京成盃グランドマイラーズ2018（船橋）の予想です。
京成盃グランドマイラーズ2018の出走馬は、キングガンズラング、ウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタ、セイスコーピオン、トロヴァオら９頭。船橋競馬場1600mで行われるSIII戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆）を予定しています。
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６月の地方重賞は…
●東京ダービー
１着◎ハセノパイロ（２番人気）
２着クリスタルシルバー（６番人気）
３着クロスケ（８番人気）
●北海道スプリントカップ
１着△1テーオーヘリオス（１番人気）
２着▲ラブバレット（３番人気）
３着◎スノードラゴン（5番人気）
●関東オークス
１着ハービンマオ（６番人気）
２着△ゴールドパテック（５番人気）
３着△クレイジーアクセル（３番人気）
という結果。
先週の関東オークスは◎メイショウヒサカタが馬体重-17キロと輸送減りしていたので、印を変更するかも考えましたが、対抗で馬体重が減り続けていたプリンセスノンコもさらに減ってしまい、最初の印通りに購入。ハービンマオが盲点になっていたのも少しありますが、それ以上にＪＲＡ勢３頭が全く走れず、難しい決着でしたね。。
来週は上半期の総決算・帝王賞。大一番に弾みをつけるためにも今週の京成盃グランドマイラーズを当てておきたいところです。
京成盃グランドマイラーズ2018の予想と見解です
今年の京成盃グランドマイラーズのポイントは２つ。
１つは、出走馬９頭中６頭が走っている川崎マイラーズの結果をどう見るか。そしてもう１つは川崎マイラーズの前日に同条件を走っていたキングガンズラングがどこまで走れるかだろう。
前日オッズや新聞の印を見ると、キングガンズラングは川崎マイラーズ組を抑えて１番人気に推されそう。果たしてここでも連勝を伸ばすことができるのだろうか。それでは予想にいきましょう。本命は…
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オメガヴェンデッタが重賞初制覇を成し遂げる
川崎マイラーズでは逃げるウェイトアンドシーを捕らえ切れずの敗戦も、勝ち馬が斤量55キロに対し、本馬は斤量57キロ。今回は２頭が56キロの同斤量なので、着順は入れ替わる可能性が高そう。斤量面だけではなく、調教の動きは前走以上に良化しており、叩き３走目での上積みもあるのではないか。
ゼンノロブロイ産駒は先週のユニコーンステークスのグリムではないが、スムーズに運べてこそ力を発揮するタイプが多く、本馬もまさにそのイメージ。９頭立ての外枠なら能力をフルに発揮できるだろう。
相手は川崎マイラーズ勝ち馬ウェイトアンドシー
川崎マイラーズは前後半の800mが49.1-52.2と明らかな前傾ラップ。逃げ、先行勢には苦しい流れを逃げ切っており、時計や着差以上に評価していい。今回は川崎マイラーズとほとんど似たようなメンバー構成。リアライズリンクス＆左海騎手が絡んでくるかもしれないが、前走の流れ、メンバーで押し切れたのであれば、引き続き逃げ粘る可能性が高い。。
３番手は川崎マイラーズ組優位でムサシキングオー
川崎マイラーズでは逃げるウェイトアンドシー、好位追走のオメガヴェンデッタを追いかけながら３着に粘り込んでおり、中身の濃い内容。今回、オメガヴェンデッタ、ウェイトアンドシーに重い印を打つのであれば、本馬も上位評価すべきだろう。川崎マイラーズ３着馬でも、キングガンズラング、トロヴァオ、セイスコーピオンらの陰に隠れて人気は抑制気味なので、川崎マイラーズ１～３着で決まってもオッズが意外とつきそうだ。
休み明けの川崎マイラーズで勝ち馬ウェイトアンドシーから1.1秒差。今回は叩き２走目、斤量２キロ減なので、着差は詰まると考えるのが自然だが、本質的にゆったりと走れる大井コース向きで、川崎や船橋の1600mはやや忙しい。
