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東京盃2018(大井)の予想です。

東京盃2018の出走馬は、JRAからテーオーヘリオス、マテラスカイ、ネロ、サクセスエナジー、グレイスフルリープが出走。地方勢は、キタサンミカヅキ(船橋)、エイシンバランサー、エイシンヴァラー(以上、兵庫)らが迎え撃ちます。大井競馬場ダート1200mで行われるJpnII戦。JBCスプリントの前哨戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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今週に入ってソルテ引退のニュース。2、3歳時は詰めが甘く勝ち切れないキャラでしたが、古馬になってロベルト系らしくメキメキと力をつけ、15年シーズンは連戦連勝。翌年のかしわ記念でもコパノリッキーの2着に好走し、同年のさきたま杯ではダートグレード初制覇。順調ならもっと活躍できたと思いますが、晩年は脚部不安との闘いでしたね。

今はJRA→南関東の転入も多く、リッカルド、キタサンミカヅキ、シュテルングランツなどが活躍していますが、やはり生え抜きの地方馬が活躍してこそなので、フジノウェーブ、ソルテに次ぐスプリンターがまた出てきて欲しいなと思います。

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東京盃2018の予想と見解です

今年の東京盃の中心的存在はマテラスカイだろう。

近5走のうちドバイを除けば、破竹の4連勝。特に圧巻だったのは前走プロキオンステークス。時計の出やすい馬場だったとはいえ、前半600m通過33.5秒で飛ばしながら最後まで脚色衰えずの圧勝劇。G1で善戦していたインカンテーションに4馬身差をつけ、ダートスプリント界に新星誕生を思わせる勝ちっぷりだった。

能力的にアタマひとつ抜けた存在なのは誰が見ても明らか。問題は初コース、初ナイターでその力を発揮できるかどうかだろう。それでは予想にいきましょう。本命は…

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マテラスカイの能力を信頼する

血統的に不安がないわけではないが、今回は前走以上に楽な展開に持ち込めそう。同型のネロは待機策を示唆している上に本馬と同じ森厩舎。ネロがマテラスカイに執拗に絡む可能性は低く、スタートと同時にノープレッシャーのまま逃げられるのではないか。

前走プロキオンステークスのレコード勝ちを見ると、時計が出る馬場の方がいいのは間違いないが、中山ダート1200mでも逃げ切った経験があり、一本調子のスピードタイプではない。自分のリズムで運べれば、自ずと結果はついてくるだろう。

相手はキタサンミカヅキが堅実駆けだろう

大井1200mでは【3.1.0.1】の安定感。唯一、馬券圏外に敗れたのは昨年のJBCスプリントで、それも勝ち馬ニシケンモノノフから0.1秒差の5着。この条件では常に安定したパフォーマンスを発揮しており、今回も直線で確実に伸びてくるだろう。近2走のレースぶりを見ると、鞍上の森騎手との相性が抜群。2番人気濃厚だが、嫌う要素はない。

3番手はあえてネロを狙う

展開を考えると、マテラスカイについていくので厳しくなりそうだが、今回は待機策を示唆しているのが不気味。昨年のJBCスプリント、18年東京スプリントは番手から結果を出しており、逃げなければダメというタイプではない。サクセスエナジー、グレイスフルリープと比べるとスプリント適性は一枚上。JRA勢の中では最も人気薄になりそうだが、意外と侮れないと見た。

グレイスフルリープは今年の東京スプリント勝ち馬。当時はすんなりと逃げれたことが勝因も、番手でも力を発揮できるタイプ。被されない外目の枠を引けたのは大きい。

サクセスエナジーは能力的にグレイスフルリープと互角も、1200m経験が浅い分、評価を下げた。前走プロキオンステークスは馬場が速過ぎたのもあったが、追走するのに精いっぱいだった。1200mのスピードに対応できるか少し不安はある。

テーオーヘリオスは揉まれやすい内目の枠を引いたのが割引も、前走北海道スプリントカップは馬群の間からしぶとく伸びており、以前よりも精神的にタフになっている。相手は一段と強くなるが、マテラスカイを除けば、そこまで差はないだろう。

兵庫勢ではエイシンバランサーにチャンスあり。前走サマーチャンピオンではブルミラコロ、ヨシオを撃破。血統のイメージほど一本調子なタイプではなく、控える競馬もできる馬。マテラスカイが後続を引き離し、キタサンミカヅキが差してくる展開になれば、本馬も上位進出が狙えるのではないか。

最後にコパノリスボン。前走マイルグランプリトライアルは一度しか経験したことがないコーナー4回のコースで力を発揮できずの敗戦。6走前のなにわステークスでは今回、上位人気に推されているサクセスエナジーから0.4秒差の競馬。全くのノーチャンスではないだろう。

東京盃2018の印

◎⑤マテラスカイ
○④キタサンミカヅキ
▲⑦ネロ
△⑭グレイスフルリープ
△⑩サクセスエナジー
△③テーオーヘリオス
×⑥エイシンバランサー
×⑫コパノリスボン

東京盃2018の予想ファイル

東京盃2018の買い目

◎マテラスカイ〇キタサンミカヅキともに人気なので、積極的に買いたいレースではありませんが、相手にネロ、エイシンバランサー、コパノリスボンが来ることを期待したいですね。

【本線】

3連複:4-5-3、4、6、10、12、14(6点)

3連複でキタサンミカヅキ、マテラスカイから印を打った馬へ。3列目はあまり強弱をつけない予定です。

3連単ボーナスは買うなら◎マテラスカイ→○キタサンミカヅキ⇔印ですが、人気通りの組み合わせですし、買うメリットがあまりなさそうなので、3連複だけでいいかなと思います。

以上、東京盃2018の予想でした。