プラチナカップ2020(浦和)の予想です。

プラチナカップ2020の出走馬は、ベストマッチョ、クインザヒーロー、ダノンレジーナ、マーガレットスカイら11頭。浦和競馬場1400mで行われるSIII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は「先週の重賞回顧」にパスワードが掲載されています。マーキュリーカップ、習志野きらっとスプリントと同じパスワードです。

プラチナカップ2020の予想と見解です

出走馬11頭のうち3頭(エッシャー、ダノンレジーナ、ワンパーセント)が地元・小久保厩舎所属。

同厩舎は第1回プラチナカップから多頭数出しを続けており、今年もチーム・小久保の思惑をどう読むかがカギになるだろう。

1番人気は川崎から遠征してくるベストマッチョ。果たしてチーム・小久保の包囲網をかいくぐって押し切ることができるのか。早速、予想にいきましょう。本命は…

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左海騎手×小久保厩舎の最強タッグでダノンレジーナが初タイトルを手にする

JRAで1戦して敗れた後、地方に移籍し、その後は破竹の11連勝をマーク。初めて土がついたのは前走藤右衛門川特別だが、1400→2000mの一気の距離延長。最後に止まってしまったのは仕方がない。浦和1400mで行われた2走前の青葉特別は持ったまんまの大楽勝。走破時計も評価できるが、それ以上に流して上り37.6秒は逸脱で、時計はまだまだ詰まるだろう。

ベストマッチョは確かに強いが、同厩舎のエッシャーは本馬をサポートすべく「何が何でも行け」というオーダーが出ているはず。エッシャーが鉄砲玉のごとく飛ばし、ベストマッチョが番手で追いかければ、その直後で虎視眈々と待機している本馬に展開も味方するだろう。斤量52キロならアタマまであってもいい。

相手はベストマッチョが強い

転入初戦の浦和スプリントオープンでは前年のJBCスプリント勝ち馬ブルドッグボス相手に僅差の競馬。今回は前走のようにダートグレードでバリバリ走れる馬はいないので、能力だけなら最上位と見ていいだろう。

不安はすでに述べた通り、エッシャーの存在。決して逃げ一辺倒ではないが、今回は控えに回らされる可能性が高く、チーム・小久保の包囲網をかいくぐって勝つのは容易なことではないだろう。最後に勝ち星を挙げたのも2年半近く前で、1番人気に推されるなら2着以下に敗れる方に賭けてみたい。

3番手は地方移籍がハマったマーガレットスカイ

地方に転入後、浦和1400mで連勝。約4ヶ月ぶりの実戦だった前走浦和スプリントでは4着に敗れたものの、ブルドッグボス、ベストマッチョにガチンコ勝負を挑んでの結果で、内容は決して悪くなかった。今回はひと叩きされてさらなる上積みがありそう。ベストマッチョ、ダノンレジーナともに前々で流れに乗るはずなので、その後ろで競馬ができるのも魅力だろう。

ワンパーセントは浦和で【3.0.0.1】と結果を残している浦和巧者。唯一、馬券圏外に敗れたのは昨年のプラチナカップだが、上り最速で4着まで追い上げており、レース内容は決して悪くなかった。今年のメンバーなら前は確実に速くなるはずで、展開の後押しを受ければ、今年は馬券圏内に加わってきてもいいだろう。

最後にサクセッサー。東京ダービー以降、スランプ気味だったが、前走立春賞で復調ムード。再び間隔を空けての一戦になるが、能力はここでもヒケを取らない。

プラチナカップ2020の印

◎⑥ダノンレジーナ
〇②ベストマッチョ
▲⑨マーガレットスカイ
△⑪ワンパーセント
△⑧サクセッサー

1番エッシャー…1枠1番ならハナ主張は叶うかもしれないが、直後にベストマッチョがぴったりとマーク。そのベストマッチョをめがけて各馬が動くとすれば、厳しい展開になるのでは。仮にベストマッチョに先手を奪われたらその時点でアウトだろう。

3番インペリシャブル…デビュー4連勝は圧巻だったが、その後伸び悩んでいる。ここも逃げられず、厳しい競馬になるのでは。

4番クインザヒーロー…前走藤右衛門川ではダノンレジーナを下しているが、完全に距離適性の差と見ていい。浦和1400mに実績はなく、追走だけで精いっぱいになるのでは。

5番コーラルツッキー…エーデルワイス賞勝ち馬も、その後良いところなし。どうも早熟だった可能性がありそうで。

7番サンマルティン…初ダートなので、「絶対ない」とは言い切れないが、JRA時代の走りからダートに合うイメージがない。馬自身もやや戦意喪失している。

10番バトードラムール…2走前にC1を勝ち上がったばかりの馬。重賞では敷居が高い。

プラチナカップ2020の買い目

ここは予定通り本命のダノンレジーナから印を打った馬に流す作戦でいきます。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△△ー〇▲△△(6点)

3連複でダノンレジーナから印を打った馬へ。本線は2列目がベストマッチョ、3列目がワンパーセントまでです。ベストマッチョは逃げられなくても外目2番手ならそれなりに走ってくるでしょう。

3連単:◎→〇⇔▲△△(6点)

3連単を買うならダノンレジーナが勝ち、ベストマッチョが2、3着に入る組み合わせです。ベストマッチョは2年半以上勝ち星がないですし(ここで勝てないと今後も厳しそうですが)、それで単勝1倍台はリスクでしかないでしょう。

プラチナカップ2020の予想でした。