セイスコーピオンは休み明けの川崎マイラーズで勝ち馬ウェイトアンドシーから1.1秒差。今回は叩き２走目、斤量２キロ減なので、当時の着差は詰まると考えるのが自然だろう。本質的に川崎や船橋の1600mは忙しいが、鞍上がなんといっても森騎手。逃げるウェイトアンドシーとはそれほど離されずに追走するはずで（上手く内に潜り込んできそうだ）、鞍上の手腕で馬自身のコース適性の低さをカバーしてしまうかもしれない。
トロヴァオは５走前のムーンライトカップではムサシキングオーに完勝しており、能力だけならオメガヴェンデッタ、ウェイトアンドシーとも差はないはず。問題は枠順。内で脚を溜めてこそのタイプなので、大外枠だと内にもぐり込めるかがカギになる。ただ頭数が少ない分、隊列次第では内にもぐって前に壁を作れるかもしれない。
最後に１番人気になりそうなキングガンズラング。報知新聞皐月杯と川崎マイラーズのラップと走破時計を比較すると、
5/15 報知新聞皐月杯50.7-52.2（１分42秒９、キングガンズラング）
5/16 川崎マイラーズ49.1-52.2（１分41秒３、ウェイトアンドシー）
でどう考えても川崎マイラーズ＞報知新聞皐月杯と判断して良さそう。単純なラップや走破時計だけではなく、レースぶりを見ても馬格が大きいため、スピードの乗りが遅く、一度スピードに乗るとバテない強みはあるが、マイルのスピード勝負は本質的に不向き。スタート後の行き脚も悪く、今回のメンバーではほぼ最後方に近いに位置取りになるだろう。前走は上手く外に持ち出せたことで自分から動けたが、１枠１番で人気を背負う立場なら最後方まで下がらないと蓋をされる可能性があり、自分から動ける保証はない。仮に動けたとしても、今回のメンバーではマクり切れれないだろう。人気でわざわざ買うべき馬ではない。
京成盃グランドマイラーズ2018の印
◎⑧オメガヴェンデッタ
○③ウェイトアンドシー
▲②ムサシキングオー
△⑤セイスコーピオン
△⑨トロヴァオ
△①キングガンズラング
京成盃グランドマイラーズ2018の予想ファイル
京成盃グランドマイラーズ2018の買い目
まず印を以下の通りに変えます。
◎⑤セイスコーピオン
○⑧オメガヴェンデッタ
▲③ウェイトアンドシー
△②ムサシキングオー
△⑨トロヴァオ
△①キングガンズラング
本命をセイスコーピオンに変更。
理由はまずキングガンズラング、ウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタの３頭がやや抜けて売れていますが（単勝ではなく、連複や３連系で判断しています）、そこまで抜けているとは思えないこと。
そして展開を考えれば考えるほど、前に行く２頭（ウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタ）は決して楽な競馬にはならないのではないかと。リアライズリンクス＆左海騎手は積極的に追いかけそうですし、キングガンズラングもマクり気味の進出（ただ動けるかは怪しいですが）。馬場も１、２、３レースを見る限り、前有利なので、騎手の前へ意識は強くなり、結果的に差しが決まりそう。いくら前有利でも９頭立ての少頭数なら先頭から離されていなければ、差しも決まるでしょう。森騎手はある程度の位置を取りに行くでしょうし、お得意の好位差しに期待します。あと森騎手＆八木厩舎のコンビは珍しいと思ったのですが、過去に同ラインは【5.4.2.5】（勝率31.3％、連対率56.3％、複勝率68.8％）と好成績を残していました。
【本線】
３連複：５－３、８ー１、２、３、８、９（７点）
３連複で１列目にセイスコーピオン、２列目にウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタ、３列目に印を打った馬へ（ワイド２点でもＯＫ）。
馬連：５－３、８（２点）
馬単：５→３、８（２点）
馬連＆馬単でセイスコーピオンからウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタへ。穴は２着に来てこそ妙味があるので、３連複だけではなく、馬連＆馬単も押さえたいですね。
【ボーナス】
３連単：５⇔３、８→１、２、３、８、９（16点）
３連単でセイスコーピオンとウェイトアンドシー、オメガヴェンデッタへの馬連が当たり、３着に印を打った馬が入る組み合わせです。
以上、京成盃グランドマイラーズ2018の予想でした。
