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金盃2016(大井)の予想です。
金盃2016の出走馬は、プレティオラス、ジャルディーノ、サミットストーン、ユーロビート、アウトジェネラルら16頭。大井競馬場ダート2600mで行われるSII戦です。昨年から2600mに変更され、国内で行われるダート重賞では最も長い距離で行われます。
先週のユングフラウ賞は全く買う気が起こらずケンしたので、2月の地方重賞は実質的に今週からのつもりです。木曜日には佐賀記念もあるので、どちらかは当てたいですね。
目次
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15年10月以降の地方ダートグレード&南関東重賞の予想結果です
東京盃◎ドリームバレンチノ(4番人気2着)
レディスプレリュード◎ホワイトフーガ(4番人気3着)
白山大賞典◎マイネルバイカ(4番人気1着)
日本テレビ盃サウンドトゥルー(3番人気1着)
南部杯◎ベストウォーリア(1番人気1着)
ハイセイコー記念◎トロヴァオ(3番人気1着)
エーデルワイス賞◎タイニーダンサー(2番人気1着)
鎌倉記念◎ナイスヴィグラス(4番人気9着)
埼玉新聞栄冠賞◎タイムズアロー(1番人気3着)
JBCレディスクラシック◎アムールブリエ(2番人気4着)
JBCスプリント◎ベストウォーリア(2番人気3着)
JBCクラシック◎サウンドトゥルー(4番人気2着)
マイルグランプリ◎ソルテ(1番人気1着)
北海道2歳優駿◎キョウエイギア(3番人気4着)
平和賞◎アンサンブルライフ(1番人気1着)
ローレル賞◎シャイニーネーム(9番人気4着)
ロジータ記念◎フジノドラマ(4番人気3着)
兵庫ジュニアグランプリ◎サウンドスカイ(1番人気1着)
勝島王冠◎ムサシキングオー(2番人気1着)
浦和記念◎ハッピースプリント(2番人気1着)
クイーン賞◎ノットオーソリティ(5番人気3着)
全日本2歳優駿◎トロヴァオ(7番人気4着)
ゴールドカップ◎ソルテ(1番人気1着)
名古屋グランプリ◎ニホンピロアワーズ(5番人気2着)
兵庫ゴールドトロフィー◎ポアゾンブラック(4番人気3着)
東京大賞典◎ホッコータルマエ(1番人気2着)
東京シンデレラマイル◎ブルーチッパー(2番人気1着)
東京2歳優駿牝馬◎モダンウーマン(1番人気1着)
報知オールスターカップ◎ドラゴンヴォイス(4番人気4着)
ニューイヤーカップ◎モリデンルンバ(3番人気1着)
TCK女王盃◎ホワイトフーガ(1番人気1着)
船橋記念◎スマートアレンジ(5番人気5着)
ユングフラウ賞◎モダンウーマン(1番人気1着)
予想と見解です
2013年までは大井記念(2600m)と東京記念(2400m)が大井の名物長距離重賞だった。しかし、2014年に大井記念が帝王賞の前哨戦として2000mに変更。翌15年、入れ替わる形で2000mだった金盃が2600mで行われるようになった。
2600mも2400mも年1回しか行われない特殊条件だが、傾向はハッキリしている。それはリピーター色が強いこと。かつて大井にウエノマルクンという馬がいた。重賞はわずか1勝止まりだったが、大井記念、東京記念では合計5回も3着以内に好走。とにかく大井の長距離重賞を得意としていた。近年でもマズルブラストが大井記念2勝、東京記念1勝を挙げるなど、大井長距離重賞でのリピーターの強さは際立っている。
ただ今年はすでに大井長距離重賞で実績を残している馬がズラッと並んだ。どの馬にも魅力はあるが、中心になるのはアノ馬で間違いないはずだ。
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本命はプレティオラス。
東京記念で2勝を挙げているように大井長距離重賞でこそのタイプ。昨年の大井記念、東京記念ではダートグレード勝ち馬ユーロビート相手に完勝しており、対ユーロビートに関してはすでに勝負付けが済んでいる。東京大賞典ではそのユーロビートとサミットストーンに先着を許したが、道中のポジションが悪過ぎただけ。上りはメンバー中2位をマークしており、もう少し前で運べていれば、2頭には先着していただろう。適性面、能力面の双方から考えて、ここは中心視できるはずだ。
4コーナーまでじっとしているので、見ているとハラハラするタイプだが、今回は有力馬のサミットストーン、ユーロビートが前々で運ぶ上にコスモナイスガイ&柴田大知騎手がいかにもマクリの手に出そう。展開も向くだろう。前売りオッズ通り、単勝4倍前後なら単勝勝負でもいいくらいだ。
相手はユーロビート。
