おはようございます。本日の勝負度B以上のレースは、東京2、7、京都10、11レース。土曜日に比べると、オッズ妙味のありそうなレースが多いので、どこかで一撃欲しいですね。◎イチネンエーグミ、◎デシエルトはともに外目2番手に収まるのが理想です。それで本日の勝負レースをご覧ください。

※最終更新日6月9日(日)08時30分

※馬番だけ見てのご購入はご控えください。基本的に馬番は間違っても馬名は間違いません(濁点や勘違いで文字の一部を間違えることはあっても馬名を丸々間違えて書くことはありません)。

※参考買い目はあくまでも「参考」買い目であり、私自身すべてそのまま買っているわけではありません。買い方は各々の予算、直前のオッズ、馬体重、馬場などで変えたほうがいいと思うので、あくまでも参考だと思っておいてください。

6月9日(日)

函館の予想

≪函館1レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならグランテレーズ。前走は好スタートを決めるも、内の様子を窺いながらの追走で、外々を回らされるロスが響いた。斎藤新騎手は基本的に積極性があるタイプなので、4番ゲートならさすがに前目のポジションを狙いにいくのではないか。やや非力な印象があるので、平坦の芝1200mは合っているはず。

≪函館2レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならリネアグローリア。これまでダート1400m中心に使われているが、近2走のレースレベルが高く、このメンバーなら能力上位の存在と見てよさそう。決してかかっていくタイプではないので、コーナー4回のコースにも対応できるのでは。

≪函館3レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならテイエムタリスマ。前走はスタートよく飛び出すも、内に2頭速い馬がいたため、外目3番手の追走に。今回は2番ゲートを引き、最内枠のキタノスティールより前で運べそうなので、2走前のようにハナ主張が叶うのではないか。

≪函館4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならスターチョウサン。このメンバーなら能力上位の存在。ここは同型が手薄に見えるので、自分の競馬に徹すれば、自ずと結果はついてきそう。

≪函館5レース 新馬 勝負度なし≫

買うならマハートマーベル。きょうだい5頭のうち4頭がJRAで初勝利を挙げており、もう1頭もJRAに再転入後、1勝クラスの特別戦で連対あり。堅実に走る血統なので、人気がないなら面白いのでは。

≪函館6レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならサラトガチップス。なかなか勝ち上がれないが、関西圏のハイレベルな未勝利で常に上位争いに加わっている馬。ややズブさがあるので、追える横山武史騎手とは手が合うはず。

≪函館7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

ここは10頭立ての少頭数でも、能力が接近しており、騎手並びを見ても非常に難解な一戦。一応、買うならミッキースピナッチ。ダート1000mでは【1.4.0.1】と安定した成績(馬券圏外に敗れた一戦は直線で前がドン詰まりで参考外)。今回は浜中騎手への乗り替わりで、前走よりも前目の位置を取りにいきそう。

≪函館8レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならヤマニンアストロン。前走ディスペランツァ組はハイレベル戦で、勝ち馬が次走アーリントンカップを制したほか、2~4着馬が次走1勝クラスで馬券圏内に好走。芝1400mでも行きっぷり良く先行できるくらいなので、芝1200mにも対応できるのでは。

≪函館9レース 遊楽部特別 勝負度なし≫

買うならパルクリチュード。ここは3歳勢が強力だが、本馬も3歳時にはフラワーカップ3着の実績。やや気難しい面があるので、滞在競馬かつ池添騎手騎乗は魅力。4走前のように前々で流れに乗れれば、面白そう。

≪函館10レース 津軽海峡特別 勝負度なし≫

買うならクリノグローリー。1勝クラスを勝ち上がるまでに時間を要したが、ここに来て地力強化の兆し。ラブリーデイ産駒らしいレースセンスの良さがあり、ここも堅実に走ってくるのでは。

≪函館11レース 函館スプリントステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎③アサカラキング
〇④サトノレーヴ
▲⑬ビッグシーザー
△⑪ジャスティンスカイ
△⑭セッション

ここはワイドでアサカラキング、サトノレーヴを押さえつつ、ボーナス的に3連複で印を打った馬に流したい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

