@h_r_p_studio さんの写真。)

秋競馬1週目お疲れさまでした。

夏競馬が終わって自分を見つめ直した結果が出たかどうか分かりませんが(大切なのは目先の結果ではないので)、1週目はまずまずのスタートが切れたかと思います。

個人的には勝負度Cで的中した2レースのうち1つを買いミスで払戻し0円、もう1つは買い逃すという痛恨のミスがあったおかげでちょいプラスだったのですが(このミスがなければ+4万円くらいでした)、それでもほかのレースがボチボチと当たり、全体を通しては本命を打った馬がよく好走していたので、特別に喜んでいるわけでもないのですが、悪くない週末だったかと思います。

久しぶりの2場開催を終えて思ったのは、2場開催は落ち着いて競馬ができていい!ということ。

3場開催→2場開催に移る時はいつも思うことですが、馬券を買う時に考える時間がたっぷりありますし、予想する上でもいつもより1レースあたりに時間を費やすことができます(予想は時間を費やせば費やすほど結果が出るわけではありませんが、より確信というか自信を持てます)。

私はレースをたくさん買ってかつプラスを目指しているので、正直なところ、物足りない気持ちはあるのですが、競馬は毎週毎週行われるので、精神的にもお財布的にも「少し物足りない」まま終わったほうがいいのかもしれませんね(笑)

重賞は◎ノームコア(2番人気1着)、◎ミッキーグローリー(1番人気1着)が勝利。ノームコアは新馬の時からずっと期待しており、新馬の時に以下の通り次走注目馬としても書いていた馬でした。

●ノームコア(3番人気1着)

7月16日(日)に福島5レースの新馬、芝1800mに出走。クラシックという意味では函館のディロス、中京のワグネリアンですが、馬券的な意味でいえば、福島のノームコアのほうがはるかに注目。レースはヘッドストリームと後続を大きく引き離す逃げを打ち、前半1000m通過59.9秒という厳しいペースを刻みましたが、4コーナーを馬なりのまま回ると直線で再度反応して後続を引き離す勝ちっぷり。なかなか味のある勝ち方で、能力は上のクラスにいっても通用するでしょう。ただ決め手比べになると劣りそうなので、コーナー4回の持久力戦がベスト。

今回はルメール騎手が上手く乗った印象もありますが、秋華賞でも面白い存在になるかもしれませんね。

またミッキーグローリーはnoteの春競馬の振り返りと夏競馬の抱負【番外編】でオススメ馬として取り上げた10頭(地方馬を除く)のうちの1頭でした。

●ミッキーグローリー(芝/オープン在籍)
前走阿武隈ステークスよりも3走前の中山芝1600mで行われた1000万下の勝ちっぷりが非常に印象的だった本馬。当時、負かしたのはのちのオープン馬ゴールドサーベラスで、本馬もオープンまで出世したのは当然といえば当然でしょう。大型馬で戦績から受ける印象ほどレースが上手いタイプではありませんが、まだ隠されたギアがありそうで、重賞は勝てる器と見ています。開幕週の京成杯オータムハンデは条件的にもチャンス。キャラ的に中~外枠を引きたいですね。

ここは希望の枠を引けたので迷いなく本命を打てました。ただ想定していたより人気でしたね。

noteには夏の収支+秋華賞、菊花賞で面白そうな馬なども書いていますのでぜひご覧ください。

以下、今週の勝負レースを少し振り返ります。

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≪中山1レース 2歳未勝利 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑪ペイシャリルキス(3番人気4着)
○⑮エコロディアマンテ(1番人気1着
▲⑧ニシノオウキ(2番人気3着
△⑦シゲルホタルイシ
△⑬パゴダ
△④ラブミーサアヤ
×⑭トモジャナイト
×⑫ケンブリッジウィズ
×⑥キタノオドリコ(6番人気2着
×⑯ベアラッキー
×⑤アイファーブリッジ
×②ダンスナンバー
×①フクノマーチ

