いからじわじわと伸びてきたが、苦手な瞬発力勝負になってしまい、力を出し切れずの敗戦に見えた。父はトニービンを父に持つジャングルポケットで、長く良い脚を使えるのがウリ。京都の外回りコースは合っているはずで、デムーロ騎手が馬の能力を出し切ってくれれば、波乱を演出しても驚けない。

ボルドグフーシュは前走阪神大賞典で2着に終わったものの、勝ち馬とはコースロスの差が出ての敗戦。能力的にはジャスティンパレスとほぼ互角も、今回は13番ゲートでコースロスが出そうなので、最内枠を引いたジャスティンパレスに先着するのはやや難しいかもしれない。それでも川田騎手の手綱さばきひとつで勝ち負けに加わってきてもいい。

ディープボンドは天皇賞(春)で21年2着、22年2着と2年連続で好走中。前走阪神大賞典では4歳勢の2頭に先着を許したものの、スローペースの決め手比べになってしまい、持ち前のスタミナを生かせずの敗戦だった。今回はタイトルホルダーが淀みのないラップを踏んでくれそうなので、本馬にとってはより力を発揮しやすいレースになるのではないか。

アスクビクターモアは前走日経賞が案外の結果も、特殊な不良馬場だったので参考外の一戦と捉えていいか。昨年の菊花賞ではボルドグフーシュ、ジャスティンパレスを下して勝利。能力的には前述の2頭と差はなく、昨年の菊花賞並みのパフォーマンスを発揮できるなら上位争いに加わってもいい。

天皇賞(春)2023の印です

◎③タイトルホルダー
〇①ジャスティンパレス
▲⑫ブレークアップ
△⑩サンレイポケット
△⑬ボルドグフーシュ
△⑦ディープボンド
×⑥アスクビクターモア

以上、天皇賞(春)2023の予想でした。