いよいよ明日は安田記念2015ですね!
5月前半から続いたG1の連続開催も今週で一区切り。寂しい気持ちもありますが、最後の最後で最も予想の難しいレースがやってきました笑。
近年は波乱の決着が多い安田記念。今年も高配当が出そうな雰囲気ですね。今回は人気の一角を占めるモーリスとミッキーアイルについて、少し不吉なデータをご紹介したいと思います。
安田記念2015の予想~世代間格差を考えてみた~
いきなりですが、結論からいいます。
現4歳世代は弱い
勘のいい方ならお気づきかもしれませんが、現4歳世代は苦戦が続いています。それは今年のG1における現4歳世代の成績を見れば、明らかでしょう。
【0.0.1.15】
(勝率0%、連対率0%、複勝率6%、単回収率0%、複回収率14%)
馬券になったのは高松宮記念3着ミッキーアイルだけです。
大波乱だったヴィクトリアマイル。荒れた要因はいくつかありますが、その1つが4歳世代(ヌーヴォレコルト、レッドリヴェールら)がすべて飛んだことなのは間違いないでしょう。
G1だけに限らず、今年の重賞成績を見ても、4歳世代がいまひとつなのは明らかです(以下参照)。
年齢 | 成績 | 勝率/連率/複率 |
---|---|---|
4歳 | 6-6-4-97/113 | 5%/11%/14% |
5歳 | 13-9-12-101/135 | 10%/16%/25% |
6歳 | 11-14-9-122/156 | 7%/16%/22% |
7歳以上 | 7-8-12-152/179 | 4%/8%/15% |
複勝率ベースでみると、
5歳>6歳>7歳以上>4歳
という順番。回収率で見ても、現4歳世代は
単回収率33%、複回収率43%
と悲惨な成績に終わっています。
今年の安田記念2015に出走している現4歳世代は、モーリスとミッキーアイル。ともに人気の一角を占める馬たちです。
果たしてこの悪い流れは続くのか。あるいは現4歳世代の巻き返しがあるのかという意味でも興味深い一戦になりそうです。
安田記念2015の予想のカギとなる世代間格差についてでした。