【東京記念2016予想】大井2400mの名物重賞を制すのは

東京記念2016(大井)の予想です。

東京記念2016の出走馬は、ケイアイレオーネ、ユーロビート、チャンピオンゴッド、スコペルタ、ミッキーヘネシーなど10頭。大井競馬場2400mで行われるSII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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最近、国内を最も移動している人間はおそらく吉原騎手なのではないか?と真面目に思っています。ここ数日の騎乗場所を見てみると、

10/10 盛岡(南部杯に騎乗)
10/11 金沢(地元参戦)
10/12 大井(東京記念に騎乗)
10/13 門別(エーデルワイス賞に騎乗)

どうやって移動しているのか興味がありますね…。9月は強行スケジュールで韓国まで乗りに行ってましたし(コリアスプリントでグレープブランデーに騎乗)、腕は一流ですが、無理しないで長く頑張ってほしいです。

予想と見解です

春の大井記念、秋の東京記念。

昔はこの2レースが大井の名物・長距離重賞だったが、大井記念は帝王賞のトライアルとしてリニューアルされ、14年から2000mに変更。代わって金盃が2000→2600mに変更され、今では東京記念と金盃が大井の名物・長距離重賞になっている。

大井の長距離重賞のポイントは「リピーター色が強いこと」。年に一度しか行われない特殊条件。JRAのステイヤーズステークスで同じ馬がたびたび好走するように、大井2400、2600mにも同じことがいえる。ウエノマルクン、ルースリンド、マズルブラストなどなど。個性豊かなステイヤーが活躍してきた。

ただ今年は出走馬がわずか10頭。長距離に実績があるのはユーロビートのみで、そのほかの馬をどう扱うかが焦点になりそうだ。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ケイアイレオーネ

この血統なのでマーキュリーカップのような凡走があるのが怖いが、地元・大井ならさすがに負けられないだろう。2走前の大井記念ではユーロビートを寄せ付けずの完勝。今回、斤量は2キロ差に広がるが、斤量2キロであの着差が詰まるとは到底思えない。

メンバーを見渡すと前に行ける脚があるのはケイアイレオーネ、チャンピオンゴッドのみ。チャンピオンゴッドは初距離で折り合い重視で臨むはずで、ケイアイレオーネが自然とハナに立つだろう。2週目向上面までは超楽逃げが濃厚。展開を考えてもここでコケるとは思えない。

相手はユーロビート

冒頭に触れた通り、東京記念はリピーター色が強いレース。同馬は3年連続の出走で、14年1着、15年2着。今年の金盃(2600m)でも2着に好走しており、この条件では崩れたことがない。まして今回はケイアイレオーネを除くと、明らかに格下のメンバー。アクシデントがない限り、馬券圏外に飛ぶことはない。

このレースの問題は3番手。常識的にはチャンピオンゴッド、スコペルタ、ストゥディウムと続くが、1頭だけ明らかに過小評価されている馬がいる。

3番手は高知のミッキーヘネシー

前走日本テレビ盃は地方勢の中ではタイムズアロー、ハッピースプリントに次ぐ着順。上りだけならメンバー中、5位をマークしており、「南関東馬が相手なら…」と思わせる内容だった。2走前のイヌワシ賞では3着に好走しており、長距離適性は確か。当時、4着が今年の報知オールスターカップ勝ち馬グルームアイランドだったことを考えても、南関東重賞ならチャンスがあるのではないか。

大井2400mはスタート後、すぐに3コーナーがあるため、内枠が有利なコース。2枠2番で1枠1番がドレミファドンならラチ沿いを通れることはほぼ間違いないだろう。ケイアイレオーネ、ユーロビートの独走状態になり、色気を持ってついていったチャンピオンゴッドが後退したところ、内からスルスルと上がってくるシーンは十分に考えられる。

最後にチャンピオンゴッド。地元の川崎でマイル前後を使われてきたが、父マーベラスサンデー×母父ブライアンズタイムなら距離は伸びたほうが良さそう。ギャラクシー賞は着差こそ僅かも、完勝といえる内容。着差や斤量だけを見ると、スコペルタに先着を許す可能性はあるが、適性や位置取りを考えると、本馬が再び先着する可能性が高いと見た。

印はコチラ

◎③ケイアイレオーネ
○⑥ユーロビート
▲②ミッキーヘネシー
△④チャンピオンゴッド

東京記念の予想ファイルはコチラ

買い目はコチラ

このレースはケイアイレオーネ、ユーロビートの2頭軸で流せば当たりそうですが、競馬は当てにいくことが目的ではなく、儲けることが目的なので、絞ってしっかりと回収したいところ。期待はもちろんミッキーヘネシー。ノーマークの大穴ですが、3着なら可能性アリと見ています。

【参考買い目】
3連複:2-3-6

3連単:3、6→3、6→2(2点)

3連単:3→6→4、9(2点)

このレースは本線、抑え、ボーナスというより、買い目はすべて本線。買いたい馬が限られてますし、工夫のしようがありません。

まずはミッキーヘネシー、ケイアイレオーネ、ユーロビートの3連複(18時前現在、41.2倍ついてますが、点数が少ないかつ穴なのでオッズが下がらないか心配です・苦笑)。ミッキーヘネシーが2着に来ることは考えられないので、同時にケイアイレオーネ、ユーロビート→ケイアイレオーネ、ユーロビート→ミッキーヘネシーの3連単も買いたいですね。ここが当たれば万々歳です。

あとはケイアイレオーネ→ユーロビート→チャンピオンゴッド、スコペルタ。3連単はケイアイレオーネのアタマ、ユーロビートのアタマが同じくらい売れており、ケイアイレオーネ→ユーロビートだけに絞れば、3着に人気馬が来てもそれなりに回収できそう。スコペルタは印を打ちませんでしたが、このオッズなら抑えておいてもよさそう。ただ3着スコペルタは元返し程度にして、3着チャンピオンゴッドを厚めに買う予定です。

以上、東京記念2016の予想でした。