サマーチャンピオン2022の予想です。
サマーチャンピオン2022の出走馬は、JRAからサクセスエナジー、コンバスチョン、レディバグ、ラウダシオン、シャマルが出走。地方勢は、リュウノシンゲン(佐賀)、コウエイアンカ(園田)らが迎え撃ちます。佐賀競馬場1400mで行われるJpnIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。
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サマーチャンピオン2022予想と見解です
サマーチャンピオンは、佐賀1400mで行われるダートグレードのハンデ戦。
近年はダートグレードでも地方勢の好走が目立つものの(今年、黒船賞→かきつばた記念と連勝したイグナイターがいい例)、サマーチャンピオンはJRA勢が圧倒的に優勢なレース。
過去5年、3着以内に好走した地方勢は18年1着エイシンバランサーのみで、同馬も3走前までJRAのオープンクラスで走っていたことを考えると、ほぼJRA勢の独壇場になっている。
今年、地方勢で好走のチャンスがあるとすれば、リュウノシンゲン、コウエイアンカの2頭だが、JRAのバリバリのオープン馬相手にどこまで通用するかは微妙なところ。基本は例年通りJRA勢中心に考えていいだろう。ここは手を広げても妙味が生まれないので、本命、対抗の馬のワイド1点が当たる前提で臨みたい。それでは予想にいきましょう。本命は勝つ可能性が最も高いと見ている…
ここより下は有料記事です(スパーキングサマーカップと合わせて400円です)。
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ダート界の新星・シャマルから入りたい
ダートグレード初挑戦の2走前の東京スプリントではリュウノユキナらを下してダートグレード初勝利。前走さきたま杯では初のコーナー4回のコースで期待と不安が半々だが、2番手から流れに乗ると、直線でサルサディオーネとの一騎打ちに持ち込んで3着に好走。最後は外からティーズダンクに交わされてしまったが、コーナー4回のコースでも対応できることを示した一戦だった。
今回、何よりも強調したいのは展開に恵まれそうな点。メンバーを見渡す限り、是が非でも逃げたい馬が見当たらず(サクセスエナジー、コンバスチョンは前に行きたいかもしれないが、どちらもスタートが上手くない)、外からスッと先行策を打てる本馬にアドバンテージがあるレースになりそう。おそらく初ダートで砂を被りたくないラウダシオンが逃げ、本馬が外目2番手でレースを実質的に支配する形になるのではないか。先週の北九州記念ではボンボヤージとのコンビで久しぶりにJRA重賞を成し遂げた川須騎手。この勢いでお手馬であるシャマルとの重賞制覇にも期待したいところ。
相手はコンバスチョンの巻き返しがあると見た
近2走はUAEダービー11着、ユニコーンステークス9着と苦戦しているものの、陣営のコメントによると、砂を被って戦意喪失していた様子。血統的にもやや単調な面があるので、近2走は消化不良の競馬だったと割り切っていいだろう。今回は実質少頭数の地方ダートグレード。マイルは気持ち長い印象を受けるので、1400mへの距離短縮はプラスに捉えていいだろう。何よりも鞍上はご当地騎手の川田騎手。佐賀のコースを知り尽くしており、鞍上込みでここは信頼していいのではないか。
3番手はレディバグを上位に取りたい
前走スパーキングレディーカップでは勝ち馬ショウナンナデシコから0.1秒差の2着に好走。勝ち馬とは斤量3キロ差があったとは言え、かしわ記念勝ち馬と接戦なら上々の内容だろう。ここは流れが向くかは微妙なところも、能力的には勝負圏内にいる1頭なのではないか。上位2頭に次いで堅実に走ってくるイメージが浮かぶ。
サクセスエナジーは昨年のサマーチャンピオン2着馬。昨年に比べれば、いくらか戦いやすい相手になっている印象はあるものの、今年に入ってから本馬自身の戦績が優れず、昨年並みのパフォーマンスを発揮できるかは怪しいところ。それでも対地方勢を考えれば、さすがに優位で、馬券圏内に加わる資格はあるだろう。
コウエイアンカはマクれる保証があれば、本命に推したいところだが、これまでのレースを見る限り、コーナーリング力がどうも微妙。昨年の笠松1400mで行われた笠松グランプリの敗戦を見ても、園田のように力を発揮できない可能性が高いのではないか。伸び伸びと走れる大井コースで買ってみたい馬。
最後にラウダシオン。リアルインパクト産駒はどちらかと言うと、芝でこそなので、ダート替わりに魅力を感じないものの、このメンバーなら単騎逃げが打てそう。スッとハナ主張ができれば、いくらか怖さがあるので念のため押さえておきたい。
サマーチャンピオン2022の印
◎⑫シャマル
〇③コンバスチョン
▲④レディバグ
△②サクセスエナジー
△⑪コウエイアンカ
△⑥ラウダシオン
1番グレートコマンダー…名古屋のB2、B3で苦戦が続いており…
5番リュウノシンゲン…地元馬で好走の可能性があるのは本馬だが、近2走で戦った相手を考えると、強気になれない。昨年の楠賞でイグナイターの2着に好走している実績があるものの、佐賀移籍後のパフォーマンスではおそらく足りないだろう。
7番ナンヨーアミーコ…佐賀への転入初戦の大村湾特別では5着に敗退。元々、芝馬で、ダートグレードでは分が悪過ぎる。
8番スーパースナッズ…2走前の吉野ヶ里記念では勝ち馬リュウノシンゲンから2.3秒差の8着。苦戦必至だろう。
9番ユアマイラブ…ダートグレードにたびたび参戦しているが、前走クラスターカップ、3走前のマーキュリーカップともに最下位に敗退。ここもグレートコマンダーとの最下位争いになりそう。
10番キタカラキタムスメ…前走吉野ヶ里記念では勝ち馬リュウノシンゲンから0.3秒差の2着。逆転可能な着差も、今回はリュウノシンゲンと同斤量になるので(前走は本馬の方が2キロ軽かった)、常識的に着差はさらに開くと考えるのが自然だろう。
サマーチャンピオン2022の買い目
ここは◎シャマル〇コンバスチョンの2頭軸で挑みたいと思います。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)
3連複でシャマル、コンバスチョンから印を打った馬へ。本線はサクセスエナジーまでです。
サマーチャンピオン2022の予想でした。