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シルクロードステークス2017の予想考察です。
シルクロードステークス2017の出走予定馬は、ネロ、ブランボヌール、ソルヴェイグ、セイウンコウセイ、セカンドテーブルなど。京都競馬場芝1200mで行われるハンデ・G3戦。高松宮記念の前哨戦です。
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枠順と立ち回りで結果が決まるレース
シルクロードステークスは根岸ステークスと同様にハッキリとした傾向が出ているレース。
そもそも論として京都芝1200mは枠順と立ち回りが重要なわけですが、シルクロードステークスはまさにそれを象徴しているレースといえます。
上にまとめたのは過去5年のシルクロードステークスの結果。
ご覧の通り、内枠と前々で立ち回った馬しかほとんど馬券に絡んでいません。特に勝ち馬は、
16年ダンスディレクター(1枠、3番手)
15年アンバルブライベン(2枠、1番手)
14年ストレイトガール(1枠、2番手)
13年ドリームバレンチノ(2枠、4番手)
12年ロードカナロア(4枠、9番手)
と内枠(1、2枠)を引いた先行馬が4連勝中。ドリームバレンチノ、ダンスディレクターは決して先行馬ではありませんが、このレースに関しては内枠を味方につけて位置を取りに行く競馬でした。唯一の例外は世界のロードカナロアで、これはもう例外と捉えたほうが良さそう。昨年はビッグアーサーが外枠であっさり飛んだことを考えても、ロードカナロア級でなければ、差し切りはほぼ不可能と考えていいでしょう。
シルクロードステークス2017の注目馬は?
これだけハッキリした傾向が出ているので、セオリー通り、「内枠を引いた先行馬」を買えばいいのかもしれませんが、どうも気になるのが出走頭数。過去5年はすべて16頭立て以上で行われていますが、今年は登録馬の時点で14頭。例年より少頭数で行われるのは確定しています。頭数が少なければ、差し・追い込みは決まりやすいですし、今年は例年とはちょっと違ったレースになるかもしれません。
なにより出走予定馬を見ると、ネロ、ローレルベローチェ、セカンドテーブル、ソルヴェイグなど、強力な先行馬が多いですし、こういう時こそスローペースになるのが競馬なわけですが、現状のタフな京都の芝の状態を考えても、外差しが決まってもいいのではないでしょうか。
そこで現時点で注目しているのは、
ヒルノデイバロー
昨年のシルクロードステークスは典型的な立ち回り決着の中、最後方から大外に持ち出して上り最速をマーク。典型的なマンハッタンカフェ産駒らしく不器用さが全面に出ている馬なので、毎回悶々とさせるレースをするわけですが、今回はオープンクラスに上がってから最も少ない頭数でのレース。不器用さがそこまでネックにならない可能性はあり、前述のように今のタフな京都の芝を考えても、ここは一撃があってもいい気がしています。
以上、シルクロードステークス2017の予想考察でした。