(@h_r_p_studio さんの写真。)
チャンピオンズカップ2016の予想考察です。
チャンピオンズカップ2016の出走予定馬は、アウォーディー、コパノリッキー、ノンコノユメ、モーニン、ホッコータルマエ、アポロケンタッキーなど。中京競馬場ダート1800mで行われるG1戦です。
まずはいつも通り先週の結果報告から。重賞は
●京都2歳ステークス
1着×カデナ(3番人気)
2着△ヴァナヘイム(1番人気)
3着ベストアプローチ(6番人気)
4着◎ワンダープチュック(8番人気)
●ジャパンカップ
1着▲キタサンブラック(1番人気)
2着サウンズオブアース(5番人気)
3着○シュヴァルグラン(6番人気)
6着◎レインボーライン(8番人気)
※当日朝に印を少し変えました。
●京阪杯
1着▲ネロ(2番人気)
2着×エイシンスパルタン(3番人気)
3着フミノムーン(6番人気)
3着×アースソニック(10番人気)
7着◎ブラヴィッシモ(9番人気)
という結果でした。
本命馬はすべて8番人気以下の人気薄とはいえ、どれも期待していたので悔しい限りです(上りだけならすべて3位以内なんですけどね・苦笑)。
特にジャパンカップの◎レインボーラインはそこそこ期待を持っていたのですが、上り最速で追い込むも届かず。2週前の◎ディサイファといい、ちょっと消化不良の競馬になってしまいました…
11月は全体的に平場の勝負レースもそこまでデカい当たりがなく、スランプといえる期間に。この悔しさをバネに12月はなんとしても躍進したいと思います。
平場の勝負レースなどはすべてメルマガで配信しています。ご購読は以下からお願いいたします。初月はお試しで490円です。
中京移転後の過去2回は真逆の結果に
チャンピオンズカップが現在の中京ダート1800mに変更されたのは14年。よって同コースでは過去2回しか行われていませんが、その2回を見ていきましょう。
ご覧の通り、過去2回は真逆の結果です。
14年はクリノスターオーが平均ペースで逃げて、好位追走のホッコータルマエ、ナムラビクター、ローマンレジェンドがそのまま粘り込む展開。
しかし、15年はコパノリッキーがハイペースで逃げると、4コーナーでは早くも番手のホッコータルマエが競いかける展開。結果的に逃げ、先行勢は潰れてしまい、中団でじっと脚を溜めていたサンビスタ、後方追走のノンコノユメ、サウンドトゥルーが上位に入りました。
中京ダート1800mは一般的に逃げ、先行が有利なのですが、昨年は各騎手がそのことを意識し過ぎた結果、差し、追い込みが決まる展開に。中京ダートは最後に坂もありますし、あまりにもオーバーペースになるようだと昨年のような差し、追い込み決着も警戒したほうが良さそうです。
チャンピオンズカップ2016の注目馬は?
過去2回の結果を見る限り、今年は展開、ペースがどうなるかを読むレースになるといえそう。特別に抜けて強い馬はいないですし、もはや「展開、ペース」だけがカギになるんじゃないでしょうか。
そこで今年の出走予定馬を見渡すと、昨年のオーバーペースを作り出したコパノリッキー、ホッコータルマエに加え、逃げてナンボのモンドクラッセ、番手競馬が理想のアスカノロマン、マイル路線からはスピードがウリのタガノトネール、モーニンも参戦。自分の形に持ち込みたい馬が非常に多いんですよね。
さらに途中からレースを壊すであろうアウォーディー、ラニ(動けるか分かりませんが)もいて、もう昨年と同じようなレースになるんじゃないでしょうか。
先週の生ぬるいジャパンカップから一転、ここは激しい消耗戦になりそうです。
そこで注目しているのは、
アポロケンタッキー
です。みやこステークスの回顧では
「とにかくスタミナに長けているタイプなので4コーナーから早めに動いたのが良かった。シリウスステークスの内容が非常に濃く、能力通りの勝利と見ていい。チャンピオンズカップはハイペースになればチャンスあり。」
と書いたようにチャンピオンズカップで面白いと思っていた馬。アウォーディーやラニがマクり気味に進出するとすれば、恩恵を受けるのは本馬ではないでしょうか。とにかくバテないので消耗戦は望むところでしょう。鞍上の松若騎手はかなり不安ですが、結果的に何もしないでも伸びてくるような展開になるかもしれません。
以上、チャンピオンズカップ2016の予想考察でした。