ここはペイシャリルキスが前進するはず。初ダートの前走は鞍上の長岡騎手が終始ブレーキをかけながら走っているような状態だったが、直線で外に持ち出されるとグングンと加速して4着に健闘。普通の騎手なら余裕で2着には入っていたはずで、ダート適性の高さを示した一戦だった。今回は乗り替わりとはいえ、山田騎手なので強気になれないが、レース運びのしやすそうな枠を引けたので、馬の邪魔さえしなければ、勝ち負けに加われるだろう。相手関係にも恵まれた。

相手は人気でもエコロディアマンテ。前走は勝ち馬マイネルバトゥータについていっての2着。新潟ダート組では持ち時計がアタマひとつ抜けており、能力通りに走れば、馬券圏内には加わってくるか。

馬券は3連複でペイシャリルキス、エコロディアマンテから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。本線はキタノオドリコまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△×××××××(11点)…本線はキタノオドリコまで

馬連:◎ー○(1点)

馬単:◎→○(1点)

4コーナーの不利も痛かったですが、山田騎手はまだ1年目とはいえ、つくづく下手だなと思います…。とはいえ騎手のせいでハズレたとは思っておらず、それ込みで買ったわけなので仕方ないです。

≪中山10レース 鋸山特別 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑦アナザートゥルース(1番人気2着
○⑨スペリオルシチー(5番人気3着
▲⑩セガールモチンモク
△⑧デザートスネーク(2番人気1着
△④スペルマロン
△⑪バトルスピリッツ
×③アンプラグド
×⑮ヒメタチバナ

本命はアナザートゥルースでいいだろう。ダートグレード勝ち馬サウンドトゥルー、ルールソヴァールの下で、本馬もまだまだ上を目指せそうな器。休み明け前には1600万下で2着があり、1000万下は通過点に過ぎないはず。定量戦なら負けられない。

相手はスペリオルシチー。前走大倉山特別は勝負どころで動けに動けず、仕掛けが遅れての敗戦。ルーラーシップ産駒らしくバテずに長くいい脚を使えるのが強みなので、仕掛けが遅れたのは致命的だった。今回は枠順的に自分のタイミングで動けそう。能力通りに走ってくれれば、上位争いは間違いないか。

セガールモチンモクは前走瀬波温泉特別がタイムランクAのハイレベル戦。3着馬とは0.3秒差しか離されておらず、今回のメンバーなら馬券圏内に加わってきてもいい。

馬券は3連複でアナザートゥルース、スペリオルシチーから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。本線はバトルスピリッツまで。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△××(6点)…本線はバトルスピリッツまで

馬連:◎ー○(1点)

アナザートゥルースが勝てば3連単もありましたが、ゴール前に差されて2着。勝ち馬は強いですね。

≪阪神1レース 2歳未勝利 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑤フォートワズワース(1番人気1着
○⑥グッドヘルスバイオ(4番人気3着
▲⑩エイシンオーディン
△⑫マイネルプリサイス
△④ニシノクローデット
△⑪メイショウトーチ
×⑨スマートドレイク(6番人気2着

本命はフォートワズワース。近親にカジノドライヴがいる血統で、本馬もいかにもダート馬のイメージ。ここはダート組のメンバーレベルが低いので、ポテンシャル的にあっさりがあってもいいだろう。

相手はグッドヘルスバイオ。新馬のタガノカルラ組はメンバーレベルがまずまず高かった一戦。初ダート組がどこまで走るか分からないが、新馬の着順だけで人気が抑制気味になるなら積極的に買っても良さそうだ。

馬券は3連複でフォートワズワース、グッドヘルスバイオから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。あとは馬連を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△×(5点)

馬連:◎ー○(1点)

ヒモがちょい荒れてくれたことでまずまずの配当に。初ダート組が人気を集めていましたが、2歳戦はオッズにもよりますが、未知の魅力(初芝、初ダート、底を見せていないなど)よりも実績、経験が重要だと感じた一戦。

