おはようございます。本日の勝負度C以上のレースは、中山8、阪神6、10レース。中山8レースは◎グランサバナと○マイネルシトラスをセットで、阪神の◎ダイヤグラフ、◎アイファーテイオーはとにかくスムーズな立ち回りをして欲しいですね。それでは本日の勝負レースをご覧ください。

※最終更新日9月16日(土)09時00分

※馬番だけ見てのご購入はご控えください。基本的に馬番は間違っても馬名は間違いません(濁点や勘違いで文字の一部を間違えることはあっても馬名を丸々間違えて書くことはありません)。

※参考買い目はあくまでも「参考」買い目であり、私自身すべてそのまま買っているわけではありません。買い方は各々の予算、直前のオッズ、馬体重、馬場などで変えたほうがいいと思うので、あくまでも参考だと思っておいてください。

9月16日(土)

中山の予想

≪中山1レース 2歳未勝利 勝負度なし≫

買うならセリエル。新潟ダート1200mの新馬は直線で鞍上が内に進路を取り、体勢的に厳しい競馬だった。枠なりに外目をスムーズならパフォーマンスを上げられそう。

≪中山2レース 2歳未勝利 勝負度なし≫

買うなら次走注目馬のジョナ。優秀なダート馬を多数輩出するグランド牧場生産で、きょうだいにアップトゥユー、ストロングハートらのダートグレード好走馬がいる血統。新馬のレースぶりからもポテンシャルは高いが、気のいいタイプに見えたので、中山ダート1800mへのコース替わりでは買いづらい。距離短縮で狙いたかった。

≪中山3レース 2歳未勝利 勝負度なし≫

買うならマケタラアカン。芝替わりの前走は圧勝した勝ち馬ルージュスエルテをピッタリと追いかけての失速。前走のレースぶりなら1ハロンの距離短縮はプラスで、内、前で流れに乗れれば、面白いのでは。

≪中山4レース 新馬 勝負度なし≫

注目はオメガジャカランダ。近親にヌーヴォレコルト、ミューチャリー、オヤコダカらがいて、ヘニーヒューズ産駒の半姉・オメガシンフォニーは現時点でダートで3勝をマーク。本馬は父が中距離型のニューイヤーズデイなので、中距離で走ってくるのでは。

≪中山5レース 新馬 勝負度なし≫

注目はミアネーロ。きょうだいは5頭がJRAでデビューし、すべて2勝以上をマーク。特に早い時期から走る傾向があり、きょうだいの新馬の成績は【2.2.1.0】で、デビュー3戦目以内の勝率は100%。本馬も初戦から期待できそう。

≪中山6レース 1勝クラス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑫デュードメール
〇③ニシノトレンディー
▲⑤デイズオブドリーム
△⑦レターマイハート
△②オコジュ
△⑧グレイスカリヨン

ここはデュードメールを見直したい。再転入後は6、4、5着と歯がゆい結果に終わっているものの、3走前は中山ダート1200mの最内枠で控えてしまう最悪の競馬で、2走前は東京ダートで上りの速い決着に対応し切れず、前走も福島ダート1150mで絶望的な位置取りになってしまい、明らかに脚を余しての敗戦だった。前走と3走前は控える競馬になっているが、近3走のゲートを見ると、スタートはむしろ速い方なので、外枠から出たなりで運んでいければ、前々で流れに乗れるのではないか。3走前の走りを見る限り、中山ダート1200mへの適性は高い。

相手は難解だが、内から前目の位置を取れそうなニシノトレンディー、デイズオブドリームらが有力。

馬券は相手が絞りづらいので、デュードメールが勝ち切ることに期待して、単勝と馬単を買いたい。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)

馬単:◎→〇▲△△△(5点)

≪中山7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならレヴォルタード。前走は単勝1倍台の人気を裏切る結果に終わったが、開幕週の高速馬場で内、前有利の中、内枠から位置を落として外々を回らされており、負けるべくして負けた一戦だった。今回も位置を取れるかはカギだが、ポジション取りに拘り、追えるモレイラ騎手への乗り替わりはプラスと捉えていいだろう。前走の敗戦で単勝が3倍台まで落ちるなら買ってもいいかも。

≪中山8レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑥グランサバナ
〇⑬マイネルシトラス
▲⑫メイショウカゲカツ
△①ツインクルトーズ
△④スイッチオン

ここはグランサバナの勝ち負けが濃厚のはず。初勝利を挙げるまでに時間を要したものの、未勝利ではすでに1勝クラス勝ちがあるシェットランド、コスタノヴァらと対戦しており、やや運がなかったと捉えていいか。近2走を見ると、小回りのダート1700mは忙しい印象なので、勝ち鞍のある中山ダート1800mに変わってパフォーマンスを上げてくるのではないか。ここは組み合わせに恵まれたので、勝ち切るチャンスだろう。

