埼玉新聞栄冠賞2022の予想です。

埼玉新聞栄冠賞2022の出走馬は、ランリョウオー、タービランス、エルデュクラージュ、マンガン、ライトウォーリアなど12頭。浦和競馬場1900mで行われるSIIIです。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★★☆☆　妙味度★★☆☆☆）を予定しています。

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埼玉新聞栄冠賞2022の予想です

埼玉新聞栄冠賞は一昨年まで浦和1900mで行われていたが、昨年から浦和記念と同じ浦和2000mに変更。翌月に行われる浦和記念の前哨戦的な意味合いがグッと強くなった。その昨年は同レースを制したタービランスが次走浦和記念でも２着に好走。今年も年の瀬の浦和で行われる大一番に向けて目の離せない一戦と言えるだろう。

過去２年はタービランスが連覇を成し遂げているのに加え、リッカルドが20年２着、21年３着と２年連続で馬券圏内に好走。トリッキーなコースゆえ、適性がカギになるレースだ。ここは早速、予想にいきましょう。本命は…

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小久保厩舎が送り出すランリョウオーが連勝を伸ばす

３歳時に雲取賞を制して以降、スランプに陥っていたが、ここに来て再び軌道に乗り、大井記念→東京記念と重賞連勝中。どちらも僅差での勝利も横綱相撲と言える競馬で、着差以上に強さが際立ったレースだった。パイロ産駒らしくレースセンスが高く、どんなコースでも力を発揮できるタイプも、浦和は【4.1.0.0】と連対をハズしておらず、相性のいいコースのひとつ。近走の充実ぶり、コース適性の高さを考えると、大崩れするイメージがあまり浮かばない。ここはパストーソがハナを主張すると見ているので、外目２番手で流れにも乗りやすいのではないか。４コーナー先頭からしぶとく粘り込むと見た。

相手は同レースで連覇を成し遂げているタービランス

本馬もランリョウオー同様、レースセンスが高く、コースを選ばないタイプだが、浦和では【2.2.0.1】（馬券圏外に敗れたのは20年浦和記念で勝ち馬から0.1秒差の４着）とほとんど崩れていない馬。前走武蔵野オープンのレースぶりから能力はまだ健在で、今年はランリョウオーが強敵も上位争いには加わってくるのではないか。隣にランリョウオーがいるので、レースは組み立てやすいはず。

３番手にはマンガンを挙げたい

前走日本テレビ盃では上り３位の脚で追い込んで６着に健闘。一時期はスランプに陥っていたものの、ここに来て安定して末脚を伸ばせるようになってきている。浦和コースは決してベスト条件ではないものの、ここは前に行く馬が多いので、３コーナー付近からバテた馬を徐々に交わしていけば、馬券圏内に加わるチャンスは十分にあるだろう。

エルデュクラージュは今年の川崎記念２着馬。前走マーキュリーカップは逃げ、先行勢が崩れるタフな展開の中、６着に踏み止まっており、改めて高いポテンシャルを示した一戦だった。外目からスムーズな先行策が本馬の好走パターンなので、ここは内枠からどう捌くかがカギも、道中で上手く外目に持ち出せれば、勝ち負けに加わっていい。

ライトウォーリアは転入初戦のスパーキングサマーカップで11着に大敗したが、スタートで出遅れた上、位置を取りにいこうとしたところで両隣の馬に挟まれて下がってしまい、力を発揮できずの敗戦。南関東に転入前のレースを見ると、馬が走る気力をやや失くしているのは気になるものの、スムーズな先行策が打てれば、ガラリ一変があってもいいか。

埼玉新聞栄冠賞2022の印です

◎⑪ランリョウオー
〇⑫タービランス
▲②マンガン
△①エルデュクラージュ
△③ライトウォーリア

４番タカジョー…2000mで【4.1.1.0】と安定した走りを見せているが、今回は格上挑戦。さすがに適性だけで好走するのは難しいだろう。

５番エメリミット…３走前のひまわり賞は全盛期を彷彿とさせる圧勝劇も、その後はフリオーソレジェンドカップ６着、東京記念12着と結果を残せず。３走前はどうもストレスフリーな競馬が功を奏した感じがあり、同型が多数いる今回も抵抗できずに敗れそうだ。

６番トランセンデンス…前走スパーキングレディーカップは終いだけ伸ばす競馬で６着まで追い上げ、いくらか復調気配が感じられる走りも、このメンバーで馬券圏内に加わるには前走以上のパフォーマンスが求められるだろう。馬がピークを過ぎたのは間違いなく、積極的に買いたいとは思えず。

７番フレールフィーユ…クラウンカップ勝ち馬も、今振り返ると、当時は相手に恵まれていた。前走ダービーグランプリ８着の走りを見ても、ここで上位争いするイメージが湧かず。

８番リッカルド…２走前のフリオーソレジェンドカップはアッと驚く圧勝劇も、エメリミットのひまわり賞ではないが、ストレスフリーの競馬に持ち込めたのが大きかった。浦和記念は20年２着→21年３着と２年連続で好走中も、今年は相手が揃っており、３年連続馬券圏内のハードルは高そう。

９番パストーソ…キャラ的に浦和2000mへの適性はありそうだが、重賞では荷が重い現状。自分の競馬に持ち込めても４コーナーで後続勢に飲み込まれていそう。

10番ジョエル…本来は末脚堅実なタイプも、近２走がダラッとした走りでパフォーマンスを落としている。鞍上起用を考えてもここはあまり期待されてなさそう。

埼玉新聞栄冠賞2022の買い目です

ここは先週の鎌倉記念同様、上位拮抗ムードと見ているので、無理な穴狙いはせず、少点数に絞って上位人気絡みの馬券を買いたいと思います。

【参考買い目】

３連複：◎ー〇ー▲△△（３点）…本線はエルデュクラージュまで

３連複でランリョウオー、タービランスから印を打った馬へ。本線はエルデュクラージュまでです。

以上、埼玉新聞栄冠賞2022の予想でした。