@h_r_p_studio さんの写真。)

京都2歳ステークス2018の予想です。

京都2歳ステークス2018の出走馬は、ワールドプレミア、クラージュゲリエ、ミッキーブラック、ブレイキングトーンなど9頭。京都競馬場芝2000mで行われる2歳限定のG3戦です。

11月24日(土)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。

LINEでは1日1頭、厳選軸馬も配信しています。

友だち追加

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

京都2歳ステークス2018の予想です

2歳の中距離重賞は、素質馬に騎乗する騎手が先々を見据えて戦うため、スローペースに陥りやすいのが特徴。この京都2歳ステークスも重賞に格上げされた14年以降、毎年のようにスローペースで行われている(以下参照)。

◆京都2歳ステークスの前後半1000mのラップ(14~17年)

17年61.7-59.9
16年62.2-60.4
15年61.7-59.6
14年63.1-61.7

前半1000mは61秒台後半~63秒台前半で流れ、後半1000mは60秒前後で流れるのが一般的。

今年は9頭立ての少頭数で、前走で逃げた馬が1頭もいない組み合わせ。極端なスローペースになるのは間違いなく、立ち回り力と加速力だけで決着するようなレースになるのではないか。

本命はクラージュゲリエが巻き返すと見た

前走札幌2歳ステークスは向上面で気を抜いたり、直線でフラついたりと真面目に走らずの3着。気性的に気難しさを抱えているのは確かだが、半ば遊びながら走っての3着だったので、能力の高さを改めて確認できるレースでもあった。

今回は新馬で手綱を取ったモレイラ騎手に乗り替わり。M・デムーロ騎手が悪いわけではないが、この手のタイプはモレイラ騎手の方がより合っているだろう。鞍上の立場を考えても、JRAの免許取得ができなかったため、馬の将来よりも目先の勝利をどん欲に取りに行くはず。人気を分け合うだろうワールドプレミアはじっくりと構えるはずで、本馬が正攻法の競馬で抜け出せば、そのまま押し切れるのではないか。

相手は先行力が魅力のブレイキングドーン

新馬は2番手追走から上り最速でまとめて差し切り勝ち。2着アドマイヤジャスタはその後、未勝利→紫菊賞と連勝しており、本馬も能力はなかなか高そう。ここはレースの実質的な主導権を握れるはずで、展開の恩恵を受けての粘り込みに期待したい。

3番手はワールドプレミア

評判ほど強いかは微妙なところだが、今回のメンバーならクラージュゲリエと並んで能力最上位なのは間違いなさそう。問題はその力を発揮できるかどうか。道中の位置取りは後方寄りになるはずで、差し届かずに敗れるシーンは容易に想像がつく。人気を考えても積極的に買うべきではないだろう。

ミッキーブラックは新馬→芙蓉ステークスと連勝中も、2戦ともに相手に恵まれた面があるのは確か。スタートはそこまで速くなく、芙蓉ステークスのように早め早めに進出できるかがカギになるか。

ペルソナデザインは2戦目の未勝利が着差以上に強い勝ちっぷり。新馬はレースの流れに乗れておらず、度外視可能と見てよさそう。今回のメンバーでも位置取り次第では上位争いのチャンスが出てくるかもしれない。

最後にショウリュウイクゾ。新馬が阪神芝1600mで勝利。追って味があるタイプで、ワンターンのコースがいいかもしれないが、能力はここに入ってもヒケを取らず、念のため押さえておいてもいいか。

京都2歳ステークス2018の印です

◎クラージュゲリエ
○ブレイキングドーン
▲ワールドプレミア
△ミッキーブラック
△ペルソナデザイン
△ショウリュウイクゾ

以上、京都2歳ステークス2018の予想でした。