相手にはマイネルシトラスを狙いたい。短距離路線中心に走っていたが、ダート中距離に転じてからパフォーマンスが向上。新潟ダート1800mの前走は明らかな差し、追い込み決着を向正面から早めにスパートしており、いかにも負けて強しの競馬だった。また前走のオールマイズデイズ組は2着キタサンドージン、4着サイモンソーラン、8着バンブーグローブが次走1勝クラスを勝ち上がっており、ハイレベル戦でもあった(先週の日曜日に狙ったバンブーグローブも同レース出身だった)。

馬券はワイド&馬連でグランサバナ、マイネルシトラスを押さえつつ、3連複で印を打った馬へ流したい。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

馬連:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇ー▲△△(3点)

≪中山9レース 松戸特別 勝負度なし≫

買うならレッドプロフェシー。前走苗場特別では5着に終わったものの、単調な前残り決着になってしまい、持ち前のスタミナを生かし切れず。スタミナ豊富なタイプなので、中山ダート2400mは合っているのでは。モレイラ騎手とは手が合うだろう。ヒモ穴なら長距離へのポテンシャルが高いディサイドだが、ハンデ戦ではなく、定量戦では能力的に足りるか微妙なところ。外枠歓迎のラフルオリータ、末脚強烈なイーサンバーニング、ダート長距離で安定しているローズボウルらも手強い。

≪中山10レース 御宿特別 勝負度なし≫

買うならレーヴドゥラプレリ。2走前の鹿野山特別は差し、追い込み決着の中、先行策を打ち、前走松前特別は逆に前残り決着の中、、後方追走で力を発揮できず。中山芝1600mは勝ち鞍のある舞台で、コース替わり&鞍上強化で前進があってもいいだろう。

≪中山11レース 初風ステークス 勝負度なし≫≫

ここは10頭立ての少頭数でも難解な一戦。人気通りサザンエルフ、ウラカワノキセキ、ホワイトガーベラ、アイリスアンが有力に見えるが、どれも甲乙つけ難い。

≪中山12レース 1勝クラス 勝負度なし≫≫

買うならシルバースペード。春の共同通信杯ではタスティエーラと同じ上り3位タイでまとめて、勝ち馬ファントムシーフから0.8秒差に留まっている馬。1勝クラスでは能力上位で、コース替わり、叩き2戦目で前進が期待できるのでは。

阪神の予想

≪阪神1レース 2歳未勝利 勝負度なし≫

買うならジャスパーロブスト。小倉ダート1700mの新馬は3番手追走から勝ちに行くも、減量騎手起用の勝ち馬の決め手に屈しての敗戦。血統的に揉まれ弱さはありそうだが、大外枠を引けたのなら信頼して良さそうだ。

≪阪神2レース 2歳未勝利 勝負度なし≫

出走馬16頭のうち12頭が初ダートで難解な一戦。それでも買うならダート組のリジル。近2走は高いレベルで安定したパフォーマンスを見せており、ここは芝→ダート組が未知数も、上位争いには加わってくるのでは。

≪阪神3レース 2歳未勝利 勝負度なし≫

買うならミッキースターダム。新潟芝1800mの新馬ではレコード勝ちを果たしたカンティアーモから0.1秒差の2着に入り、3着馬には7馬身差をつけていた。未勝利で足踏みする器ではないだろう。

≪阪神4レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならナヴォーナ。春のアーリントンカップ、NHKマイルカップでは勝ち馬から0.6秒差以内の競馬をしており、自己条件ならさすがに能力上位のはず。ここは内枠で捌けるかがカギも、単勝3倍前後つくなら美味しい存在と見ていい。

≪阪神5レース 新馬 勝負度なし≫

注目はクルミナーレ。クロウキャニオンの仔は、これまでJRAで14頭がデビューして13頭が勝ち上がっている優秀ぶり。本馬も1勝以上は確約されていると見ていいのでは。

≪阪神6レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑧ダイヤグラフ
〇⑭グラングスト
▲⑥フォトンブルー
△⑤マサハヤウォルズ
△④エンツォウーノ
△⑪シゲルショウグン
×②エミサソウツバサ
×⑨サーティファイド
×⑩ダディーズウォリア

ここはダイヤグラフを狙いたい。前走は直線で前が壁になってしまい、追い出せない致命的な不利。2走前は1~4コーナーを5番手以内で立ち回った馬が1、2、4、5着に入る中、本馬だけが後方から外々を回って3着に食い込んでおり、いかにも負けて強しの競馬だった。近2走を見ると距離は伸びれば伸びるほど良さそうなイメージで、阪神ダート2000mへのコース替わりもプラスに捉えていいだろう。

相手はまずグラングスト。昇級初戦の前走は高速馬場のハイペースで力を発揮できずの敗戦。550キロ前後の馬体重が示す通り、パワー勝負になってこそ。良で時計がかかる馬場なら巻き返してくる可能性が高いのではないか。

フォトンブルーは初ダートで未知数だが、きょうだいからダート好走馬が出ており、ダートに対応しても不思議ではない。ポテンシャル的にこのメンバーなら格上だろう。

馬券は3連複で1列目にダイヤグラフ、2列目にグラングスト、フォトンブルー、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はグラングスト絡み。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△×××(13点)…本線はグラングスト絡み

