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クラスターカップ2019(盛岡)の予想です。

クラスターカップ2019の出走馬は、JRAからノボバカラ、ヒロシゲゴールド、コパノキッキング、ヤマニンアンプリメ、アシャカダイキが出走。地方勢は、ブルドッグボス、ショコラブラン、メイショウアイアン(以上、北海道)、ラブバレット(岩手)らが迎え撃ちます。盛岡競馬場1200mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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先週のJRAの振り返りは札幌記念の展望記事に書くとして、お盆開催は恒例の地方重賞4連戦です。

8/12(月)クラスターカップ
8/14(水)サマーチャンピオン
8/14(水)黒潮盃
8/15(木)ブリーダーズゴールドカップ

地方重賞は不振が続いていますが、ゴールデンウィークやお盆などの連戦は割と強いイメージ。この4連戦のどこかで大きな一撃を出して、反撃の狼煙を上げられるよう頑張って参ります。

クラスターカップは2年連続で仕留めているので今年も当てていいスタートを切りたいですね。

◆17年クラスターカップ
1着◎ブルドッグボス(4番人気)
2着○ラブバレット(3番人気)
3着△1サイタスリーレッド(1番人気)

◆18年クラスターカップ
1着△オウケンビリーヴ(3番人気)
2着○ネロ(4番人気)
3着◎ラブバレット(2番人気)

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クラスターカップ2019の予想と見解です

始めに過去3年のクラスターカップの結果(16~18年)が以下の通り。

◆過去3年のクラスターカップの結果(16~18年)

着順 馬名 通過順
18年 1 オウケンビリーヴ 2-1
2 ネロ 1-1
3 ラブバレット 2-3
17年 1 ブルドッグボス 3-3
2 ラブバレット 2-2
3 サイタスリーレッド 1-1
16年 1 ダノンレジェンド 1-1
2 ブルドッグボス 5-3
3 ラブバレット 1-1

クラスターカップの最大のポイントはとにかく逃げ、先行勢が強いことだろう。

過去3年の3着以内馬9頭はすべて4コーナー3番手以内に位置しており、直線入り口でほぼ大勢が決しているレースになっている。

盛岡ダートは他場と比べて時計が速く、特に短距離は惰性で粘り込みやすいのが特徴。クラスターカップでは逃げ、先行勢が上り34秒台でまとめてしまうので、差し、追い込み勢はどんなに強烈な末脚を持っていても前との差をなかなか詰められない。

今年は出遅れ癖を抱えるコパノキッキングの1番人気が濃厚。隊列を考えると、「4コーナー3番手以内」にいるか怪しく、決してタダ貰いのレースではないだろう。当日の盛岡競馬場は藤田菜七子騎手の重賞初制覇を期待する雰囲気に包まれそうだが、百戦錬磨のベテラン騎手が競馬の難しさを教える結果になりそうだ。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ヤマニンアンプリメの重賞連勝に期待する

今年に入ってから馬体重が500キロを超えるようになり、馬自身が明らかにパワーアップ。調教助手のコメントによると、「トモがしっかりとしてきた」ようで、それが近2走のダッシュ力につながっているのだろう。前走北海道スプリントでも楽々と3番手を確保できており、ここは小細工せずに内のヒロシゲゴールドを徹底マークするはず。4コーナー2or3番手の通過になりそうで、そこからもうひと伸び出来れば、真っ先にゴール板に飛び込むのではないか。少なくてもコパノキッキングより位置を取れるのは大きい。

相手はコパノキッキングが勝ち切れなくても馬券圏内には来る

前走東京スプリントは内、前が圧倒的に有利な馬場の中、直線でただ1頭外を回って伸びて来ており、文字通り負けて強しの競馬。追われてからトップスピードに乗るまでの時間が速く、4コーナー4、5番手で回ってきても本馬の脚力があれば、少なくても1、2頭は交わせるだろう。人気、脚質的に2、3着付けにしてこそ妙味だが、4コーナーでヤマニンアンプリメから2馬身圏内にいれば、勝利の文字も見えてくる。

3番手は惰性で粘り込む競馬が得意なノボバカラ

一時期は明らかにスランプに陥っていたが、ここに来て再び調子を取り戻し、前走北海道スプリントでは内からしぶとく伸びて3着を確保。クラスターカップは初出走だが、かつて南部杯で逃げて2着に好走したことがあり、惰性競馬になりやすい盛岡のワンターンコースは合っている。逃げるヒロシゲゴールドの一列後ろを確保できれば、最後までバテずに粘り込みそうだ。

地元のラブバレットも侮れない。盛岡ダート1200mでは【4.1.3.0】と複勝率100%を維持しており、クラスターカップでも15年3着、16年3着、17年2着、18年3着と4年連続で好走中。JRA移籍でリズムを崩していたが、盛岡に再び戻り、近2走がさすがの走り。能力はまだ衰えておらず、5年連続の好走があっても驚けない。

ショコラブランも圏内の1頭。良くも悪くも一本調子のスピード型で、惰性で粘り込みやすい盛岡ダートは合っているはず。17年クラスターカップでも見せ場たっぷりの4着に健闘しており、勝ち負けはともかく3着争いなら加わるチャンスはある。

最後にアシャカダイキ。レース傾向的には厳しいが、前走天保山ステークスは揉まれながら最後までしっかりと伸びており、オープンクラスにメドの立つ内容だった。1200mで派手な追い込みを決めたことがあり、前に予想以上に負荷がかかれば、出番がやってくるかもしれない。

3番人気濃厚なヒロシゲゴールドは思い切って消す。4コーナーの位置取りを考えると、怖さはあるが、近2走のレースぶりがあまりにもダラしない。どうもリズムを崩していると見てよく、ヤマニンアンプリメの徹底マークを受ければ、4コーナー先頭でも意外と簡単に失速してしまうのではないか。

クラスターカップ2019の印

◎⑩ヤマニンアンプリメ<堅軸>
○⑨コパノキッキング<堅軸>
▲⑤ノボバカラ
△⑫ラブバレット
△③ショコラブラン
△⑪アシャカダイキ

クラスターカップ2019の予想ファイル

クラスターカップ2019の買い目

まず印を少し追加します。

◎⑩ヤマニンアンプリメ<堅軸>
○⑨コパノキッキング<堅軸>
▲⑤ノボバカラ
△⑫ラブバレット
△③ショコラブラン
△⑪アシャカダイキ
×⑥ヒロシゲゴールド
×②ブルドッグボス
×⑬メイショウアイアン

ヒロシゲゴールド以下は正直、買いたくないのですが、ヤマニンアンプリメのアタマ固定で勝負することにしたので、ヤマニンアンプリメが勝ち、馬券を外すパターンだけは避けるため、ヒモはなるべく手広くいきます。

コパノキッキングはレース傾向的に2、3着に終わりそう(オッズ的にもアタマ固定で買うメリットがない)、ヒロシゲゴールドは近2走の走りから調子自体に疑問が残るので、消去法で考えても勝ち馬に最も近いのはヤマニンアンプリメかと思います。

【参考買い目】

3連単:◎→○⇔▲△△△×××(14点)

3連単でヤマニンアンプリメが勝ち、コパノキッキングが2、3着に入る組み合わせ。相手はショコラブランまでを厚めに買います。その重ねた部分がボーナスという考え方です。ヒロシゲゴールド絡みは安い上にあまり買いたくないので、そこの組み合わせはトントンくらいに押さえます。

以上、クラスターカップ2019の予想でした。