東京大賞典2019（大井）の予想です。
東京大賞典2019の出走馬は、ＪＲＡからアポロテネシー、ケイティブレイブ、サノサマー、ロンドンタウン、オメガパフューム、ゴールドドリーム、ロードゴラッソが出走。地方勢は、モジアナフレイバー、ノンコノユメ（以上、大井）らが迎え撃ちます。大井競馬場2000mで行われるＧ１戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。
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東京大賞典2019の予想と見解です
昨年の東京大賞典の１～３着馬（１～３番人気）が再び顔をそろえ、昨年の再現も十分に起こりそうな一戦。その昨年は、３歳のオメガパフュームが古馬のゴールドドリーム、ケイティブレイブを一蹴。大一番でＧ１初勝利を飾った。
◆2018年の東京大賞典の結果
その後は３頭そろって対戦することはなかったが、１年越しに再び対戦。３頭ともにまだまだ衰えを見せておらず、今年の東京大賞典は昨年の１～３着馬の優劣をどうつけるかが問われる一戦といえるだろう。波乱は見込みにくいが、勝ち馬をピンポイントで当て、相手も絞って挑みたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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ケイティブレイブが昨年の雪辱を果たすと見た
昨年の東京大賞典では３着に敗れたが、１枠２番を生かせず、外々を回っての追い比べではオメガパフューム、ゴールドドリームに劣って当然。本馬の良さはやはり立ち回り力と先行力であり、その意味で浦和記念で早め先頭から押し切る競馬を選択した御神本騎手が継続で騎乗できるのは大きい。どうも福永騎手は17年帝王賞、18年ＪＢＣクラシックの差し切り勝ちの印象が強いのか、その後も教育騎乗を連発しており、本馬の良さを生かし切れていなかった。今回は前走に続いて名手・御神本騎手。勝ち切るならこれ以上ない騎手起用で、オメガパフューム、ゴールドドリームが差し込んでくる前に真っ先にゴール板に飛び込むと見た。メンバーを見渡しても、逃げ、先行勢が手薄なので、前、内で立ち回れるメリットは大きいはずだ（おそらくアポロテネシーが逃げ、ケイティブレイブが好位の内に収まるはず）。
相手はオメガパフュームの巻き返しが濃厚だろう
前走チャンピオンズカップでは６着に敗れたものの、【0.1.1.3】といまひとつの左回りに加え、逃げ、先行勢がそのままなだれ込む行った行ったのような決着では敗戦も仕方ない。大井2000mでは18年ジャパンダートダービー２着、18年東京大賞典１着、19年帝王賞１着と連対をハズしておらず、ここはベタに巻き返しの番と見ていいだろう。ただ大井巧者なのはバレバレで、おそらくゴールドドリームと人気を分け合う形になるはず。ここが狙い目とばかりに喜んで飛びつく馬ではない。鞍上もやはり不安だ。
３番手はゴールドドリームも崩れるイメージが湧かない
左回りベストのイメージはあるものの、決して右回りがダメなわけではなく、18年帝王賞ではケイティブレイブを下して勝利し、18年東京大賞典では勝ち馬オメガパフュームから0.1秒差の２着に好走。大井2000mでケイティブレイブ、オメガパフュームと互角の競馬を見せており、その２頭を評価する以上、本馬にも同等の扱いが必要だろう。ただ近走はやや勝ち切れなくなっているので、ここも１着より２、３着に敗れる方がイメージしやすい。
最後に地元の雄・モジアナフレイバー。ここまでＧ１（JpnI）では結果が出ていないものの、大井記念ではセンチュリオン（19年ＪＢＣクラシック３着）、勝島王冠ではノンコノユメ（19年帝王賞３着）に完勝しており、ＪＲＡ勢相手でもヒケを取らないはず。ただ昨年の帝王賞の走りを見る限り、一級線相手に互角の勝負を演じるにはもうワンパンチ欲しい。【8.0.0.5】の戦績が示す通りピンかパーかのタイプでもあり、本命に打たないなら評価を下げたい。
東京大賞典2019の印
◎②ケイティブレイブ
○⑨オメガパフューム
▲⑫ゴールドドリーム
△⑤モジアナフレイバー
１番アポロテネシー…アポロケンタッキーと同じく大型で不器用な「アポロ」。伸び伸びと走れる大井コースに変わるのはプラスも、Ｇ１ではさすがに荷が重いか。武豊騎手はおそらく逃げの手を打つと見ているが、直線入り口ではケイティブレイブに飲み込まれているのでは。
３番ウマノジョー…かつては17年ダイオライト記念３着などもあるが、年を重ねるにつれてパフォーマンスが低下。近走は南関東重賞でも苦戦しており、Ｇ１では参加するだけで終わるだろう。
４番サンドプラチナ…南関東のＡ２でも掲示板に入れていない現状。参加するだけだろう。
６番サノサマー…ＪＲＡのオープン特別でアタマ打ちの現状。後方から進めてバテた馬を交わすだけで終わるのでは。
７番ロンドンタウン…前走チャンピオンズカップは展開、馬場の恩恵を受けるも踏ん張り切れずに10着に敗退。Ｇ１では荷が重い。
８番バルダッサーレ…前走勝島王冠ではモジアナフレイバー、ノンコノユメに完敗。Ｇ１では歯が立たないだろう。
11番ゴーディー…出走資格を求めて目の前のレースにただ参加しているだけ。
13番ロードゴラッソ…４歳でまだ伸びシロはありそうだが、一連の競馬を見る限り、一級線相手では分が悪い。前走浦和記念では開腹手術明けのケイティブレイブに完敗。さらに相手が強化される今回は着順を落とすと考えるのが自然なのでは。
東京大賞典2019の買い目
ここは◎ケイティブレイブのアタマ固定で勝負。展開的にも前、内有利になりそうなので、押し切り可能と見ています。
馬単：◎→○▲△（３点）
馬単でケイティブレイブから印を打った馬へ。本線はゴールドドリームまでです。
３連単：◎→○▲△→○▲△（６点）
３連単でケイティブレイブから印を打った馬へ。本線は前述の通りゴールドドリームまでです（モジアナフレイバーはデビューしてから２、３着が一度もない）。
３連単：△→◎○▲→◎○▲（６点）
最後に押さえとしてやや変則的ですが、モジアナフレイバーが勝ち、相手に印を打った馬が入る組み合わせ。モジアナフレイバーは予想記事でも書きましたが、【8.0.0.5】とピンかパーかのタイプなので、ここも馬券に絡むならアタマで突き抜ける可能性が高いと見ています。どれも万馬券なので少しだけ押さえておきます。
以上、東京大賞典2019の予想でした。
