川崎記念2016(川崎)の予想です。
川崎記念2016の出走馬は、JRA勢がサウンドトゥルー、ホッコータルマエ、カゼノコ、アムールブリエ、マイネルバイカ、パッションダンス。地方勢はサミットストーン(船橋)、グルームアイランド(金沢)らが迎え撃ちます。川崎競馬場ダート2100mで行われるJpnI戦です。
前回の船橋記念は自信があったのですが、本命馬がレースの流れに乗れずハズレ。ただ南関東重賞、地方ダートグレードは本命馬が2レース続けての凡走が一度もないので、川崎記念は巻き返しの番!サウンドトゥルーとホッコータルマエの2強ムード?川崎ダート2100mという特殊コースでそんな簡単に決まるでしょうか?2頭にオッズが異常に被るなら勝負すると思います。
目次
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15年10月以降の地方ダートグレード&南関東重賞の予想結果です
東京盃◎ドリームバレンチノ(4番人気2着)
レディスプレリュード◎ホワイトフーガ(4番人気3着)
白山大賞典◎マイネルバイカ(4番人気1着)
日本テレビ盃サウンドトゥルー(3番人気1着)
南部杯◎ベストウォーリア(1番人気1着)
ハイセイコー記念◎トロヴァオ(3番人気1着)
エーデルワイス賞◎タイニーダンサー(2番人気1着)
鎌倉記念◎ナイスヴィグラス(4番人気9着)
埼玉新聞栄冠賞◎タイムズアロー(1番人気3着)
JBCレディスクラシック◎アムールブリエ(2番人気4着)
JBCスプリント◎ベストウォーリア(2番人気3着)
JBCクラシック◎サウンドトゥルー(4番人気2着)
マイルグランプリ◎ソルテ(1番人気1着)
北海道2歳優駿◎キョウエイギア(3番人気4着)
平和賞◎アンサンブルライフ(1番人気1着)
ローレル賞◎シャイニーネーム(9番人気4着)
ロジータ記念◎フジノドラマ(4番人気3着)
兵庫ジュニアグランプリ◎サウンドスカイ(1番人気1着)
勝島王冠◎ムサシキングオー(2番人気1着)
浦和記念◎ハッピースプリント(2番人気1着)
クイーン賞◎ノットオーソリティ(5番人気3着)
全日本2歳優駿◎トロヴァオ(7番人気4着)
ゴールドカップ◎ソルテ(1番人気1着)
名古屋グランプリ◎ニホンピロアワーズ(5番人気2着)
兵庫ゴールドトロフィー◎ポアゾンブラック(4番人気3着)
東京大賞典◎ホッコータルマエ(1番人気2着)
東京シンデレラマイル◎ブルーチッパー(2番人気1着)
東京2歳優駿牝馬◎モダンウーマン(1番人気1着)
報知オールスターカップ◎ドラゴンヴォイス(4番人気4着)
ニューイヤーカップ◎モリデンルンバ(3番人気1着)
TCK女王盃◎ホワイトフーガ(1番人気1着)
船橋記念◎スマートアレンジ(5番人気5着)
今月はニューイヤーカップの3連単217倍ですでにプラスが確定しているのですが、できれば今月ラストの川崎記念でもう一発当てたいところです。
予想と見解です
今年、最初のG1(JpnI)レース。ダート路線は長い間、ホッコータルマエが絶対王者として君臨していたが、昨秋から様相が徐々に変化。昨秋のG1・3戦は、コパノリッキー→サンビスタ→サウンドトゥルーとそれぞれ別の馬が勝利を挙げた。
特に印象深かったのはサウンドトゥルーの本格化。昨秋のG1・3戦はすべてホッコータルマエに先着。世代交代の波は確実に押し寄せており、現在の能力は間違いなくサウンドトゥルー>ホッコータルマエだろう。地方ダートグレードは能力がストレートに表れやすいことを考えれば、サウンドトゥルーが最も勝ち馬に近い存在といえそうだ。
