新潟記念2021の予想です。
新潟記念2021の出走馬は、ザダル、クラヴェル、リアアメリア、ラーゴム、トーセンスーリヤなど17頭。新潟芝2000mで行われるハンデ・Ｇ３戦です。
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新潟記念2021の予想です
夏の新潟開催の最終週に行われる新潟記念。ペースが上がらないため、前に行った馬が粘り込むこともあるが、基本的には16年アデイインザライフ、18年ブラストワンピース、19年ユーキャンスマイルなど、不器用でも終いにしっかりと脚を使える馬が有利なレースと言っていいだろう。現在の新潟芝の状態を見ても、直線は馬群が横一線に広がっての追い比べになる可能性が高いのではないか。
本命はリアアメリアの復活に期待したい
良くも悪くも早期に素質開花し、その後に萎んでいく中内田厩舎所属っぽい馬だが、近走はレースセンスのなさが露呈したり、条件が噛み合わないレースを使われており、「もう終わった」とはまだ言えないはず。実際、阪神牝馬ステークス、ヴィクトリアマイルともに上り３位タイでまとめており、終いはこの馬なりに伸びていた。レースセンスがないゆえにワンターンの芝2000mで、極端な上りが求められない新潟芝は本馬にとって絶好の条件。逆にここで走らなければ、今後も買えるレースはないだろう。マイルではどうしても置かれてしまうが、この距離で序盤にゆったりと入る新潟芝2000mならそれなりの位置を取れるのではないか。
相手は同じく牝馬のクラヴェル
３勝クラスで勝ち切れないレースが続いていたが、ここに来てマーメイドステークス２着、中京記念３着と重賞で連続好走。元々、高い素質を見せていたが、馬体重が徐々に増えてきたことで本格化してきたのだろう。鞍上が鞍上なだけに溜め過ぎは怖いが、直線で馬群が横一線に広がっての追い比べになれば、確実に伸びてくるのではないか。過去に新潟芝でも勝ち鞍がある。
３番手はヤシャマルが侮れないはず
前走エプソムカップで連勝ストップしてしまったが、先行策を打ったのが裏目に出ての敗戦。１勝クラスから３勝クラスまでの３連勝がなかなか味のある走りで、本来のように溜めて末脚を生かす形なら巻き返しがあってもいいのではないか。鞍上も不気味ではある。
パルティアーモは未勝利勝ち後、ほとんど崩れたことがない馬。新潟芝2000mで２戦２勝を挙げているように、直線の長いコースで決め手を生かす競馬が合っており、新潟記念はドンピシャの条件だろう。血統的に奥深さがあり、重賞初挑戦でも侮れない。
トーセンスーリヤは前走函館記念で本命に推し、期待通りの完勝。引き続き侮れないが、新潟芝2000mはベスト条件ではなく、斤量増を考えても積極的には推しづらい。
プレシャスブルーは 新潟芝2000mで20年新潟大賞典３着、21年福島民報杯２着の実績。伸び伸びと走れる同コースは合っており、外差しが決まれば、台頭してくるのではないか。
ザダルは前走エプソムカップで待望の重賞初制覇。斤量は増えるものの、当時と似たような条件なのであれば、連続好走があってもいい。
ラーゴムはクラシックで結果を残せなかったが、Ｇ３のハンデ戦なら好走のチャンスがあっても良さそう。スパッと切れるタイプではないので、開催最終週の荒れた芝は本馬にとって好都合だろう。
エフェクトオンは前走阿武隈ステークスを勝利してオープン入り。重賞で即通用するかは微妙も、勢いのあるディープインパクト産駒で好枠を引けたので、押さえておいて損はないだろう。
サトノアーサーは最内枠がネックも、前走関屋記念は展開が向かなかった上に直線で前が詰まりながらも上り２位をマークしており、まだ終わったわけではなさそう。乗り難しい枠だが、新潟には実績があり、一応の警戒は必要だろう。
ショウナンバルディは立ち回り型なので、追い比べで上位争いに加われるか疑問も、中京芝2000mでも結果を残しているので、安易に嫌う必要はないか。
新潟記念2021の印です
◎⑤リアアメリア
〇⑬クラヴェル
▲⑫ヤシャマル
△⑥パルティアーモ
△⑰トーセンスーリヤ
△⑮プレシャスブルー
×②ザダル
×⑩ラーゴム
×⑭エフェクトオン
×①サトノアーサー
×③ショウナンバルディ
以上、新潟記念2021の予想でした。