≪阪神7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならアインシュペンナー。初ダートだった前走小倉ダート1000mでは前々で流れに乗り、現級で通用する力を見せた。今回は低レベルな牝馬限定戦に変わるので、馬券圏内まで見えてくるのでは。ここは逃げ、先行勢が手薄なので、前々で立ち回れるのがアドバンテージになりそう。

≪阪神8レース 阪神ジャンプステークス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎②ホッコーメヴィウス
〇⑪ジューンベロシティ
▲⑬グレートバローズ
△⑭エイシンクリック

ここはホッコーメヴィウスの巻き返しに期待したい。長期休養明け後に3戦して結果が出ていないものの、前走小倉サマージャンプはスタート後に好位置を取るも、襷コースのところで内から次々と交わされてしまい、ポジションを落としたのが痛かった。それでも終いは差を詰めており、勝ち馬テーオーソクラテスから1.0秒差の6着。前走のレースぶりなら復調していると判断していいだろう。今回はメンバー、枠順からハナ主張までありそうで、ここはガラリ一変が期待できるのではないか。乗り替わりになる平沢騎手は阪神の障害コースが得意で、とりわけ障害3140mは20年以降、【3.2.0.1】(勝率50.0%、連対率83.3%、複勝率83.3%、単回収率276%、複回収率193%)と好成績を残している。

相手はまずジューンベロシティ。好メンバーが揃った前走東京ジャンプステークスで完勝と言える走り。今回は前走東京ジャンプステークスで下した馬たちとの再戦ムードが色濃く、ここも引き続き上位争いに加わってくるのではないか。

3番手はグレートバローズが有力。前走東京ジャンプステークスは前々で流れに乗れずも、終いにしぶとく差を詰めて、勝ち馬ジューンベロシティから1.2秒差の4着に健闘。今回は前走よりも相手関係が楽になっているので、ここは馬券圏内まで狙えるだろう。

エイシンクリックは近走苦戦も、出遅れ癖がネックになっている印象。それでも阪神は平地時代から相性が良いコースで、コース替わりで前進があるかもしれない。

馬券はワイドでホッコーメヴィウス、ジューンベロシティを押さえつつ、3連複で印を打った馬へ流したい。本線はジューンベロシティ絡み。

【参考買い目】

ワイド:◎ー〇(1点)

3連複:◎ー〇▲△ー〇▲△(3点)…本線はジューンベロシティ絡み

≪阪神9レース ききょうステークス 勝負度なし≫

買うならジューンテイク。前走新潟2歳ステークスは出遅れて後方追走から大外を回すも、前々で立ち回った馬が有利な展開になってしまい、力を発揮できずの敗戦だった。それでも上りは最速をマークしており、決して弱い馬ではないだろう。ここはそこまでメンバーレベルが高くないので、前走の敗戦で嫌われるなら狙う価値はありそう。

≪阪神10レース 鳥取特別 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑪アイファーテイオー
〇⑭ソッコータルマカ
▲⑬スマートサニー
△⑥スズカマジェスタ
△⑤トーアシオン
△⑫トレデマンド
×⑨アンクラウデッド
×②エナジーポコアポコ
×③メテオリート

ここはアイファーテイオーを見直したい。未勝利→1勝クラスと連勝した後、オープン特別の伏竜ステークスで4着に健闘している馬。当時の勝ち馬ミトノオーは兵庫チャンピオンシップ1着→ジャパンダートダービー3着、本馬と0.1秒差しかなかったヒーローコールは現南関東重賞4勝を挙げており、当時のパフォーマンスを基準に考えれば、2勝クラスなら格上の存在と言っていいだろう。自己条件に戻った前走天草特別では上位人気の一角に推されていたが、4-4-10-11の通過順が示す通り、中団馬群で動くに動けない展開になってしまい、明らかに消化不良の競馬だった。引き続き藤懸騎手騎乗で、期待と不安は半々ではあるが、前走よりは捌きやすい枠順を引けたので、馬の力を信頼していもいいのではないか。

相手は外目スムーズなら巻き返せるソッコータルマカ、前走駒場特別は展開が厳し過ぎたスマートサニーが有力。

馬券は3連複で1列目にアイファーテイオー、2列目にソッコータルマカ、スマートサニー、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はソッコータルマカ絡み。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△×××(13点)…本線はソッコータルマカ絡み

≪阪神11レース ケフェウスステークス 勝負度なし≫

買うならアルナシーム。距離を伸ばした近2走が好内容で、コーナー4回の前走函館記念でもあわや馬券圏内の走りだった。今の状態なら阪神芝2000mでも楽しみの方が大きい。

≪阪神12レース 1勝クラス 勝負度なし≫

ここは上位人気に推されそうなダノンミカエル、ロードアウォード、ララマルシュドロワ、インヒズアイズが有力なのでは。