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秋華賞2019の予想です。

秋華賞2019の出走馬は、ダノンファンタジー、クロノジェネシス、エスポワール、サトノダムゼルなど17頭(メイショウショウブが出走取消)。京都競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG1戦です。

10月13日(日)の平場の勝負レースはこちらから(1場開催につき300円にしています。

土曜日の京都は芝もダートもカオスな馬場。特にダートは4コーナー=ゴールみたいなレースが多く、直線に入ってからの攻防がほとんどなかったですね。

日曜日の京都は晴れ予報ですが、ここまで悪くなった馬場が一気に回復するとは思えず、秋華賞は稍~重での実施になりそう。難易度がより増しましたが、条件は予想するファンも騎手も馬も同じなので、あまり深く考えずに臨みたいと思います。道悪のG1といえば、天皇賞(秋)◎レインボーライン、秋華賞◎ディアドラなど、相性のいいイメージがありますね。

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秋華賞2019の予想です

秋華賞は京都芝2000m内回りのイメージとは裏腹に差し、追い込み決着になりやすいレース。過去5年の3着以内馬15頭のうち14頭は2コーナー5番手以下なので、序盤を中団~後方で待機し、直線でしっかりと脚を使える馬が狙い目といえるだろう。今年はさらに道悪競馬が濃厚。例年以上にタフな追い比べになりそうだ。

本命は伏兵・シゲルピンクダイヤの一撃に期待したい

春の桜花賞ではクロノジェネシス、ダノンファンタジー、ビーチサンバらを押さえて2着に好走した馬。その後は結果が出ていないものの、オークスは輸送の影響かイレ込んで競馬にならず、ローズステークスは極端な高速馬場&瞬発力勝負でディープインパクト産駒に劣っただけだろう。ポテンシャルは間違いなくダノンファンタジー、クロノジェネシス級にも関わらず、今回は近2走の敗戦かつ新興勢力(エスポワール、サトノダムゼル、ブランノワールら)の参戦で人気を落としそう。これまでのパフォーマンスとオッズを考えると、最も魅力的な1頭といえるだろう。

距離は正直、走ってみないと分からないが、母系は典型的な欧州血統(母父父がSadler’s Wells)。ダイワメジャー産駒らしくパワフルな走りをするので、道悪競馬には対応できるのではないか。

相手はクロノジェネシスが堅実に走ってきそう

半姉ノームコア同様にレースの幅が広く、コースや展開に関係なく力を発揮できるのが魅力。G1では阪神ジュベナイルフィリーズ2着→桜花賞3着→オークス3着とすべて3着以内に好走。能力と安定感では一歩抜けているだろう。オークス以来の実戦になるが、当初から予定されたローテーションなので、休み明けだからといって割り引く必要はない。昨年の勝ち馬で本馬と同じノーザンファーム生産のアーモンドアイもオークスからの直行で同レースを制している。

3番手はシェーングランツが面白そうだ

2歳時のアルテミスステークスを勝利して以降、結果が出ておらず、半姉ソウルスターリング同様に早熟臭が漂うものの、前走オークスでは後方から大外を回り、3着クロノジェネシスとは0.3秒差。コース取りを考えると、クロノジェネシスとはほぼ互角のパフォーマンスを見せており、まだ姉のように気持ちがプツンと切れたわけではない。これまでのレースを見ると、使われつつ馬体重を減らす傾向があるので、フレッシュな状態で走れる休み明けはむしろプラスに捉えて良さそう(調教後の馬体重が474キロなので、少なくても460キロ台では出走できるはず)。オッズ的にも魅力があるので、ここは上位に評価したい。

カレンブーケドールはオークスで12番人気の低評価を覆して2着に好走。正攻法の競馬で粘り込んだ走りは、勝ち馬ラヴズオンリーユー以上のパフォーマンスだったといってもいい。前走紫苑ステークスでは3着に敗れたものの、あの一戦だけで評価を下げる必要はないだろう。

ビーチサンバは春のクラシックこそ桜花賞5着、オークス15着と結果が出なかったものの、クイーンカップ2着、ローズステークス2着の走りを見る限り、世代のトップグループに位置しているのは間違いない。良馬場ではいかにも切れ負けしそうだったので、馬場悪化は歓迎といえるのではないか。

エスポワールは近2走が圧巻の勝ちっぷり。後続を引き離して勝利した前走シンガポールターフクラブ賞でもまだ余裕を残しており、上昇度を考えると、一気に世代の頂点に立っても不思議ではない。それでも初の一級線相手、テン乗りのシュタルケ騎手などの不安があるので、人気に推されるなら相手評価に留めておくのが無難か。

コントラチェックは追い比べになりやすい秋華賞のレース傾向に合うかは微妙だが、オークスでは3番人気に推されたほどの馬。今回のメンバーなら外目からスムーズな先行策が打てそうなので、安易に軽視することは出来ない。

ダノンファンタジーは揉まれる可能性が高い最内枠を引き、スプリンターズステークスのダノンスマッシュの二の舞になりそう。レコード勝ちしたローズステークスの走りを見ても、馬場悪化はマイナスになるはずで、馬券圏外に消えても全く驚けない。人気ほど買いたくないという意味で評価を大きく下げた。

サトノダムゼルは3連勝がなかなか味のある勝ちっぷり。M・デムーロ騎手も述べているが、馬が前の馬を捕まえに行こうという気持ちに溢れているので、相手が強化されてもパフォーマンスをさらに上げてくる可能性は大いにあるだろう。

最後にパッシングスルー。シンザン記念以降、本命を打ち続けてきたが、前走紫苑ステークスでやや底が見えた印象。その紫苑ステークスは相手関係にも恵まれたので、前走以上のパフォーマンスを出せないと、秋華賞での好走は難しいだろう。

秋華賞2019の印です

◎⑭シゲルピンクダイヤ
○⑤クロノジェネシス
▲⑩シェーングランツ
△⑧カレンブーケドール
△⑦ビーチサンバ
△⑰エスポワール
×⑮コントラチェック
×①ダノンファンタジー
×⑬サトノダムゼル
×⑯パッシングスルー

以上、秋華賞2019の予想でした。