@h_r_p_studio さんの写真。的場さん、日本新記録おめでとうございます!)

クラスターカップ2018(盛岡)の予想です。

クラスターカップ2018の出走馬は、JRAからオウケンビリーヴ、コパノマイケル、ネロ、ディオスコリダー、ブライトラインが出走。地方勢は、ラブバレット、メイショウオセアン(以上、盛岡)、メイショウアイアン(北海道)らが出走します。盛岡競馬場1200mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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先日、的場文男騎手が鉄人といわれた佐々木竹見さんの記録を上回る7152勝の日本新記録を達成。単純計算で200勝を35年近く続けないと出来ないわけで、改めてすごい数字だなと思います。高知では福永洋一記念が創設されてしばらく経ちましたが、南関東でも的場文男記念を作ってもいいのではないでしょうか。フジノウェーブ記念のように偉大な馬、人の名前はぜひレース名として残して欲しいなと思います。

今週は地方重賞4連戦ウィークです。

8/14(火)サマーチャンピオン
8/15(水)クラスターカップ
8/15(水)黒潮盃
8/16(木)ブリーダーズゴールドカップ

正直、今年の地方重賞はここまで一昨年や昨年と比べて結果が出ていません。しかし、競馬には調子の浮き沈みはつきもの(本質的なことを少し書くと、この真理を分かっているかどうかは競馬の収支に大きく影響します)。ここまでの調子が良くない分、今年は下半期に盛り返すだろうと信じています。その意味で今週のダートグレード4連戦は少しワクワクしています。もちろん今週に好結果を残せるかどうかは分かりませんが、4レースのメンバーをザッと見た感じだと楽しみなレースが多いですし、ここから復活の狼煙を上げたいですね。

ちなみに昨年のクラスターカップは、

1着◎ブルドッグボス(4番人気)
2着○ラブバレット(3番人気)
3着△1サイタスリーレッド(1番人気)

で2万円→20万3900円とお盆ウィークの特大ボーナスになったので今年も続きたいですね。

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クラスターカップ2018の予想と見解です

まずは過去3年のクラスターカップの結果から。

◆過去3年のクラスターカップの結果(15~17年)

着順 馬名 通過順
17年 1 ブルドッグボス 3-3
2 ラブバレット 2-2
3 サイタスリーレッド 1-1
16年 1 ダノンレジェンド 1-1
2 ブルドッグボス 5-3
3 ラブバレット 1-1
15年 1 ダノンレジェンド 1-1
2 ポアソンブラック 5-5
3 ラブバレット 3-3

ポイントは2つ。

1つはリピーター色が非常に強いこと

過去3年の3着以内馬9頭のうちダノンレジェンド(15年1着、16年1着)、ブルドッグボス(16年2着、17年1着)、ラブバレット(15年3着、16年3着、17年2着)と3頭のリピーターが誕生。ダノンレジェンドに関しては単純に能力が抜けていた面はあるが、それでも適性が非常に問われるレースなのは間違いないだろう。

そしてもう1つは逃げ、先行勢の活躍が目立つこと

過去3年の3着以内馬9頭のうち8頭が4コーナー3番手以内。盛岡ダートは他場と比べて時計が非常に出やすいため、行った行ったが多発しがち。過去のクラスターカップを見ても4コーナーで大勢がほぼ決しており、4コーナー=ゴールくらいの感覚で予想していレースだろう。勝ち時計は一昨年が1分9秒1で、昨年が1分8秒8秒。芝並みのスピード能力が要求される。

今年のクラスターカップは隊列、展開が非常に読みやすい組み合わせ。ここはエルムステークス同様、まずはワイド、馬連、馬単1点で当てたいところだ。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ラブバレットの悲願のダートグレード初制覇に賭ける

昨年のクラスターカップは逃げるサイタスリーレッドを競い落として勝利目前だったが、その後ろで待機していたブルドッグボスに差されての2着。勝負に勝って競馬に負けたようなレースで、内容的には最も濃かった。今年は過去2年で先着を許したダノンレジェンドとブルドッグボスが不在。ライバルがダートで未勝利のネロならここはダートグレード初制覇のチャンスだろう。

