@h_r_p_studio さんの写真。)

有馬記念2017の予想です。

有馬記念2017の出走馬は、キタサンブラック、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、サトノクラウン、ヤマカツエースなど16頭。中山競馬場芝2500mで行われるG1戦です。

ここまでの秋古馬G1路線は、

●天皇賞(秋)
1着○キタサンブラック(1番人気)
2着△1サトノクラウン(2番人気)
3着◎レインボーライン(13番人気)

●ジャパンカップ
1着◎シュヴァルグラン(5番人気)
2着△1レイデオロ(2番人気)
3着○キタサンブラック(1番人気)

と2レースとも大本線で的中。特にジャパンカップは買い方でもハマって80万超の払い戻しに。最後の有馬記念もまずまず自信があるのでドカンと当てたいところです。

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有馬記念2017の予想です

今年の有馬記念のポイントは展開、隊列をどう読むかになりそう。メンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢は不在。トーセンビクトリー&田辺騎手が奇襲の逃げを打ちそうだが、仮に逃げたとしてもハイペースになることは考えづらく、スロー~ミドルペースが濃厚。キタサンブラック以外の有力各馬は外目の枠に入り、ロングスパートを打つにしても距離ロスが大きくなるため、キタサンブラックを負かしに行けば行くほど自分が苦しくなりそう。やはり狙うべきはベタではあるが、内をロスなく立ち回れる馬だろう。

本命はキタサンブラック

天皇賞(秋)でもジャパンカップでも本命を打ってこなかったが、2列目の軸としては信頼してきており、事実上は本命に近い扱いをしてきた馬。今回は有力各馬が外目の枠に入り、マークが薄くなるのが大きなポイント。逃げても番手でもキタサンブラックがレースを完全に支配することになり、相手が動けば自分も動き、相手が動かなくても自分から動けばいいだけ。イメージ的には大阪杯のように好位から危なげなく抜け出して押し切るのではないか。確かに使い込まれると良くないタイプだが、ここは展開、隊列的にどう考えても有利。素直に能力を信頼して有終の美に期待したい。

相手はヤマカツエース

典型的な小回り巧者で、中山はこれまでニュージーランドトロフィー1着、中山金杯1着、有馬記念4着。特に昨年の有馬記念はスムーズさを欠きながらの4着。4コーナー~直線入り口をロスなく立ち回れていれば、上位3頭に限りなく近づいていたレースだった。今年は昨年よりもメンバーレベルがやや低い上、1枠1番の絶好枠。枠順抽選会で池添騎手が「勝ちに行く競馬をしたい」と話していたことからもシュヴァルグラン@ジャパンカップのようにキタサンブラックを徹底マークしてくるだろう。あとは4コーナー~直線入り口をスムーズに運べれば、キタサンブラックに限りなく迫れるはずだ。

3番手はサトノクラウン

香港ヴァーズで当時の欧州中距離最強馬のハイランドリールを下し、今年の宝塚記念を制している馬。いくらジャパンカップが不可解な敗戦だったとはいえ、3歳のG1未勝利馬スワーヴリチャードやすべてがハマってジャパンカップを制したシュヴァルグランより人気がないのは魅力だろう。上りのかかる競馬を得意にしており、速くても上り34秒台の決着で収まる有馬記念も適性はあるはず。不安はゲートセンスがないこと。近走はほぼ毎回、半馬身ほど出遅れており、この枠順だと道中は中団より後ろの位置取りになりそう。ただ鞍上は名手ムーア騎手。内にスペースができれば、内に入れてくるはずで、上手く噛み合えば、キタサンブラックにとっては最も怖い存在になるかもしれない。

シャケトラは展開、隊列から魅力的な1頭。この枠順の並びなら道中はキタサンブラックを見ながらの3、4番手になるはずで、キタサンブラックにとって楽な展開になるなら本馬にとっても楽な展開になるだろう。ただ日経賞以降の敗戦はやや力負けのイメージがあり、鞍上的にも大一番であっと言わせるような騎乗を望むのも酷か。

シュヴァルグランはスワーヴリチャード、サトノクラウンより内目の枠を引けたのはプラス。この枠なら出して行けば、前々で立ち回ることも可能だろう。ただジャパンカップは枠順、コースともにすべてが向いており、前走が買い時だったのは明らか。今年の有馬記念はスロー~ミドルペースからの立ち回り勝負に近い形になると見ており、本馬にとっては力を出しにくいレースになるのではないか。いずれにせよ、この舞台、枠順の並びでキタサンブラックに再び先着するのは難しいだろう。

スワーヴリチャードは能力的に圏内も、コース適性、枠順、人気を考えると積極的に買う理由は見当たらない。鞍上が鞍上なので何もしないで終わることはないだろうが、自分から外目を動いて押し切る競馬はオルフェーヴルやディープインパクトのように能力がズバ抜けていないと難しいだろう。

ミッキークイーンはエリザベス女王杯が負けて強しの3着。昨年の有馬記念のレースぶりを見ても古馬の一級線相手でもヒケを取らない。ただ今年は昨年以上に外目の枠。本馬の内に外にキタサンブラックを目標にしたい有力馬がいることを考えても、位置取りは後方寄りになるだろう。キタサンブラックやヤマカツエース向きのレースになるなら差し届かずに終わる可能性が高いのではないか。

最後にサクラアンプルール。能力的には一枚劣るが、典型的な小回り巧者。前走天皇賞(秋)の内容も悪くなく、道中で内に上手く潜り込むことができれば、3着くらいならあっていいかもしれない。

有馬記念2017の印です

◎②キタサンブラック
○①ヤマカツエース
▲⑫サトノクラウン
△⑦シャケトラ
△⑩シュヴァルグラン
△⑭スワーヴリチャード
×⑬ミッキークイーン
×⑨サクラアンプルール

以上、有馬記念2017の予想でした。