(写真の元画像はコチラ。@lunapark0531さん)
セントライト記念2015(中山)の予想考察です。
今年のセントライト記念2015の出走馬は、サトノラーゼン、ベルーフ、ブライトエンブレム、キタサンブラック、ロッカフェスタなど15頭。中山芝2200mで行われるG2重賞。菊花賞のトライアルレースです。
今回はセントライト記念2015の予想の参考になりそうな、出走馬のスタミナの有無について考えてみたいと思います。
セントライト記念2015の予想考察~スタミナ問われる舞台で浮上するのは~
中山芝2200mは基本的にスタミナが問われる舞台です。
前半はゆったりと進むこともありますが、後半に入ると一定のペースを刻むことが多く、単純な上がり勝負にはなりません。特にセントライト記念はトライアル戦で権利がかかっているためか、その傾向が顕著に出ており、スタミナの有無が明暗を分けています。
実際に過去のセントライト記念の好走馬を見ても、
12年1着フェノーメノ(天皇賞春1着)
12年2着スカイディグニティ(菊花賞2着)
11年2着トーセンラー(天皇賞春2着)
09年1着ナカヤマフェスタ(凱旋門賞2着)
09年2着セイクリッドバレー(ダイヤモンドS2着)
09年3着フォゲッタブル(ダイヤモンドS1着)
などのちの長距離重賞で好走した馬がズラリ。上記の馬たちの名前を見ても、セントライト記念でスタミナが求められるのは明白でしょう。
逆に言うと、瞬発力で勝負するタイプには向いていないレースで、瞬発力勝負の代表格ともいえるディープインパクト産駒のセントライト記念成績は(中山開催のみ)、
【0.1.1.10】
(勝率0%、連対率8%、複勝率17%、単回収率0%、複回収率36%)
と明らかに奮いません。12年にはディープインパクト産駒が7頭も出走しましたが、馬券に絡んだのは3着ダノンジェラートのみでした。ちなみにタフな馬場に強いステイゴールドとアグネスタキオン産駒を除くと、サンデーサイレンスの直子の子(つまり孫)も
【0.3.4.46】
(勝率0%、連対率6%、複勝率13%、単回収率0%、複回収率33%)
と不振。今年のセントライト記念2015にはサンデーサイレンスの直子の子(ディープインパクト、ネオユニヴァース、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ産駒など)が多数出走しており、果たしてこの中ですんなり決まるかには、疑問が残ります。
ということで最後に非サンデーサイレンス系でセントライト記念向きの持続力を持っている馬を発表しましょう。
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いかにもこのレース向きのタイプ。前走同様に直線はしぶとく伸びてきそうです。逆に菊花賞では間違いなく消しでいいしょう(笑)。
セントライト記念2015の予想考察でした。