天皇賞(春)2015の予想キズナが勝つパターンを考えてみた

いよいよ天皇賞(春)2015ですね。

競馬ファンの方も一般の方もやはり

キズナ&武豊騎手の取捨

に悩んでいるかと思います。そこで今回はキズナが勝つパターンはどういう時なのか、予想考察していきたいと思います。

天皇賞(春)2015の予想~キズナが勝つパターンとは~

キズナは一般的にいう追い込み馬です。道中はじっくりと脚を溜めて、直線で大外から追い込むスタイル。このようなスタイルで天皇賞(春)を優勝した馬はいるのでしょうか。1986年以降の勝ち馬を4コーナーの通過順で見ていくと、合計29頭の内訳は以下のようになります。

4コーナー5番手以内…25頭
4コーナー6番手以下…4頭

でした。つまり追い込んで勝つのは非常に難しい。ちなみに4コーナー6番手以下で勝利した4頭は、4コーナー通過順が6、8、7、8番手。10番手以下から差し切ったパターンは一度もないのです。昨年のキズナは4コーナー10番手。ある意味、負けるべくして負けたレースでした。

ということでキズナが天皇賞(春)で優勝するには…「4コーナー5番手以内」、少なくても「4コーナー8番手以内」は絶対条件といえるでしょう。

キズナはやっぱり厳しいのか…

そう思いたくなりますが、鞍上は京都を知り尽くした武豊騎手。過去、同舞台では意識的に早めの仕掛けをしているんですよね。

追い込み馬のディープインパクトは天皇賞(春)で、

14-14-4-1

という通過順を刻んでいます。実は4コーナー先頭で回っていたんですよね。そして昨年のキズナは、

17-17-15-10

やっぱり早めに動いています。しかし、昨年は脚を溜め過ぎました。巷では、「自分の競馬に徹する」と言われていますが、過去の天皇賞(春)から武豊騎手が早めに進出するのは間違いないでしょう。あとは4コーナーでどのポジションにいるのか、そこが勝負の分かれ目になると思います。

個人的にはゴールドシップが早めにマクってキズナも付いて行って、直線は2頭の叩き合いっていう可能性も捨てきれないのでは?と思っています(笑)。

最後に天皇賞で「なくはない」大穴候補を発表します。

特大ホームランがあるとすれば意外とこの馬!?A.人気ブログランキング20位前後です)

天皇賞(春)2015のキズナについてでした。