しかし、川崎記念の舞台はコーナーを6回も回る特殊なコース。同コースは序盤でゆっくり流れても向上面からのロングスパート戦になるため、差しも決まりやすい舞台だが(報知オールスターカップがいい例)、G1になると本当に強い先行馬がいるので、差しやマクリは意外と決まらない。実際、過去の勝ち馬にはアジュディミツオー、ヴァーミリアン、フリオーソ、スマートファルコンなどが名を連ねており、好位抜け出しで勝ってきた馬ばかりである。
同コースの特徴、川崎記念のレース傾向を分かっていれば、サウンドトゥルーでアタマ鉄板とはとても言えない。そして川崎記念2連覇中のホッコータルマエには衰えがある。オッズは2頭に被りそうだが、最も勝利に近いのはサウンドトゥルーでもホッコータルマエでもない。
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本命はアムールブリエ。
エンプレス杯、ブリーダーズゴールドカップ、名古屋グランプリの3戦を見ると、緩急のあるペースを抜け出す競馬がこの馬の真骨頂だろう。なにより圧巻だったのは前走の名古屋グランプリ。当時、◎ニホンピロアワーズで大勝したレースだが、全くの予想外だったのは本馬の走り。直線で一度も追うことなく、ニホンピロアワーズ、カゼノコらを完封。相手に恵まれたことを考慮しても勝ち方が異常だった。
名古屋グランプリは川崎記念とレースの中身が非常に似ているので(ともにロングスパート戦)、本馬が川崎記念に適性があるのは間違いない。事実、昨年のエンプレス杯を楽勝。川崎ダート2100mなら相当高いパフォーマンスを発揮できる。
正直、内枠だと包まれて自分のタイミングで動けない可能性もあるが、2強にオッズが被るなら捌けるほうに賭けてもいいだろう。ペースはマイネルバイカが逃げてそれほど上がらないはず。浜中騎手がいつも通り、正攻法の競馬に徹してくれれば、アタマまであるはずだ。
相手はホッコータルマエ。
秋3戦の走りを見る限り、パフォーマンスは少し落ちているが、それでもG1級の能力は健在。グレープブランデー、ローマンレジェンド、ワンダーアキュートなどの古豪を見ても、ダート路線において能力が一気に下降するケースは少ないので、本馬もまだまだやれるだろう。
今回はなによりも展開がドンピシャに向きそう。おそらく道中は逃げるマイネルバイカを見ながらの2番手。マイネルバイカならいつもでも交わせるので、幸騎手も余裕を持って追い出せるだろう。三連覇は阻まれるケースのほうが圧倒的に多いが、ここは展開ひとつでその可能性もありそうだ。
3番手はサウンドトゥルー。
能力だけならナンバー1。ただ冒頭で触れた通り、コース替わりは大きな不安。日本テレビ盃は極端な前潰れのペースで届いたが、今回はマイネルバイカ、ホッコータルマエと隊列が決まってのスローペースが濃厚。ロングスパート戦になるとはいえ、ホッコータルマエ、アムールブリエらが前半に大きくお釣りを作りそうなので、差し切るのは簡単ではないだろう。捌きづらい最内枠もネックで、力を出せずに終わるシーンは十分に考えれる。なにより今回は重賞で初めて1番人気を背負う立場。追い込みタイプの人気馬は常にリスクがあることを忘れてはならない。ハイリスクローリターンだ。
4番手はカゼノコ。サウンドトゥルーの評価を落とすなら本馬の評価も落とすのが筋。アムールブリエやホッコータルマエが好走する展開なら、前走名古屋グランプリ同様、伸びているけど前を捕えきれずというレースになるだろう。ただ鞍上の秋山騎手は時々、超早マクりの奇襲をするので、そういう騎乗をすれば、アタマまであっても驚けないか。
マイネルバイカは能力的に格下だが、展開面を考えると安易に切れない。2番手を追走するホッコータルマエが後ろを意識して仕掛けを遅らせれば、3着くらいなら残っても不思議ではない。
