東京2歳優駿牝馬2021(大井)の予想です。

東京2歳優駿牝馬2021の出走馬は、スティールルージュ、ロマンスロード、ヒストリックノヴァ、プラチナプライド、スピーディキック、レディーアーサーなど16頭が出走。大井競馬場1600mで行われるSI戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。東京2歳優駿牝馬のトライアル戦・ローレル賞は◎スティールルージュ(4番人気1着)から的中できたので、本番も仕留めたいですね。

本当の本当のオーラス⇒高知県知事賞、桐花賞、東海ゴールドカップ2021の予想【当てて年越し】

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東京2歳優駿牝馬2021の予想と見解です

南関東で行われる2歳牝馬限定の重賞は、ローレル賞と東京2歳優駿牝馬のみ。

ゆえにローレル賞→東京2歳優駿牝馬が王道ローテで、東京2歳優駿牝馬でも毎年、ローレル賞組が馬券に絡んでいる

過去5年の東京2歳優駿牝馬の3着以内馬は以下の通りで、3着以内馬15頭のうち8頭が前走ローレル賞に出走していた(以下参照)。

◆過去5年の東京2歳優駿牝馬の3着以内馬(16~20年)

着順 馬名 前走レース
20年 1 ケラススヴィア ローレル賞1着
2 サブルドール 雷鳥特別3着
3 ディアリッキー ローレル賞4着
19年 1 レイチェルウーズ ハートビートM1着
2 テーオーブルベリー ラブミーチャン記念1着
3 サブノアカゾナエ ローレル賞12着
18年 1 アークヴィグラス ローレル賞1着
2 ラブミ―ピンク 日曜開庁1着
3 マルパソ ラピッド賞1着
17年 1 グラヴィオーラ ローレル賞7着
2 ストロングハート ローレル賞3着
3 ゴールドパテック ローレル賞1着
16年 1 ピンクドッグウッド エーデルワイス賞3着
2 アップトゥユー ローレル賞1着
3 アンジュジョリー 2歳170万1着

今年はローレル賞組から

スティールルージュ
ピンクプラム
レディオガガ
プラチナプライド
コーミズアムール

が出走。

過去のレース傾向に倣えば、上記の5頭から1頭は3着以内馬が出てくるはず。

今年は元JRA所属のヒストリックノヴァ、エーデルワイス賞勝ち馬のスピーディキックなどの実力馬もいるが、ベタにローレル賞組からこの条件で躍動しそうな馬を狙い撃ちしたい。それでは予想にいきましょう。本命は…

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プラチナプライドが2歳女王に輝くと見た

前走ローレル賞では2着に敗れたものの、4コーナーで追い出しをやや待たされる場面があり、勝ち馬スティールルージュとはその分の差。ゴール前の脚色は本馬が上回っており、スムーズにさえ捌けていれば、本馬が差し切っていたレースだった(差し切っていれば、無傷の3連勝で大本命としてこのレースを迎えていたはず)。

マジェスティックウォリアー産駒らしくパワー溢れる走りが魅力で、追い出されてからどこまでも伸びていくイメージ。内回りでも本質的に大箱の大井コース、かつ乾燥したパサパサのダートはいかにも合いそうで、レース運びのしやすそうな枠順を考えても、ここは能力全開と見ていいだろう。不安は休み明けの前走で馬体重をやや減らしていたので馬体重くらいか。

相手は非ローレル賞組でもスピーディキックが怖い

前走JBC2歳優駿はやや無謀な挑戦に見えたが、全体で上り4位の脚を繰り出し、4着オディロンから0.6秒差の7着。血統的に中距離タイプには見えず、ポテンシャルの高さで走ったレースと言っていいだろう。スティールルージュ(エーデルワイス賞7着→ローレル賞1着)を筆頭にエーデルワイス賞敗退馬の活躍を見ても、このメンバーなら能力最上位と見ていいはず。馬群を割れるセンスもあり、ごちゃっとした展開でもしぶとく伸びてこれるタイプ。初コースでも堅実に走ってくるイメージが浮かぶ。

3番手は穴でコーミズアムールが面白そう

前走ローレル賞ではスティールルージュ、プラチナプライドに完敗だったものの、川崎コースがやや合わなかった印象も。今回は走り慣れた大井コース。末脚堅実な差し馬で、流れひとつで大外から突っ込んできてもいいだろう。ローレル賞組は17年9番人気1着グラヴィオーラ(ローレル賞7着)、19年12番人気3着サブノアカゾナエ(ローレル賞12着)、20年4番人気3着ディアリッキー(ローレル賞4着)など、ローレル賞で馬券圏外に敗れた馬の巻き返しが意外と多い。

