函館2歳ステークス2019の予想です。

函館2歳ステークス2019の出走馬は、レッドヴェイパー、パフェムリ、タイセイビジョン、スマートカーリー、ビアンフェなど16頭。函館競馬場芝1200mで行われる2歳限定のG3重賞です。

7月21日(日)の平場の勝負レースはこちらから(予想は当日の9時ごろに掲載します)。

土曜日は勝負度C以上のレースが2つ。

結果は…

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≪函館10レース 横津岳特別 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨ディバインフォース<堅軸>(3番人気1着
○①タニノドラマ
▲⑩サンサルドス(1番人気3着
△⑦リードザフィールド
△④ダークナイトムーン
△②ディーグランデ(7番人気2着
×③エスピリトゥオーゾ
×⑧ウイングセクション
×⑤ワークジュニア
×⑥ロジャージーニアス

ここはディバインフォースを大いに買いたい。前走青葉賞のレース回顧で「着順こそ悪いものの、後方追走から上り2位の脚を使っており、ようやく伸びてきたところがゴール。レースセンスこそないものの、持久力は相当豊富な印象。将来的にはローカルの少頭数戦の芝2600mあたりで活躍してそう。」とメモしていた馬。今回は本馬の良さが最大限に生きそうな「開催最終週の芝+10頭立ての少頭数+持久力戦濃厚の函館芝2600m」という条件。鞍上も前への意識がある横山武史騎手なら本馬の力を出し切ってくれるだろう。このメンバーなら勝ち切りまで期待したい。

相手はタニノドラマ、サンサルドスの3歳勢を上位に取るが、ほかの馬も一長一短で何が突っ込んで来ても不思議ではない。

馬券は相手が難解なのもあり、シンプルにディバインフォースの単勝を買いたい。最低でも4倍以上はついて欲しいところ。3連単は相手に信用できそうな馬が見当たらないので買いづらいですね。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)…2番人気、4.5倍想定

≪函館11レース 函館日刊スポーツ杯 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑬ジョーマンデリン<堅軸>(2番人気2着
○⑪スワーヴアーサー<次走注目>
▲②ハウメア(1番人気1着
△③マイネルパラディ
△⑩ニホンピロヘンソン
△⑧ナンヨーアミーコ
×⑭ハーグリーブス
×④アイファープリティ
×⑤ダノンジャスティス(3番人気3着
×①スビールアスール
×⑯ホウオウカトリーヌ

ここはジョーマンデリンが3連勝を決めるはず。前走道新スポーツ杯は逃げ、先行勢が総崩れの中、2番手追走から楽々と押し切り、着差、時計以上に強さが際立ったレース。レースぶりからまだまだ良くなりそうな雰囲気があり、昇級しても壁はないだろう。メンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢が明らかに手薄な一戦(1番人気のハウメアはこの枠だと前走に続いて置いていかれるはず)。外目からスムーズな先行策に持ち込めば、好勝負必至と見た。

相手は昇級してから不運なレースが続いているスワーヴアーサー。直近のレースを振り返ると、3走前の大阪ーハンブルクカップが最後方から大外ぶん回しで差し届かず、2走前のフリーウェイステークスが苦手な加速力勝負、前走TVh杯は直線で前が詰まり通しとまともに力を発揮できていないレースばかり。今回は開催最終週の芝でやや外目の6枠11番ゲート。スムーズに末脚を伸ばせそうで、久しぶりに能力全開といくのではないか。

3番手はハウメア。枠が枠だけに怖さはあるが、前走TVh杯でも最後方まで下がりながら直線だけで豪快に追い込んでおり、スムーズに捌くことさえ出来れば、上位争いには加わってくるだろう。

馬券はジョーマンデリンは展開的にここも突破できると見て単勝を買いたい。最低でも4倍以上はついて欲しいところ。3連複なら2列目にスワーヴアーサー、ハウメアですね。3連単を絞って買うなら◎→○▲→ハーグリーブスまでくらいを押さえたい。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)…2番人気、4.5倍想定

3連単:◎→○▲→○▲△△△×(10点)

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どちらもアタマ固定で勝負しており、横津岳特別の方が的中。

◎ディバインフォースは出遅れるも、鞍上が上手くリカバリーしてくれました。さすが横山武史騎手ですね。

ただ勝負度D以下のレースでだいぶ溶かしてしまったので、土曜日はちょいプラスで終了。日曜日はもっとたくさん当てたいですね。これからじっくりと検討してきます。

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函館2歳ステークス2019の予想です

キャリアの浅い馬同士による2歳重賞。いくら新馬戦のパフォーマンスが高くても2戦目でコロッと負けるケースは多々あり、新馬戦、あるいは未勝利戦の勝ちっぷりだけではなんとも言えないのが難しいところだが、ここは前走のパフォーマンスと人気のギャップが最も大きそうな馬を狙ってみたい。

