東京シンデレラマイル2019（大井）の予想です。
東京シンデレラマイル2019の出走馬は、ミッシングリンク、サラーブ、サンルイビル、ペタルーダ、オルキスリアンなど16頭。大井競馬場1600mで行われるSIII戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆）を予定しています。
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東京シンデレラマイル2019の予想と見解です
前日オッズを見る限り、人気を集めるのは元ＪＲＡ所属で、ダートグレードでもそれなりに走ってきたサラーブ、ミッシングリンクの２頭になりそう。ただし、サラーブは転厩後に馬券圏内なしで、ミッシングリンクは最後に勝利を挙げたのが18年柳都ステークス。２頭ともに押し出されて人気を集めている感が強く、決して盤石の存在とはいえないだろう。
18年は平穏な決着に終わったが、17年は11→５→10番人気の決着で、３連複23万馬券、３連単240万馬券が飛び出しているレース。今年もやや波乱の匂いがする。ここは前述の２頭ではなく、伏兵の生え抜き地方馬から攻めてみたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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オルキスリアンの一撃に期待したい
戦績だけ見ると、ムラ駆けの印象が強いものの、近走はダートグレードを除けば、すべて３着以内に好走している馬（以下参照）。
◆オルキスリアンの近走成績
好走パターンはだいたい決まっており、早めに動いて粘り込む形。例えば、今年に入って行われた９戦のうち４コーナー４番手以内は【1.3.0.0】で、同５番手以下は【0.0.0.5】。速い脚が使えないので、早め早めに動いてナンボのタイプなのだろう。今回は本馬より２つ内に逃げたいエイシンセラードがいるので、その外目の番手を確保しやすそう。このメンバーで前々で流れに乗れれば、２走前や４走前のようにしぶとく粘り込めるのではないか。東京大賞典はミスプロ系のワンツースリーだったので、今の馬場も合っているはず（本馬は父がミスプロ系のキングカメハメハ）。
相手は上位人気ではサラーブを上位に取る
転入してから結果は出ていないものの、２走前のレディスプレリュードはハイペースを早めに動いて５着と非常に中身の濃い内容。当時、逃げて４着だったクレイジーアクセルは次走クイーン賞を勝利しており、本馬も展開ひとつでダートグレードで通用するだけの能力はあると見ていいだろう。前走ＪＢＣレディスクラシックは距離もコースも合わずで参考外。内回りコースとはいえ、伸び伸びと走れる大井なら巻き返してくるのではないか。御神本騎手が継続して乗れるのも魅力。
３番手は上位人気の一角・ミッシングリンク
ダートグレード路線を歩んでいるため、結果は出ていないものの、５走前の京成盃グランドマイラーズではベンテンコゾウ、リコーワルサーに次ぐ３着を確保。今回は牝馬限定戦で当時より相手関係がグッと楽になるので、勝ち負けに加わっても何ら不思議ではないだろう。ただ大井の内回りコースが合うかはやや微妙な面があり、この枠で位置を落として揉まれてしまうと、意外と伸び切れず…というシーンがあるかもしれない。
ローレライは５走前にはダートグレードのスパーキングレディーカップでも３着に好走。ハマった時の脚は確かで、ここも展開ひとつだろう。母母がアクイレジアで、オルキスリアンとは近親にあたる。
ステップオブダンスは前走クイーンズオーディションでオルキスリアンの２着に好走。そのオルキスリアンに本命を打つ以上、本馬にも重い印が必要だろう。レースセンスが高く、スッと動ける器用さがあるので、大井でも内回りコースなら楽しみはある。
ペタルーダは前走シンデレラマイルトライアルで２着に好走。どうもワンパンチ足りないイメージはあるが、逆にいえば、相手なりに走るともいえるか。今回はサンルイビルより斤量が２キロ軽いので、逆転しても何ら驚けない。
サンルイビルは今夏からトントン拍子で出世した馬。前走シンデレラマイルも接戦とはいえ、勝ち切っており、斤量２キロ増でも今の成長力を考えれば、再度好勝負に持ち込んでも不思議ではない。
ストロングハートは近走不振も、使われつつ徐々に復調気配ではあるか。調教の動きは抜群にいいので、まだ見限るのは早計かもしれない。鞍上起用を考えても怖い。
最後にジェッシージェニー。近２走は他地区のレースだが、読売レディス杯→秋桜賞と重賞連勝。その２レースでは南関東で重賞２勝を挙げているステップオブダンスに先着を果たしており、同馬を基準に考えれば、ジェッシージェニーが南関東の重賞で好走しても何ら不思議ではない。近２走が「他地区の低レベル戦」として舐められるなら怖い１頭だろう。
東京シンデレラマイル2019の印
◎⑮オルキスリアン
○⑦サラーブ
▲③ミッシングリンク
△⑯ローレライ
△⑤ステップオブダンス
△⑩ペタルーダ
×④サンルイビル
×⑫ストロングハート
×⑭ジェッシージェニー
１番レガロデルソル…３走前のシンデレラチャレンジでは強烈な末脚を発揮して２着に好走したが、マイルではどうも末脚が鈍る。出遅れ癖、16頭立てのフルゲートと不安要素もある。
２番ナンヨーオボロヅキ…高知では高知優駿含む重賞３勝。南関東でもそれなりに戦えそうだが、Ｂ１格付けでの重賞挑戦。主戦だった赤岡騎手がエターナルモールに騎乗することを考えても、ここは期待されていないのでは。
６番エースウィズ…３走前のシンデレラチャレンジは鮮やかな差し切り勝ちも、キンシャサノキセキ産駒でマイルは１ハロン長い。前走シンデレラマイルトライアルでは勝ち馬サンルイビルから0.8秒差の４着。今回は相手がさらに強くなるので、馬券圏内までは難しいだろう。
８番アークヴィグラス…秋２戦があまりにも走らな過ぎる。走る気持ちがプツンと切れてしまったのでは。
９番エターナルモール…近走はＢ１でもサッパリの走りが続いている。さすがに重賞では荷が重い。昨年の同レースも12着に大敗している。
11番ポッドギル…ユングフラウ賞勝ち馬も、ひと夏を越しての成績がサッパリ。マイルも長い。
13番エイシンセラード…ＪＲＡダート４勝の実力馬も、３走前のレディスプレリュードでは最下位に敗退。前走東海菊花賞ではポルタディソーニに完敗しており、南関東の重賞では歯が立たないのでは。
東京シンデレラマイル2019の買い目
ここはオルキスリアンから人気２頭に流して勝負します。
【参考買い目】
３連複：◎ー○▲ー○▲△△△×××（13点）
３連複で１列目にオルキスリアン、２列目にサラーブ、ミッシングリンク、３列目に印を打った馬へ（ワイド２点でもＯＫ）。本線は２列目がサラーブ、３列目がサンルイビルまでです。
馬連：◎ー○▲（２点）
あとは馬連でオルキスリアンからサラーブ、ミッシングリンクへ。
以上、東京シンデレラマイル2019の予想でした。
