@h_r_p_studio さんの写真。)

神戸新聞杯2017の予想考察です。

神戸新聞杯2017の出走予定馬は、レイデオロ、スワーヴリチャード、サトノアーサー、ダンビュライト、キセキ、カデナらが出走。阪神競馬場芝2400mで行われる3歳限定のG2戦。上位3着までに菊花賞への優先出走権が与えられるトライアルレースです。

先週は土日と在宅WINSで、月曜日は中山競馬場のゴンドラ席に行ってきました。

まさに台風一過という言葉がぴったり。逆に暑過ぎるくらいでしたが、絶好の競馬日和でした。

中山競馬場のゴンドラは行ったことがある人なら分かると思うのですが、室内と室外に席が2つあるんですよね。室内ではパソコンを使える広い机があり、電源も完備。外には競馬観戦用のための席があります。パドックも上から見れますし、ほぼ1日中そこにいれるので、とても好きな指定席です。

ただ唯一の難点がありまして、それはご飯がないこと。厳密にいうと、あるにはあるのですが、290円の居酒屋で出てくるようなメニューだったり、お弁当が少しあるくらい。おそらく同じ気持ちの人はたくさんいるはずなので、この中山指定席のご飯問題は本当に解決してほしいなと行くたびに思います。

少し余談から入りましたが、先週の結果報告です。重賞は…

●阪神ジャンプステークス
1着○アップトゥデイト(1番人気)
2着◎ルペールノエル(4番人気)
3着▲マイネルフィエスタ(6番人気)

●ローズステークス
1着◎ラビットラン(8番人気)
2着×1カワキタエンカ(6番人気)
3着○リスグラシュー(3番人気)

●セントライト記念
1着◎ミッキースワロー(3番人気)
2着△アルアイン(1番人気)
3着△サトノクロニクル(2番人気)
※当日に印を少し変えました

で3戦2勝でした。

セントライト記念は最終的に3連複で1列目ミッキースワロー、2列目サーレンブラント、スティッフェリオ、3列目に印(特にアルアイン、サトノクロニクルが大本線)をメインに購入。

結構自信もあったので、PAT+現地追加馬券も購入。直線入り口で完全に貰ったと思ったのですが、ゴールが近づくにつれてサトノクロニクルが内からしぶとく伸びてきてゴール前でスティッフェリオを差し切り。さすがに悶絶しました(苦笑)。ただローズステークスは3着と4着が逆だったらハズれていたわけで、1週間で3着と4着の明暗をそれぞれ味わった感じです。

セントライト記念は残念でしたが、馬券のほうは

土曜日、日曜日、月曜日と3連勝

して結構なプラスになりました。

3日間ともデカい当たりがあったのですが、特に大きかったのはやはり月曜日の阪神4レース◎サワヤカフェスタ(17番人気)でしょうか。

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≪阪神4レース 未勝利 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑧サワヤカフェスタ<次走注目>(17番人気2着)
○⑮ロードバリスタ
▲⑫アバルラータ(2番人気1着
△④プレイヤビスタ
△⑭スマートシグルズ
△⑥ショウナンサリュー
×⑦ハートクレスト
×③アオイスカーレット(1番人気3着
×⑱カルトデュモンド

未勝利を勝ち上がるチャンスがあった馬が何頭か出走しており、ハイレベルなスーパー未勝利戦。

ここはサワヤカフェスタを狙いたい。2走前は4コーナー~直線半ばまで前が塞がる不利、前走はスローペースを大外ぶん回しで、近2走に関しては決して力負けではない。とにかく鞍上が足を引っ張っている典型的な馬だが、今回はコーナー2回のバラけやすい阪神芝1800m。コーナー4回のコースよりスムーズには立ち回れそうで、能力がストレートに反映されれば、上位争いしてもいいはずだ。

相手はまずロードバリスタ。初芝だった前走は無茶苦茶な競馬でまともなら突き抜けていたレース。実質的に「未勝利勝ちの馬」と捉えてよく、捌きやすい外枠なら上位争いは間違いない。

末脚堅実なアバルラータも有力。前走は伸びづらい内から力強く伸びており、着順以上に評価できる内容。鞍上も森騎手なら堅実駆けだろう。

馬券は3連複で1列目にサワヤカフェスタ、2列目にロードバリスタ、アバルラータ、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がロードバリスタ絡み、3列目がスマートシグルズまで。あとは馬連、馬単を抑える。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)…本線は2列目がロードバリスタ絡み、3列目がスマートシグルズまで 573.6倍的中

馬連:◎ー○▲(2点)464.7倍的中

馬単:◎→○▲(2点)

※興奮して写真撮るの忘れましたが(笑)、私は3連複200円、馬連100円持ってて15万の払い戻しでした。

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しかし、予想文書いている時はサワヤカフェスタがまさか17番人気だとは思いもしませんでした。確かにスーパー未勝利とはいえ、かなりのハイレベルなメンバーがそろっていたのですが、ハイレベルな函館組でいい競馬をしていたので単勝20~30倍くらいのイメージでした。それが蓋を開けてみたら単勝131倍。完全に盲点だった気がします。ちょっと前の◎クルクルミラクルとかもそうですが、未勝利はやはり特別戦や重賞と比べてオッズのムラが出やすいなと改めて感じました。

重賞ももちろん当てたいですが、また週末の未勝利を楽しみに待ちたいと思います。勢いが出てきたので今週もまた頑張ります!