≪函館12レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならロードブレイズ。3歳1勝クラスで戦ってきた相手を考えれば、このメンバーなら能力上位の存在だろう。ただレースセンスに欠ける面があるので、ここも取りこぼして2、3着に終わる可能性の方が高そう。

東京の予想

≪東京1レース 未勝利 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑧ピースヒロフェイス
〇③セージグリーン<次走注目>
▲⑫ルルフィーユ
△⑦ワカメチャン
△⑭トーセンシエンタ
△⑥トニーアワード

本命はピースヒロフェイス。初ダートの前走は勝ち馬がタイムランクAで走っており、負けた相手が悪かっただけ。このメンバーなら持ち時計でアタマひとつ抜けており、正攻法の競馬に徹すれば、自ずと勝ち負けに加わってくるのではないか。

相手には次走注目馬のセージグリーンを狙いたい。2走前は前が止まりにくい馬場の中、中団後方から外々を回り、物理的に届かないレースに。前走は直線で外から蓋をされてしまい、馬群の中に突っ込む厳しい競馬だった。今回は3番ゲートでスムーズに運べるかがカギも、まだパフォーマンスを上げられる余地はあるはず。

馬券は3連複でピースヒロフェイス、セージグリーンから印を打った馬に流したい(ワイド1点でもOK)。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)

≪東京2レース 未勝利 勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑤ユイノコミチ
〇⑬プエルトガレラ
▲⑭ハツワカ
△⑮エッカート
△⑦ラッキーヤース

ここは人気でもユイノコミチが堅実駆けのはず。ブリンカーを着用してからレースぶりが安定し、前走は勝ち馬と一騎打ちに持ち込み、3着馬に0.6秒差をつけての2着。今回は久しぶりに内枠を引いたが、6番ゲートを引いた4走前でも馬群の間から伸びていたので、外から被される形でも直線で進路さえ確保できれば、そこから伸びてくるだろう。

相手筆頭はプエルトガレラ。ブリンカーを着用した前走は圧勝した逃げ馬レオスパークを早めに追いかけ、2着馬からタイム差なしの5着と見どころたっぷりの走り。ブリンカー効果で明らかに馬が変わった印象で、逃げ、先行勢が手薄な今回は馬券圏内が見えてくるのではないか。

ハツワカも外目からスムーズな先行策が叶った前走でパフォーマンスが上昇。引き続き原騎手騎乗で、外目2、3番手で流れに乗れれば、展開ひとつで粘り込みが期待できそうだ。

馬券は3連複で1列目にユイノコミチ、2列目にプエルトガレラ、ハツワカ、3列目に印を打った馬に流したい(ワイド2点でもOK)。プエルトガレラorハツワカのどちらかは前々で粘り込むことを期待したい。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△(5点)

≪東京3レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならホウオウフェイント。東京ダート1600mに変わった近2走がハイレベルなメンバー相手に2着。今回は相手関係が大幅に弱化しており、ここはさすがに勝ち切れないとマズいだろう。

≪東京4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならボクラヲツナグモノ。近2走ともに上り最速をマークして馬券圏内に好走。近2走は永野騎手で結果を残してきたが、追える菅原騎手との相性はいいのでは。ただ馬体重が減少傾向なので、430キロ台はキープしたいところ。

≪東京5レース 新馬 勝負度なし≫

買うならアルレッキーノ。きょうだいにノッキングポイント、チェルヴィニアがいる血統。上の2頭は3回東京開催の新馬に出走して1、2着だった。本馬も初戦から期待できるのでは。

≪東京6レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならレッドアトレーヴ。前走は逃げ馬が押し切る中、後方追走から大外を回って2着に浮上。今回は流れに乗りやすい枠順に入ったので、勝ち上がるチャンスだろう。

≪東京7レース 1勝クラス 勝負度B(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑩プチブール
〇⑧エリカサファイア
▲⑦ルージュスタニング
△⑨フイノマジワリ
△⑥アルヴィエンヌ

