京成杯2015 出走予定馬クラージュシチーらを分析する

海外レースの馬券発売へのニュースにはビックリしました。

しかも「JRAなどが独自にオッズ(賭け率)を付けて販売できるようにする方向」らしく、純粋にJRAvs馬券買う人の勝負になりそうなので面白そうですね。発売されたら、しっかり予想したいと思います笑。

さて西の日経新春杯と同時に行われるのが京成杯2015

今年の出走予定馬は、クラージュシチー、ベルーフ、ソールインパクト、ブラックバゴ、タケルラムセスなど。面白い馬がそろい、皐月賞に直結しそうな予感がしますね。

早速展望していきましょう!

中~外枠が優勢な京成杯

京成杯で注目したい過去のデータは、好走馬が中~外枠に偏っていること。過去10年の枠順別成績は以下の通りです。

◆過去10年の京成杯の枠順別成績
成績 勝率/連率/複率
1~3枠 1-3-3-35/42 2%/10%/17%
4~8枠 9-7-7-70/93 10%/17%/25%

「中山芝2000m=ロスなく立ち回れる馬が有利」と思われがちですが、同レースでは中~外枠が優勢。過去のレースを振り返っても、先行押し切りの優勝馬は少なく、4コーナーから加速をつけて上がっていける馬が活躍しているんですよね。

メンバーを見渡しても能力が接近してそうですし、枠順が大きなカギになるのは間違いないでしょう。

京成杯2015の出走予定分析

クラージュシチー

未勝利戦が圧巻のパフォーマンス。東京スポーツ杯2歳ステークスでも2番人気に推されたが、直線の伸び脚がいまひとつで5着に敗れた。コース替わりは魅力だが、器用さに欠ける面があり、レースの流れに乗れるかがカギ。能力が高いのは間違いないので、乗り方ひとつだろう。

ベルーフ

デビュー戦から3戦2勝。前走エリカ賞は着差こそ僅かもまだ余力を残しつつで素質の高さを感じさせた。2走前の百日草特別は勝ち馬が牝馬の大物ルージュバック。あの敗戦は仕方ない。本格化はまだ先のような気がするが、現時点でも十分勝負になるだろう。クラージュシチー同様、レースの流れに乗れるかがカギになる。

ソールインパクト

ホープフルステークスは中団から差を詰めて4着。ゴール手前の伸び脚は良く、脚を余した印象がある。キャリアは5戦と豊富だが、大崩なく走っており、レースセンスの高さを感じる。力を出し切れば前走以上も十分に期待できるはず。

ブラックバゴ

ホープフルステークスは伏兵扱いも3着に好走。直線は最内で進路がなく、追い出しが遅れる場面。ゴール板では2着コメートと並んだが、脚色は明らかに同馬のほうが良かった。前走のように詰まるリスクはあるが、差し馬でも立ち回りセンスが良く、中山芝2000mでも問題ない。血統的に地味だが決して軽視はできない。

タケルラムセス

前走は今回と同条件の寒竹賞を勝利。10頭立ての6番人気と注目を集めていなかったが、直線は馬群の間から力強く伸び切った。大物感こそないものの、レースセンスが高く、常に人気以上に好走するタイプだろう。相手は強くなるが、侮ることはできない。

京成杯2015の展望

なかなか面白いメンバーがそろいましたね。皐月賞やクラシックにつながる一戦になりそうです。参考レースとしては、同条件で行われたホープフルステークスでしょう。

そこで最後にホープフルステークス組で次も買いたい!と思った馬を発表したいと思います。

京成杯2015でホープフルステークス組の注目馬は!?B.人気ブログランキング(30位前後です)

血統的にクラシックは微妙ですが、レースセンスが高く、中山芝2000mは条件的に合うはず。意外と軽視されそうなので、どれくらいのオッズになるのか興味がありますね。