◎サワヤカフェスタでとんでもなくブチかまされた方がいれば、ご祝儀にsuzuriでTシャツを買って頂けると喜びます(笑)

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神戸新聞杯2017の予想のポイント

その1.ポテンシャル勝負の追い比べ

阪神芝2400m以上で行われる重賞は、神戸新聞杯と阪神大賞典のみ。

この2レースに共通しているのは、

小細工が利かず、ポテンシャル勝負になりやすいこと

です。

過去の神戸新聞杯の勝ち馬を見ても、オルフェーヴル、ゴールドシップ、エピファネイア、サトノダイヤモンドとG1級の馬がズラリ。そもそも菊花賞への最有力ステップレースのため、G1級の馬が出走するので当たり前ですが、実力馬がストレートに力を発揮しやすい舞台設定ともいえます。

◆過去の神戸新聞杯の3着以内馬(12~16年)

また阪神芝2400mは芝3000mと違って外回りで行われるので、直線は追い比べの展開になりがち。上記の過去5年の神戸新聞杯の3着以内馬を見ても、上位に入った馬はほどんど上り3位以内をマーク。2年前に逃げ切ったリアファルでさえ、上り2位にまとめていました。

まとめると、このレースで大事なのはまず能力比較。能力があるかどうかをしっかりと判断した上で、直線に入ってからしっかりと伸びるかどうかがを見極めたいところです。

その2.ディープインパクト産駒はやや苦戦

次に神戸新聞杯3着以内馬の血統を見ていきましょう。

◆過去の神戸新聞杯3着以内馬の血統(12~16年)

ポイントはディープインパクト産駒が苦戦していること

昨年は同産駒のサトノダイヤモンドが勝利を収めましたが、阪神芝2400mに変更されてからの神戸新聞杯では【1.2.3.11】(勝率5.9%、連対率17.6%、複勝率35.3%、単回収率7%、複回収率67%)。無理に嫌うほどの数字ではありませんが、勝ち切れないケースが目立ちます。

前述の通り、神戸新聞杯はポテンシャル勝負になりやすいので、総じて瞬発力に秀でているディープインパクト産駒より、持続力に富んだ種牡馬(ステイゴールド、ハーツクライなど)の仔の活躍が目立っているのでしょう。

神戸新聞杯2017の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

人気 馬名 単勝オッズ
1 レイデオロ 2.3
2 キセキ 3.6
3 サトノアーサー 10.6
4 ダンビュライト 15.0
5 ベストアプローチ 18.2
6 アドマイヤウイナー 20.8
7 カデナ 25.0
8 エテレインミノル 40.2
9 マイスタイル 43.5
10 タガノシャルドネ 63.3

予想オッズも書いていきます。

1番人気はダービー馬のレイデオロ。そのダービーはルメールマジックがあったとはいえ、純粋な能力があってこそのパフォーマンス。皐月賞以外は大崩れなく走っていますし、休み明けくらいしか嫌う要素はないでしょうか。単勝は2倍台前半と見ています。

2番人気は上り馬キセキ。春は「名前だけ強そうで大したことない馬」と酷評していたのですが、休養を経て大幅にパワーアップ。500万下→信濃川特別の走りっぷりが異次元で、玄人層にはかなり好かれそう。レイデオロの逆転候補としての期待を一身に背負いそうで、単勝は3倍台後半くらいまで支持される気がします。

3番人気はやや難解ですが、ブランド的にサトノアーサーか。日本ダービーは通過順の10-10-13-16が示す通り、消化不良のレースでしたし、日本ダービー以外の連対率は100%なので、上位の支持を受けるでしょう。ただレイデオロ、キセキの逆転候補というより、ヒモの筆頭格的な扱いになりそうで、単勝は10倍台後半と見ています。

以下、ダンビュライト、ベストアプローチ、アドマイヤウイナー、カデナ、エテレインミノル、マイスタイル、タガノシャルドネと続きそうです。

神戸新聞杯2017のイチオシ馬は…

このレースはレイデオロ、キセキがアタマひとつ抜けており、3番手以下が混戦というイメージ。現時点では◎キセキ○レイデオロにしようかなと考えています(セントライト記念の結果を見ても、1000万下を勝ち上がれるレベルの馬なら春のクラシック上位勢とヒケを取らないでしょう)。

問題は3番手ですが、一番買いたいのは以下の馬です。

ベストアプローチ

日本ダービーは超スローペースになってしまい、本馬の良さが全く生きず。神戸新聞杯はポテンシャル勝負の追い比べになりやいので、本馬が最も得意とする条件です。正直、菊花賞で好走するイメージが1mmもないので、買うなら今回のはずです。

以上、神戸新聞杯2017の予想考察でした。