≪中山1レース 2歳未勝利 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑮ボヘミアンラプソディ(7番人気11着)
○⑪マイネルアルケミー(1番人気1着
▲⑬ヴォイスオブジョイ(2番人気2着
△⑩ニシノドレッシー
△⑫フラッシュノワール
△⑦コロポックル
×②カツコノユメ
×①オトリコミチュウ
×⑯ヘデラ
×⑨ダイユウアイーダ
×③トーアマーブル

本命はもう一度、ボヘミアンラプソディを狙う。レースセンスがなく、エンジンのかかりが遅いのがネックだが、新馬、2戦目の未勝利ともに上がり最速をマークしているように能力は確か。急坂コースに変わるのは歓迎で、前進があってもいいだろう。スムーズに運べそうな外枠を引けたのもプラス。

相手は難解だが、先行力のあるマイネルアルケミー、中山芝1200mに合いそうなヴォイスオブジョイ、鞍上不安も単騎逃げに持ち込めそうなニシノドレッシーが有力か。

馬券は3連複で1列目にボヘミアンラプソディ、2列目にマイネルアルケミー、ヴォイスオブジョイ、ニシノドレッシー、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線はコロポックルまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△(ニシノドレッシー)ー○▲△△△×××××(24点)…本線はコロポックルまで

馬連:◎ー○▲△(ニシノドレッシー)(3点)

馬単:◎→○▲△(ニシノドレッシー)(3点)

この人気ならと楽しみにしていましたが、スタートで終了><ボヘミアンラプソディは走るたびにレースが嫌になってしまったのか、ゲートが悪化する一方ですね…

≪中山6レース 500万下 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑫ナリノメジャー(4番人気3着
○④アースヴィグラス
▲⑤フェリーチェ(5番人気1着
△⑦スビールアスール(3番人気2着
△⑩トラストロン
△⑯シャンパンサーベル
×⑭サイドストリート
×②アポロアミ
×⑮ルタンメルヴェイユ

本命はナリノメジャー。5走前に中山ダート1200mで現級勝ち。その後は1000万下で差し、追い込み決着になりながら前々でしぶとく粘っており、1000万下でも通用するメドは立っていた。今回は実績のあるコースに戻り、スムーズに運べそうな外枠。鞍上も引き続き田辺騎手が騎乗できるのは大きな強みで、このメンバーなら堅実に走ってくるのではないか。

相手はまずアースヴィグラス。末一手なので買い時が難しいが、実績のある中山ダート1200mに変わり、人気が控え目気味なら今回が買い時といえそう。

フェリーチェは横山典弘騎手が手の内に入れていたので、乗り替わりがカギになるが、3歳500万下の内容からこのクラスは突破できるはず。

スピールアスールは現級勝ちのある実績馬。徹底先行型が少ないので、このメンバーでこの枠順なら行き切れるのではないか。

馬券は3連複で1列目にナリノメジャー、2列目にアースヴィグラス、フェリーチェ、スピールアスール、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線はサイドストリートまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△(スピールアスール)ー○▲△△△×××(18点)…本線はサイドストリートまで

ナリノメジャーは厳しい競馬でしたが、中途半端に控えていたら逆に残れなかったはずで早め早めに動いてくれたからこそ残れたと思います。田辺先生様様。

≪中山10レース ながつきステークス 勝負度C(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆☆)≫

◎⑩ハットラブ(1番人気1着
○⑫アスタースウィング(3番人気3着
▲⑧タガノヴィッター(2番人気2着

本命はハットラブ。中山ダート1200mは【3.0.0.1】と抜群の適性を見せているコース。唯一、馬券圏外に敗れたのも後方ポツンに近い形になったオープン特別の千葉ステークス。それでもダントツの上りをマークして5着まで追い上げており、オープンでも十分に通用する力を示した。今回は1600万下。メンバーレベルが低い上、捌きやすい13頭立ての少頭数なら確実に追い込んでくるはず。

相手はアスタースウィング。前走苗場特別の勝ち時計(1分10秒4)は、翌週に行われた1600万下・越後ステークス(1分10秒9)や同開催のオープン特別・NST賞(1分10秒7)よりも速く、1600万下~オープン級のパフォーマンスだったと言ってよさそう。ここに来て明らかに本格化しており、今なら中山ダート1200mでも結果を残せるのではないか。被されない外枠を引けたのも好感。