正直、展開を考えると厳しい気もするが(内に目標になる馬がいないため、今年はハナに行かざるを得ない)、馬の地力に期待してみたい。

相手は好枠を引いたネロが粘り込む

一時期はスタートが悪くなり、不振が続いていたが(ドリームキラリと似ている)、中野騎手が騎乗した17年JBCスプリントを境に再びスタートが良くなり、近走は1200mなら安定した走りを続けている。前走さきたま杯はコーナー4回のコースなので度外視可能。2走前の東京スプリントだけ走れば、上位争いには加わってくるだろう。

3番手は本命も少し考えたメイショウアイアン

JRAから地方に転厩し、馬が再び輝くケースはあるが、本馬はまさにそれ。転入初戦も圧巻だったが、2戦目のグランシャリオ門別スプリントがさらにインパクトのある走り。上りはダントツの35.7秒をマークし、勝ち馬カツゲキライデンから0.1秒差の2着。ゴール前の脚色はカツゲキライデンをはるかに上回っており、能力は間違いなくメイショウアイアン>カツゲキライデンと思わせる走りだった。そのカツゲキライデンは北海道スプリントカップで勝ち馬テーオーヘリオスから1.0秒差の5着に健闘。本馬は北海道スプリントに出走していれば、上位争いしていたのではないか。

前走は格下馬相手に苦戦したが、時計がかかり過ぎて力を発揮できなかった感じ。時計の速い盛岡コースなら能力通りに走ってくれるだろう。ラブバレット、ネロが一騎打ちを演じてその2頭についていった馬が失速したところ、漁夫の利的に3着に上がるシーンは十分に考えられる。人気的には本馬の激走に最も期待したい。

ディオスコリダーは骨折明けだけに半信半疑。調教の動きから状態はそこまで悪くなさそうだが、目標はまだまだ先。いきなり能力全開で走ってくる可能性は低いだろう。レースの傾向を考えても勝ち切るのは難しいはず。

ブライトラインは前走プロキオンステークスが約1年ぶりの実戦。レースに見どころがあったわけではないが、2着インカンテーションから0.6秒差なら着順から受ける印象ほど悪い走りではない。今回はメンバーレベルがグッと下がるので、脚質的に勝ち切るイメージは湧かないが、馬券圏内ならチャンスは十分にあるだろう。

オウケンビリーヴは勝ちに行かない分、漁夫の利的に馬券圏内に突っ込んでくる可能性がありそう。前走スパーキングレディーカップは牝馬限定で低レベルなレースだったが、今回も大して強い馬は出走していないので、牡馬相手でも能力的に見劣ることはないか。

コパノマイケルは準オープン勝ち後、黒船賞10着、北海道スプリントカップ6着とダートグレードの壁にぶつかっている感じ。前走北海道スプリントカップではラブバレットに完敗。鞍上が田辺騎手なら積極的に乗るはずで、展開的にもラブバレット、ネロに挟まれて苦しい競馬になりそうだ。

クラスターカップ2018の印

◎⑤ラブバレット
○⑨ネロ
▲⑧メイショウアイアン
△⑩ディオスコリダー
△⑫ブライトライン
△④オウケンビリーヴ
×⑦コパノマイケル

クラスターカップ2018の予想ファイル

クラスターカップ2018の買い目

ここは印を見ても分かる通り、エルムステークスのようにラブバレットとネロの行った行った狙い。2頭から印を打った馬へ流します。

【本線】

3連複:5-8、9-4、7、8、9、10、12(9点)

3連複で1列目にラブバレット、2列目にメイショウアイアン、ネロ、3列目に印を打った馬への組み合わせ(ワイド2点でもOK)。ラブバレットとネロの2頭軸流しと書きましたが、メイショウアイアンはあまりにも人気がなさ過ぎなので、ラブバレットーメイショウアイアンのワイドが当たって外すのは馬鹿げているので、そことの組み合わせも念のため押さえておきます。基本はラブバレットとネロの2頭軸です。

【ボーナス】

3連単:5、9→5、9→4、7、8、10、12(10点)

3連単を絞って買うとすれば、ラブバレットとネロの行った行ったで決まり、3着に印を打った馬が入る組み合わせでしょうか。

以上、クラスターカップ2018の予想でした。