ここはキャリア2戦だが、プチブールが面白そうだ。中山ダート1200mの新馬が非常に奥の深さを感じさせる勝ちっぷりで、2戦目の東京ダート1400mでは直線で新人の長浜騎手がまともに追えない中、上り2位タイの脚をマーク。近2走の走りを見ると、まだまだパフォーマンスを上げられる余地があり、原騎手への鞍上強化でさらなる前進が期待できるのではないか。追えば追うだけ伸びるイメージで、1ハロンの距離延長、14頭立ての10番ゲートともにプラスだろう。現在の東京ダートは差しが決まりやすいのも追い風だ。

相手は人気でもエリカサファイアが有力。ダート馬を多数輩出しているグランド牧場生産馬らしくダート替わりの前走で走りが一変。走破時計1分36秒7は、前日の1勝クラスの勝ち時計(1分37秒4)を楽々と上回っており、牝馬限定の1勝クラスなら即通用レベルだろう。

馬券はワイドでプチブール、エリカサファイアを押さえつつ、ボーナス的に3連複、3連単を押さえたい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

3連単:◎→〇→▲△△(3点)

≪東京8レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならスティンガーグラス。前走スプリングステークスは完全な前残り決着で力を発揮できず。1勝クラスはすぐに突破できる素材のはず。

≪東京9レース 八王子特別 勝負度なし≫

差し、追い込み勢ばかりなので前残りを狙いたい一戦も、これといって面白そうな馬が見当たらず。買うならフミヤングフェイス。展開はカギになるが、12頭立ての10番ゲートなら自分から動いていきやすいか。

≪東京10レース 夏至ステークス 勝負度なし≫

買うならウェイワードアクト。前走2勝クラスは楽々と抜け出し、まだまだ時計が詰まりそうな気配。5番ゲートで揉まれた時に一抹の不安はあるものの、外に速い馬が見当たらず、本馬がハナを叩くか、フランスゴデイナの外目2番手を取れるのでは。

≪東京11レース エプソムカップ 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑰ニシノスーベニア
〇⑥レーベンスティール
▲⑮アルナシーム
△③ルージュリナージュ
△⑩シルトホルン
△①トゥデイイズザデイ
×⑤タイムトゥヘヴン
×④ヴェルトライゼンデ
×⑭カレンシュトラウス
×⑱セルバーグ
×⑦マイネルケレリウス
×⑪サイルーン

ここは相手が難しいので、ニシノスーベニアの単勝、複勝に絞って勝負したい。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)

複勝:◎(1点)

≪東京12レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならドリーミングアップ。前走1勝クラスはスローペースの前残り決着で脚を余しての敗戦。ここは逃げ、先行勢がそれなりに揃っているので、本馬の末脚が生きる展開になりそう。

京都の予想

≪京都1レース 障害未勝利 勝負度なし≫

買うならスマイルスルー。障害に変わって2→3→2着と安定した走り。主戦の森騎手はオオキニを選んだが、本馬の方がより堅実駆けなのでは。

≪京都2レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならカーロアヴァンティ。距離を短縮した近2走が好内容。ここは同枠で同脚質のエクステンシヴリーが最大のライバルになりそうだが、外枠の分、本馬の方がレースを優位に運べそう。

≪京都3レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならレイドデザート。幸騎手に乗り替わった3走前からパフォーマンスが安定。530キロ前後の大型のマジェスティックウォリアー産駒なので、被されない外枠を引けたのはプラスだろう。

≪京都4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならフレミングフープ。東京スポーツ杯2歳ステークス2着のなどの実績があるダノンザタイガーの全妹という良血馬。長期休養明けになるが、仕上がりは良さそうで、現在の牝馬限定の未勝利なら力の違いを見せてくれそう。

≪京都5レース 新馬 勝負度なし≫

買うならポートデラメール。半兄に現オープン馬のアルナシームがいる血統。小柄な牝馬で仕上がりが良さそうで、初戦から期待できるのでは。

≪京都6レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならコレギウム。新馬、2戦目の未勝利ともに前が残りやすい展開で脚を余しての敗戦。吉村騎手が上手く誘導できるか未知数も、ブリンカー着用が良い方に出れば、面白そう。