タガノヴィッターは前走花のみちステークスで崩れたが、外々を回った分、伸び切れなかった感じ。それまでは大崩れなく走っており、巻き返してくるのではないか。

馬券はシンプルに馬連&馬単でハットラブからアスタースウィング、タガノヴィッターに流したい。あとは3連単を押さえる。

【参考買い目】

馬連:◎ー○▲(2点)

馬単:◎→○▲(2点)

3連単:◎○→◎○▲→◎○▲(4点)

と買う予定もギリギリで締め切られました><しかし、◎ハットラブは当日朝時点で3番人気(単勝以外で見てもそうでした)だったんですけどね…

≪阪神2レース 2歳未勝利 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑥セグレドスペリオル<次走注目><単妙味>(2番人気1着
○⑧トップウィナー(3番人気3着
▲③スマートユニバンス
△⑤ピンクブロッサム
△⑦デンコウミシオン(7番人気3着

本命はセグレドスペリオル。新馬は直線で3頭併せの真ん中に入って厳しい競馬だったが、最後まで諦めずにしぶとく伸びており、レースセンスの良さが光った一戦。勝ち馬エルモンストロは次走新潟2歳ステークスでもそれなりに見せ場を作っており、負けた相手も悪かったと判断していいだろう。道悪にも対応できそうなタイプで、再度好勝負に持ち込めるはず。

人気のスマートユニバンス、トップウイナーは詰めの甘い印象なので、セグレドスペリオルから単勝(4倍くらいはついて欲しいところ)、馬単を買いたい。本線はスマートユニバンスまで。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)

馬単:◎→○▲△△(4点)…本線はスマートユニバンスまで

出遅れた時はどうなるかと思いましたが、馬の能力が違いましたね。セグレドスペリオルの単勝4倍は美味しかったです。

≪阪神8レース 500万下 勝負度C(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎⑪ジョースターライト(3番人気3着
○⑩フォースライン
▲②スズカガルチ(2番人気2着
△⑦メイショウマトイ(4番人気1着

本命はジョースターライト。ロージズインメイ産駒でいかにもスタミナ型のダート馬。とにかく外枠からスムーズな先行策を打てた時は安定して走っており、今回は好勝負必至のはず。逃げ、先行勢が手薄なので、前々で運べれば、馬券圏内には入れるだろう。

相手はまずフォースライン。前走指宿特別は逃げ、先行勢に有利な展開になってしまい、持ち味のが持久力が生かせずの敗戦。今回は持久力が問われる阪神ダート2000m。少頭数、自分から動きやすい外枠ともに歓迎で前進があってもいい。

スズカガルチは前走が案外も、15番ゲートから終始外々を回されてしまい、ややチグハグな競馬だった。2走前にはイシュトヴァーン(次走1000万下で2着に好走)と一騎打ちを演じている馬。少頭数なら末脚を存分に生かせそうで巻き返しがありそうだ。

メイショウマトイは現級勝ちのある実績馬。2走前だけ走れば、能力的に通用していい。

馬券は3連複でジョースターライトから印を打った馬へ。本線はフォースライン絡み。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△ー○▲△(3点)

当たったと喜んでいたのですが、払戻し0円でよく見たら7と8を間違えて購入していました…買い間違いには気をつけましょう!大きな配当ではなかったのが救いです。

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来週は2場3日間開催!

来週は久しぶりの3日間開催。ローズステークス、セントライト記念とクラシックのステップレースが始まり、いよいよ秋のG1シーズンも近づいてきたんだなと感じますね。

自分自身の流れと悪い点を見つめ直せたことで秋はいいシーズンになりそうな予感がしているので、また来週から頑張っていきます。最近は昨秋だとJBCレディスクラシックやジャパンカップ、今春だと皐月賞とG1でドカンと当たることも多いので、G1シーズンも楽しみにしたいと思います。

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