パッションダンスはパワフルな走法を見るとダートも合いそうだが、常識的にこのメンバーで初ダートでは通用しないだろう。2年前に初ダートのムスカテールが好走しているが、かなりレアなケース。この短期間で二匹目のドジョウはいない。母系も芝よりの馬が多いので、バッサリ切りたい。
地方勢は総じて消し。サミットストーンは昨年の3着馬だが、当時は絶好の展開で運べたのが大きかった。今年は昨年よりもメンバーがそろっている上に、ハナを主張しそうなマイネルバイカもいるので、厳しいレースになるはず。グルームアイランドは報知オールスターカップ自体が低レベル。当時、差のない2着に好走したのがダートグレードで大敗しているバトードール。川崎記念でバトードールを買えるかと言われれば、1円もいらないだろう。
印はコチラ
◎②アムールブリエ
〇⑫ホッコータルマエ
▲①サウンドトゥルー
△④カゼノコ
△⑦マイネルバイカ
能力比較表と展開・隊列予想です
今回は展開がカギを握りそうなので「展開」+「能力」の評価を掲載いたします。能力は斤量補正後を表しています。
展開はA(向く)→B(やや向く)→C(やや向かない)→D(向かない)の順。能力はA(最上位)、B(上位)、C(下位)、D(明らかに劣る)の順で評価しています。
展開は最初のホームストレッチのポジションをイメージしています。
買い方です
出走馬が決まった段階ではあまり買いたいレースではありませんでしたが、12時現在、サウンドトゥルーとホッコータルマエの馬連が2.1倍。最終的にはもう少し上がると思いますが、それでも2倍台はほぼ確実でしょう。3連複や3連単もサウンドトゥルー、ホッコータルマエの2頭から極端に売れている状況。予想以上に2頭に被ってくれたので、ここは勝負します。
昨夜の段階ではアムールブリエとホッコータルマエのワイド、馬連、馬単1点勝負も考えてましたが(手堅くいくならアリですが)、アムールブリエとホッコータルマエのワイドはサウンドトゥルー→ホッコータルマエ→アムールブリエでも当たる馬券。そんな馬券を取っても私は本望ではありません。大きく3連単を狙っていきます。
といっても3連単を多点買いして当たればいいという姿勢ではなく、しっかりリターンを狙っていきます。ニューイヤーカップで3連単万馬券を当てた時と同じく2つほど前提を作って、それに合う3連単フォーメーションを組みます。前提としたいのは「アムールブリエ2着以内」、「ホッコータルマエ3着以内」です。
【本線馬券】
3連単:2→12→1、4(2点)
3連単:2→1、4→12(2点)
本命のアムールブリエが1着、対抗のホッコータルマエが2、3着の組み合わせ。相手はサウンドトゥルーとカゼノコです。12時現在、最低でも50倍以上つく配当ですが、まずはここを本線とします。
3連単:1、4→2→12(2点)
3連単:12→2→1、4(2点)
本命のアムールブリエが2着、対抗のホッコータルマエが1、3着の組み合わせ。相手はサウンドトゥルーとカゼノコです。12時現在、最も安い組み合わせでも26倍ついています。
【抑え馬券】
3連単:2→12→7(1点)
3連単:12→2→7(1点)
アムールブリエ、ホッコータルマエ、マイネルバイカの行った行った馬券。ホッコータルマエがマイネルバイカを交わせないことはないので、マイネルバイカ3着固定を2点だけ。
3連単:2→1、4→1、4(2点)
3連単:1→2→4(1点)
3連単:4→2→1(1点)
万が一、ホッコータルマエが飛んだ時の馬券。ホッコータルマエが飛べばマイネルバイカも飛ぶはずなので、相手はサウンドトゥルー、カゼノコの2頭です。
※馬券購入は各自の自己責任でお願いいたします。決してマルノリを推奨しているわけでもありません。
以上、川崎記念2016(川崎)の予想でした。