(ボンボヤージ激走は、覚えている人は少ないかと思いますが、14年◎カイシュウコロンボ(17番人気3着)並みのインパクトでした)

今回は久しぶりに的中報告というか、北九州記念で激走したボンボヤージをなぜ買えたのかについて書いていきたいと思います。

まずブログには札幌記念のみの予想を掲載しましたが、メルマガとnoteで配信した北九州記念の予想は以下の通りでした。

7月に小倉芝1200mで行われたCBC賞はテイエムスパーダが1分5秒8のレコードで逃げ切り。現状の良好な馬場状態を考えると、今回も当時並みのスピード決着が予想されるが、今回はアイビスサマーダッシュでハナを主張したシンシティを始め、ファストフォース、ジャンダルムなど前に行きたい馬がズラリ。CBC賞のような前に行ったもん勝ちになるとは思えず、ある程度は差しも決まるシナリオで臨みたい。

本命は人気でもナムラクレアを信頼する。最内枠を引いてスムーズさを欠いた阪神ジュベナイルフィリーズを除けば、【3.2.2.0】とパーフェクトな成績。特に芝1200mでは3戦3勝と負けなし。前走函館スプリントステークスは正攻法の競馬で後続を封じ込めており、ただただ強いの一言だった。8枠に入ってしまったのは決して歓迎とは言えないものの、これまでも外から差す競馬で結果を残しており(小倉2歳ステークスは少頭数だったが、8枠から外を回っての差し切り)、また前述の通り、前が速くなりそうなので、外からの差しも届くレース展開になるのではないか。間違いなく平坦芝1200mがベスト条件。ここは重賞勝利を積み重ねるチャンスだろう。

相手はもう一度、タイセイビジョンを狙いたい。前走CBC賞では鞍上・川田騎手の腕を信頼して本命に推したが、直線で内を捌いて2着を確保するというアッパレな騎乗。今回も引き続き川田騎手。前走CBC賞以上に差しが決まりやすいレースになると見ているので、追い込み一手ゆえの怖さはあるものの、ここも引き続き鞍上の腕を信頼していいのではないか。

3番手は大穴だが、ボンボヤージが不気味。オープンクラスに上がってから二ケタ着順が続いているものの、ほぼ毎回外枠を引いている不運な馬。前回、内目の枠を引いた3走前のオーシャンステークスでは直線で前が壁になりながらも上り2位タイの脚を繰り出しており、スムーズに捌けていれば、もっと上の着順が狙えたレースだった。今回は1枠1番をゲット。タイセイビジョン同様、後方一気型なので捌けるかはギャンブルも、直線で前が空けば、波乱を呼び起こしてもいいだろう。

※以下省略

【印】

◎⑯ナムラクレア
〇③タイセイビジョン
▲①ボンボヤージ
△④テイエムスパーダ
△②アネゴハダ
△⑪チェアリングソング
×⑱キャプテンドレイク

予想記事にも書いた通り、ボンボヤージを強く推せたのは、

・近走の惨敗は外枠ばかり引いての不運が重なっていた
・内目の枠を引いたオーシャンステークスのレース内容が良かった

の2点が主な根拠でした。

まず北九州記念前までのボンボヤージの戦績を見ると、

◆ボンボヤージの近走戦績

ご覧の通り、オープンクラスに上がってからは7、8枠ばかり引いており、必ずしも枠順だけに泣かされていたわけではありませんが、レース映像を見返す限り、「二ケタ着順続きの戦績は、不運が重なっている一面が大いにある」ことが分かりました。

そして前回、比較的内目の枠(4枠6番)を引いたオーシャンステークスでは直線で内に突っ込み、前が塞がりながらもスルスルと伸びて上り2位タイの脚をマーク。捌けていれば、もっと上の着順が狙えたのでは…というレースでした(以下参照)。

◆オーシャンステークスの直線映像

その2点を踏まえ、今回は1枠1番。ハイペース必至の組み合わせだったので、オーシャンステークスのような戦法で前が空けば、軽量を行かして突っ込んできても不思議ではないという結論に至りました。

最終的には予想以上に好ポジションを取れたことが最大の好走要因だったと思いますが、内枠の追い込み馬の一撃というのはパッと思いつくところでは、今年の高松宮記念を制したナランフレグがいますが、今回のようにハマるケースが稀にあるので、競馬の基本は前に行く馬を買うことですが、改めて頭の片隅に入れておきたい穴馬発掘ファクターだなと思いました。

ちなみに参考買い目は

馬券は3連複で1列目にナムラクレア、2列目にタイセイビジョン、ボンボヤージ、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がタイセイビジョン、3列目がアネゴハダまで。ボンボヤージは◎ー▲ー印でハズしたら悶絶なので、2列目に加えていますが、心情的にはナムラクレア、タイセイビジョンの2頭軸のイメージです。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー〇▲△△△×(9点)

で実際に◎ー〇▲ー印から◎ー〇ー印を重ねていく予定だったのですが、外で慌てて馬券を購入していたためか、すっかり◎ー〇の2頭軸だと思い込んでおり(苦笑)、◎ー〇ー印から◎ー〇ーボンボヤージ、テイエムスパーダ、アネゴハダを重ねる馬券を購入していました。

◆北九州記念の的中馬券

結果オーライではあったのですが、◎ナムラクレア-▲ボンボヤージー印でハズしていたら悶絶だったので、もっと言えば、このレースはそもそもボンボヤージから買うべきレースだったのかもしれません。その意味では派手な的中になった一方、反省しています。唯一、良かったのはボンボヤージが突っ込んできてこそのレースだったので、ボンボヤージ絡みを本線に組み込んでしっかりと買えたことでしょうか。

人気がないとどうしても不安になったりするのが競馬ファンの性ではありますが、今週以降も自分を信じ、本当に買いたい馬を熟考しつつ、それを印、馬券にしっかりと反映させていきたいですね。

早いもので夏競馬は残り2週。調子がじわじわと上がりつつある気がするので、残り2週はホームランだけではなく、ヤクルトの村上のように打率も徐々に上げていければと思います。

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