≪京都7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならオペラプラージュ。京都ダート1800mの新馬ではのちの雲取賞勝ち馬ブルーサンを下しての勝利。8ヶ月の休養明けになるが、調教でしっかりと動けているので、ポテンシャルの違いを見せてくれるのでは。

≪京都8レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならマイネルティグレ。1勝クラスに上がってから決め手のある馬に先着を許しているが、それでも馬券圏内に好走。8レース頃には馬場が重くらいまで悪化していそうで、切れる脚がない本馬にとっては恵みの雨だろう。初勝利も重馬場で行われたレースだった。

≪京都9レース 常磐特別 勝負度なし≫

買うなら次走注目馬のインザモーメント。前走京都新聞杯は立ち回り&決め手勝負が合わなかった。今回は道悪の影響で当時とは真逆の競馬になりそうで、本馬の良さが生きるのでは。追える川田騎手とも相性は良さそう。

≪京都10レース 安芸ステークス 勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨イチネンエーグミ
〇⑭ボナンザ
▲⑫サザンエルフ
△⑧ダイリュウホマレ
△③シラキヌ
△⑩タイセイブリリオ
×⑯スクーバー
×⑪グットディール

ここはイチネンエーグミが面白そうだ。京都ダート1400mで行われた前走高瀬川ステークスは前半600m通過34.4秒で差し優勢の流れを2番手追走から粘り込んで3着。ゴール手前で1、2着馬に交わされただけで、ほぼ勝ちに等しい競馬だった。父ポアゾンブラックは京都ダートで2勝を挙げていたが、本馬も同コースへの適性が高い印象。今回は1ハロンの距離短縮も、前走のレースぶりならダート1200m替わりはプラスに捉えていいのではないか。隣枠に逃げたいダイリュウホマレがいるので、ダイリュウホマレの外目2番手を取るのが理想だろう。

相手は人気でもボナンザ。ダート1200mでは【3.4.3.1】とほとんど崩れていない馬。枠順の並び、川田騎手騎乗なら堅実に走ってくるのではないか。

馬券はイチネンエーグミの単勝を押さえつつ、3連複でイチネンエーグミ、ボナンザから印を打った馬に流したい。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△△××(6点)

≪京都11レース 三宮ステークス 勝負度B(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑪デシエルト
〇①オメガギネス
▲⑭ウェルカムニュース
△③ゴールドハイアー
△⑨アルーブルト
△⑬マリオロード

ここはデシエルトの巻き返しに期待したい。長期休養明け後、3戦連続で人気を裏切り続けているが、3走前の霜月ステークスは典型的な差し、追い込み決着で流れが向かず、2走前のすばるステークスは内、前有利の中、15番ゲートから外々を回らされてしまい、前走オアシスステークスは直線で馬群の後ろでスムーズさを欠いており、言い訳の利く敗戦が続いている。今回は2戦2勝のダート1800m。枠順の並びを見ても、外目からスムーズな先行策が叶いそうで、ここは近走のうっ憤を晴らす番だろう。近走はダート1400~1600m中心も、じわじわと脚を使うタイプなので、本質的に中距離馬の可能性が高い。4走前のグリーンチャンネルカップが重馬場だったように道悪もプラスだ。

相手は人気でもオメガギネスが最有力。3走前には京都ダート1800mで行われた東海ステークスで2着に好走している実力馬。これまで最も高いパフォーマンスを見せたのが不良馬場のグリーンチャンネルカップと重馬場の東海ステークスなので、本馬も道悪はプラスに捉えていいのではないか。立ち回り上手なので、1番ゲートを味方につけられるだろう。

馬券はワイドでデシエルト、オメガギネスを押さえつつ、ボーナス的に3連複を押さえたい。デシエルトが逃げるレガーメペスカの外目2番手を取り、好位の3、4番手にオメガギネスが追走する形が理想。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)

≪京都12レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならバンドシェル。これまでの走りを見ると、時計のかかる馬場は向いており、当日の雨予報はプラスだろう。初勝利を挙げた京都芝1400mの新馬も重馬場だった。