ジャックルマロワ賞2022の予想です。

ジャックルマロワ賞2022の出走馬は、コロエバス、インスパイラル、ステートオブレスト、ネイティブトレイル、マルジュームなど。日本からはバスラットレオン&坂井瑠星騎手のコンビが参戦します。ドーヴィル競馬場芝1600mで行われるG1戦。このレースは勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は土曜日に配信した「明日の重賞予想」内にパスワードが掲載されています。

土曜日はメインまで正直、負けムードだったのですが、小倉メインの阿蘇ステークスが◎アンセッドヴァウから綺麗に決まってくれたおかげで、プラス収支で終えることができました。昨年もそう言えば、◎ケイアイパープル(10番人気1着)の一撃があったんですよね。

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≪小倉11レース 阿蘇ステークス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑥アンセッドヴァウ(6番人気3着
〇④サンライズラポール
▲①ミステリオーソ
△⑨アッシェンプッテル(7番人気2着
△⑪エマージングロール
△⑧デュードヴァン(4番人気1着
×⑤エイコーン
×②ダノングリスター
×⑩キョウヘイ

本命はアンセッドヴァウを狙いたい。これまで4コーナー4番手以内【4.2.2.1】、5番手以下【0.1.0.13】とハッキリしており、早め早めに動いてこそのタイプ。オープンクラスに上がってからの苦戦は単純に能力不足の面はあるかもしれないが、自分の形を作れていないのも事実。実際に早めに押し上げを図った前走プロキオンステークスのレース内容は悪くなく、11頭立ての少頭数でよりマクリを打ちやすい今回は、久しぶりに馬券圏内に届いていいのではないか。団野騎手の継続騎乗なら強気に乗ってくれそうだ。

相手はまずサンライズラポール。1400m中心に使われていたものの、2走前の福島ダート1700mで行われた吾妻小富士オープンでは勝ち馬ラーゴムからタイム差なしの2着に好走。小回りのダート1700mでも十分に走れることを難なく証明し、今回も期待していいのではないか。2走前と同じ西村騎手が騎乗できるのはプラスだろう。

3番手は小倉ダート1700m巧者のミステリオーソ。これまで同条件では【2.1.1.2】と2勝をマーク。ここはペースが遅くなりそうなので、最内枠からどう捌くかがカギも、直線で進路さえ確保できれば、前走同様にしぶとく伸びてくるのではないか。

アッシェンプッテルは近2走が適性外の東京ダート1600mで力を発揮できず。コーナー4回のコースに戻れば、巻き返してきていい。

馬券は3連複で1列目にアンセッドヴァウ、2列目にサンライズラポール、ミステリオーソ、アッシェンプッテル、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線はエイコーンまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△(アッシェンプッテル)ー〇▲△△△×××(18点)…本線はエイコーンまで

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この勢いで日曜日の中央競馬、ジャックルマロワ賞も頑張って参ります。

ジャックルマロワ賞2022予想と見解です

ジャックルマロワ賞は、フランスにおける真夏のマイル王決定戦。

過去の優勝馬には、ミエスク、スピニングワールド、ドバイミレニアム、キングマンなど。日本の競馬ファンでも一度は聞いたことのある名前がズラリと並んでいる。

日本馬の参戦はこれまで4頭。結果は…

86年12着ギャロップダイナ
98年1着タイキシャトル
03年3着テレグノシス
03年10着ローエングリン

で【1.0.1.2】。

ギャロップダイナが参戦した80年代はジャパンカップでも海外馬が圧倒的に優勢で、日本馬がまだ世界に後れを取っていた時代。欧州のホースマンに衝撃を与えたタイキシャトルの勝利は別格としても、前走安田記念で7着に敗れていたテレグノシスが3着に好走。ドーヴィル競馬場は欧州のいわゆる起伏の激しい丘に柵を作ったようなコースではなく、人工的な競馬場らしいフラットなコース。それゆえに日本馬にも好走のチャンスは大いにあるのだろう。

今年、日本から参戦するバスラットレオンは休み明けの前走サセックスステークスでフランケルの再来と言われているバーイードから0.6秒差の4着。国内の実績や相手関係を考えると、「予想以上に走った」というのが率直な感想で、キズナ産駒は同産駒のディープボンドのようにタフな馬場を苦にしない傾向があるので、欧州の馬場は合っているのだろう。前半はゆったりと流れることが多い欧州競馬。ここも自分のスタイルを貫いて楽に行かしてもらえれば、意外と見せ場以上があるかもしれない。