東京記念では14年1着、15年2着と好走しており、大井の長距離戦は得意。東京大賞典はプレティオラス同様、道中のポジションが後ろ過ぎた感があり、もう少し前で運べれていれば、サミットストーンには先着していただろう。対プレティオラスには分が悪いものの、ほかのメンバーとの比較を考えれば、評価を下げる必要はない。ここは巻き返してくるだろう。
3番手はサミットストーン。
14年東京記念2着以降、出走したレースはすべてダートグレード。全盛期のパフォーマンスを考えると、力がやや衰えている感はあるものの、南関東同士ならまだまだ格上の存在だろう。対ユーロビートを考えると、2キロの斤量差があるのは有利。14年東京記念のリベンジがあるかもしれない。
人気は上位に集中しそうだが、サミットストーンとユーロビートがお互いを意識しすぎれば、どちらかはバテる可能性がありそう。穴を狙うなら前々で運ぶタイプより差し、追い込み馬だろう。
そこでまず推したいのはカキツバタロイヤル。大井の長距離重賞を得意としており、昨年の東京記念では3着に好走。ゴール手前ではあと一歩でユーロビートを捕まえる勢いがあった。大外枠は常識的にマイナスだが、鞍上の中野騎手は東京記念でスタート後にうまく内に切り込む絶妙な騎乗を見せた。当時と同じように運べれば、チャンスがあってもいい。
以下、昨年の東京記念は目標になる苦しい展開だったファイヤープリンス、やや衰えも見られるが大井の長距離重賞に実績があるフォーティファイド、黒潮盃勝ち馬で長期休養明けで見せ場を作ったブラックレッグ。
最後に大穴でクラバズーカーを挙げておきたい。父スターキングマン×母父ホリスキーという血統背景から距離が延びるのは良さそう。2歳時には北海道2歳優駿3着があり、そこまで弱い馬ではないはず。52キロの軽量を生かせば、ノーチャンスではないだろう。
人気を集めそうなジャルディーノは確かにここに来て本格化しているが、未知の2600m。前走ガーネット賞の勝ち時計(2分8秒0)と東京大賞典11着のプレティオラスの時計(2分6秒2)を考えても、上位勢との能力差は結構あるはず。斤量54キロなので、チャンスはありそうだが、このオッズで買える馬ではない。ワイルドラッシュもポカがある血統なので、ここは4着以下に敗れることを期待したい。
印はコチラ
◎⑫プレティオラス
○②ユーロビート
▲⑩サミットストーン
△⑯カキツバタロイヤル
△⑦ファイヤープリンス
△⑭フォーティファイド
×⑪クラバズーカー
×⑬ブラックレッグ
能力比較表と展開・隊列予想です
今回は適性がカギを握りそうなので「適性」+「能力」の評価を掲載いたします。能力は斤量補正後を表しています。
適性はA(ある)→B(ややある)→C(ややない)→D(ない)の順。能力はA(最上位)、B(上位)、C(下位)、D(明らかに劣る)の順で評価しています。
展開は最初のホームストレッチのポジションをイメージしています。前半はスローペースで流れますが、2週目の向上面からペースアップし、直線はタフな追い比べになると見てます。
買い方です
プレティオラスは1番人気になってしまいましたが、お昼現在で単勝は4倍前後。個人的には単勝3倍くらいが妥当なオッズだと見ているので、1番人気でも買える馬だと思います。問題は買い方。「連複系で相手をユーロビート、サミットストーンに絞るか」、「3連系の3列目に穴馬を置いて手広く流すか」で少し迷いましたが、ここは前者の可能性が高いと見て少点数で挑みます。
【本線馬券】
馬連:12-2、10(2点)
馬単:12→2、10(2点)
プレティオラスから相手をユーロビート、サミットストーンに絞った組み合わせ(馬連10-12は枠連5-6のほうが配当がつく可能性があるので注意)。1番人気の馬単1着固定は基本的にやってはいけませんが、プレティオラスの場合、来るならアタマのタイプなので少し買うのもアリでしょう。
【抑え馬券】
馬連:12ー11、16(2点)
馬単:12→11、16(2点)
プレティオラスから相手をクラバズーカー、カキツバタロイヤルに絞った組み合わせ。そこまで可能性が高くないと思うので、本線とは金額の強弱をハッキリとつける感じで。
【ボーナス馬券】
3連単:12→2、10→2、10、11、16(6点)
ボーナス馬券は本線馬券が当たり、3着にもユーロビート、サミットストーン、クラバズーカー、カキツバタロイヤルが入った時の組み合わせ。あくまでもボーナスなので当たればラッキーくらいの気持ちで。
※馬券購入は各自の自己責任でお願いいたします。決してマルノリを推奨しているわけでもありません。
以上、金盃2016(大井)の予想でした。
お疲れ様です。戸崎騎手どうですかね?