本命は大穴だが、マンバーの大駆けに期待してみたい

新馬は6頭立ての少頭数でメンバーレベルも高かったとは言えないが、A→Bコース替わりで内がやや有利の馬場の中、スタートで出遅れて4コーナーで5頭分ほど外を回りながら差し切っており、時計や着差以上に評価できる内容だった。

◆マンバー組の4コーナー

出走馬の大半は好位から抜け出す競馬で勝ち上がりながら、その中でしっかりと差す競馬を経験できているのも大きな強み。上位人気の一角を占めるスマートカーリーを目標にレッドヴェイパー、タイセイビジョンらが早めに動いてくれれば、漁夫の利を得て差してきてもいいのではないか。マイネル・コスモ・ウイン軍団ではないが、生産者はビッグレッドファーム。17年12番人気2着ウインジェルベーラと同じ仲間であり、本馬も地味な存在のため人気はないが、完成度は間違いなく高そう。ここまで人気がないなら狙う価値はあるだろう。

相手はレッドヴェイパーが堅実に走ってきそう

その新馬の走破時計1分9秒8は、今年函館芝1200mで行われた新馬、2歳未勝利戦の中で最も速く、2着ケープコッド、3着メイショウナパワンが次走未勝利を勝ち上がったのを見ても、ハイレベルだったのは間違いないだろう。管理するのは短距離の活躍馬が多い安田隆行厩舎。血統背景もしっかりしており、新馬通りのパフォーマンスなら上位争いには加わってくるのではないか。

3番手はメイショウナパワンが面白そう

新馬でレッドヴェイパーに大きく離されての3着に敗れているが、そのレッドヴェイパーは函館2歳ステークスで1、2番人気濃厚で、負けた相手が悪かっただけ。当時の2着ケープコッドが除外になったのは本馬にとって大きなプラスで、レッドヴェイパー組以外の馬たちとはそこまで大きな差がないのではないか。2歳重賞ではこの手の「上位勢と勝負付けが済んでいるように見える馬」は人気的に舐められるケースが多々あり、本馬も紙面の印を見る限りそのイメージだ。

パフェムリは新馬が好位の内で脚を溜めて直線で抜け出す味のある勝ちっぷり。ゴール前の余力を見ると、時計はまだまだ詰まりそうで、2戦目で相手が強化されれば、パフォーマンスをさらに上げてきてもいいだろう。短距離で実績がないヴィクトワールピサ産駒という点は気になるが、同産駒の牝馬にしては小柄に出ており(ヴィクトワールピサ産駒の牝馬は大型で不器用なタイプが多い)、血統のイメージを強く持ち過ぎない方がいいかもしれない。

ビアンフェは15年に函館2歳ステークスを制したブランボヌールの半弟。前走未勝利はゴール前で2着馬に詰め寄られたが、正攻法の競馬で押し切ったことは素直に評価していいか。まだ全体的に緩さがあり、良化の余地を残していそうだ。

タイセイビジョンは阪神芝1400mの新馬を勝利しての参戦。ハイペースを外目から早めに動いて押し切る強い内容だったが、タイセイビジョン組の次走成績は【0.1.0.5】。メンバーレベルはお世辞にも高かったとは言えず、ルメール騎手騎乗で1番人気に推されるなら押さえ評価が妥当だろう。

スマートカーリーは新馬を前半600m通過34.1秒で飛ばして押し切り勝ち。最後は2、3着馬に詰め寄られたが、展開を考えると着順通りに評価していい内容だろう。今回は相手強化、同型もそろったので、厳しいレースを強いられそうだが、すんなりとハナに立てれば、前走の再現が起こっても不思議ではない。

ブルーパピヨンは函館芝1000mの新馬を勝利。禁止薬物騒動でレッドヴェイパーらが除外になったのは大きかったが、2着アーマーバローズは次走3着、4着ニルカンタテソーロは次走勝ち上がっており、メンバーレベルは決して低くなかった。距離延長でも同様のパフォーマンスを発揮できれば、このメンバーに混じっても意外と戦えるかもしれない。

アザワクは道営で2戦2勝。前走ウィナーズチャレンジは持ったまま後続を大きく引き離す派手な勝ちっぷり。今後の活躍が楽しみな1頭だが、ダートであそこまでのパフォーマンスを見せられると芝替わりでさらに良さが出るかは疑問。カレンブラックヒル産駒は今のところ、JRAの芝で【0.1.2.12】(勝率0.0%、連対率6.7%、複勝率20.0%、単回収率0%、複勝率19%)と苦戦しているのも気がかり。

函館2歳ステークス2019の印です

◎⑨マンバー
○③レッドヴェイパー
▲⑦メイショウナパワン
△⑥パフェムリ
△①ビアンフェ
△⑤タイセイビジョン
×⑪スマートカーリー
×⑮ブルーパピヨン
×⑫アザワク

以上、函館2歳ステークス2019の予想でした。