ただし、国内オッズでは上位人気の1頭になるのは目に見えており(海外のブックメーカーでは単勝20倍弱の伏兵)、世界のYAHAGIで怖さはあるものの、こと馬券に関しては日本の競馬ファンから見て盲点になりそうな外国馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は前走のレース内容なら楽しみがありそうな…

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伏兵・ライトインファントリーの食い込みに期待したい

デビュー2連勝を飾ったのち、約6ヶ月ぶりで挑んだ英2000ギニーでは直線で前が空かず、進路を徐々に外に移動しながらの追い上げでやや消化不良の競馬。スタートが決して速くないので、英2000ギニーのような15頭立ての多頭数では力を発揮しづらいタイプなのだろう。ひと叩きされた前走ジャンプラ賞ではスムーズに進路を確保すると、外ラチ沿いからグイグイと伸びて2着を確保。いかにも「距離がもう少し長ければ…」というレースぶりで、9頭立ての少頭数×距離延長の今回は、さらなるパフォーマンスを期待していいのではないか。デビューしてからキャリアはまだ4戦のみ。馬自身の上積みもあるはずだ。

相手はまともならインスパイラルが強い

前走ファルマスステークスでは伏兵・プロスパラスヴォイッジに敗れてしまったものの、2走前のコロネーションステークスは2着スペンダレラに0.8秒差をつける圧巻のパフォーマンス。当時の4着テネブリズムは次走ジャンブラ賞を勝利し、10着プロスパラスヴォイッジが次走ファルマスステークスを制したのを見ても、コロネーションステークス自体のレベルも高かったと見て良さそう。セックスアローワンスを考慮すれば、レーティングではトップ。能力通りなら勝ち負け必至なのではないか。

3番手はG1連勝中のコロエバス

英2000ギニー、セントジェームズパレスステークスともに僅差の勝利で、バーイードのような派手さはないものの、混戦に強いタイプの馬。英2000ギニーの方が余力があったように見えたので、再び直線競馬に変わるのは本馬にとってプラスと見て良さそう。3歳の牡馬が毎年、上位争いに加わるレースでもあるので、「3歳の牡馬」というのも強調材料だろう。

ステートオブレストは古馬の中では筆頭格。サラトガダービーを制して以降の活躍は圧巻で、今回は距離短縮がカギになるものの、これまで通りのパフォーマンスを見せられれば、G1勝利をさらに積み重ねてもいい。

プロスパラスヴォイッジは前走ファルマスステークスでインスパイラルを下して勝利。昨年のフィリーズマイル、2走前のコロネーションステークスを見る限り、インスパイラルに力で勝ったとは思えないが、ここに来て馬が良くなっている可能性はあるかもしれない。

エレヴァンはここまでデビュー3連勝。レーティング的に格下と考えるのが自然も、まだ底を見せておらず、未知の魅力を少し買ってみたい。

オーダーオブオーストラリアは前走サセックスステークスがまさかの最下位に終わるも、3走前のクイーンアンステークスでは3着に好走しており、バスラットレオンより格下と考えるのは危険だろう。3歳勢の何頭かが凡走に終われば、馬券圏内に食い込むチャンスはあるか。

最後にバスラットレオン。前走サセックスステークスでは最低人気を覆し、見せ場を作っての4着。良くも悪くも気楽に乗れそうで、自分の競馬に徹し、後続勢の仕掛けが遅れてくれれば、馬券圏内に粘り込むシーンがあってもいいか。レースレベルは前走とほとんど変わらない。

ジャックルマロワ賞2022の印

◎⑦ライトインファントリー
〇⑨インスパイラル
▲⑥コロエバス
△④ステートオブレスト
△⑧プロスパラスヴォイッジ
△⑤エレヴァン
×③オーダーオブオーストラリア
×①バスラットレオン

2番ジョフランセ…レーティングはダントツの最下位。怖いのはクリスチャン・デムーロ騎手が騎乗するくらいか。ただ常識的にここは経験を積む舞台だろう。

ジャックルマロワ賞2022の買い目

ここは伏兵・◎ライトインファントリーから相手に〇インスパイラル▲コロエバスを置いて勝負したいと思います。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△××(11点)

3連複で1列目にライトインファントリー、2列目にインスパイラル、コロエバス、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がインスパイラル、3列目がステートオブレストまでです。

ライトインファントリーは後ろから追い込んでくるタイプなので、3連単を買うなら2、3着付けがオススメです(勝ち馬候補はインスパイラル、コロエバス、ステートオブレスト)。

ジャックルマロワ賞2022の予想でした。