スティールルージュは前走ローレル賞で本命に推したが、今回は外に是が非でもハナを奪いに行きそうな馬がチラホラいるので、難しい立ち回りを強いられそう。被されるとあまり良くないイメージがあるので、馬群に包まれても闘志を消さずに走れるかだろう。

レディオガガは前走ローレル賞の敗戦で人気を大きく落としているが、2走前の小町特別3着ピンクプラムがローレル賞で5着に入っており、前走は消化不良の一戦だったはず。この枠なら被されずにスムーズな先行策が叶う可能性もあり、ガラリ一変があってもいいのではないか。

レディーアーサーは前走プリンセスカップで貫録勝ち。2走前のエーデルワイス賞でも勝ち馬スピーディキックから0.3秒差の6着と大きく負けておらず、ここでも上位争いに加わる資格はある。

ヒストリックノヴァは紙面を見る限り、人気を集めそうだが、前走兵庫ジュニアグランプリの敗戦を見ると、さらなる距離延長は期待より不安の方が大きい。元JRA所属で人気を集めるなら、さすがにバッサリと切るのは怖いものの、少し嫌いたい。

ピンクプラムは前走ローレル賞でスティールルージュ、プラチナプライドに完敗。ガチンコでその2頭を負かすのは難しそうだが、相手なりに走りそうなタイプなので、ローレル賞組ならヒモには加えておきたい。

クールフォルテは前走ヤマノリアル・メモリアルで土がついてしまったが、3着ササキンローズ(プリンセスカップ2着)、4着ティーズハクア(ブロッサムカップ3着)など負かした相手には重賞で好走歴があった馬もいた。近親にチュウワウィザード、ルヴァンスレーヴらがいる良血馬。相手は一段と強くなるものの、押さえには回しておきたい。

ロマンスロードはデビューしてから目下4連勝中。今回は相手関係がグッと強化され、ハナを叩けるかも怪しいので、不安の方が大きいものの、タフなマジェスティックウォリアー産駒で無理に嫌う必要はない。

ラインブレイカーは新馬でママママカロニの2着に好走した馬。前走はくたか特別でも勝ち馬ロマンスロードから0.2秒差と大きく負けておらず、ロマンスロードを買うなら本馬も押さえておくのが賢明か。

ギンガレールウェイは距離延長でどこまで走れるか未知数も、前走ジュニアスプリントが圧巻のパフォーマンス。フリオーソ×Fusaichi Pegasusの血統ならマイルに対応しても不思議ではなく、念のため押さえておきたい。

東京2歳優駿牝馬2021の印

◎⑩プラチナプライド
〇⑪スピーディキック
▲⑯コーミズアムール
△①スティールルージュ
△⑨レディオガガ
△⑬レディーアーサー
×⑥ヒストリックノヴァ
×②ピンクプラム
×⑧クールフォルテ
×⑤ロマンスロード
×③ラインブレイカー
×⑦ギンガレールウェイ

4番ラブラブパイロ…前走で底が見えた印象。このメンバーでは歯が立たないだろう。

12番マリンカカリンカ…前走ヤマノリアル・メモリアルで完敗。重賞では荷が重い。

14番グラーツィア…前走ラブミーチャン記念で金沢のエムティアンジェに敗退。今回は南関東の重賞で相手が大幅に強化されており、上位争いを望むのは酷だろう。

15番ドレンチェリー…2走前のはくたか特別で当時、長期休養明けだったロマンスロード、ラインブレイカーに敗退。このメンバーでは明らかに荷が重い。

東京2歳優駿牝馬2021の買い目

東京シンデレラマイルは◎ダノンレジーナの3着以内は堅いと見ていましたが、相手を拾えず。直前で評価を上げたマルカンセンサーが3着まで届いてくれたら良かったのですが。東京2歳優駿牝馬は上手く決めたいですね。なお高知県知事賞などはnoteで予想しています。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△△△ー〇▲△△△××××××(40点)

馬連:◎ー〇▲△△△(5点)

馬単:◎→〇▲△△△(5点)

3連複で1列目にプラチナプライド、2列目にスピーディキック、コーミズアムール、スティールルージュ、レディオガガ、レディーアーサー、3列目に印を打った馬へ。本線は2列目がスピーディキック、3列目がレディーアーサーまでです。あとは馬連、馬単を押さえます。

東京2歳優駿牝馬2021の予想でした。