（@h_r_p_studio さんの写真。）
オーシャンステークス2017の予想です。
オーシャンステークス2017の出走馬は、メラグラーナ、ナックビーナス、スノードラゴン、ブレイブスマッシュ、クリスマスなど16頭。中山競馬場芝1200mで行われるＧ３重賞です。
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オーシャンステークス2017の予想です
オーシャンステークスのポイントは、舞台が中山芝1200mということに尽きる。同コースは前傾ラップになることが多い上、ゴール手前には急坂が待ち構えているため、最後は我慢比べになりがち。実際、過去５年のオーシャンステークスの上り３ハロンを見ると、
16年11.3-11.4-12.1（34.8秒）
15年11.4-11.4-11.9（34.9秒）
14年11.6-11.5-11.9（35.0秒）
13年11.5-11.5-12.4（35.4秒）
12年11.4-11.6-12.8（35.8秒）
とラスト１ハロンは12秒前後かかっている。これがスプリンターズステークスになると、最後までバテずに走り切ってしまう馬がいるため、ラスト１ハロンも11秒台になるのだが、Ｇ３レベルのオーシャンステークスでは最後までバテずに走り切れる馬はいないので、ラスト１ハロンはグッとかかる。
しかも今年の出走馬は、Ｇ３というかオープン特別並みのメンバー。ラスト１ハロンは消耗戦になるはずで、前々で器用に立ち回れる馬より末脚の持続力に長けた馬を狙いたい。
本命はブラヴィッシモ
Fastnet Rock×Sadler’s Wellsという重すぎる血統で、現代の日本競馬に合っていないが、それがこのレースではプラスに働きそう。とにかく速い脚はつかえないが、バテないタイプなので、消耗戦になりやすい中山芝1200mは合っているだろう。
前走阪急杯は直線で前が詰まってしまい、まともに追えたのはラスト100mくらい。スムーズに運べていれば、勝ち負けしていても不思議ではなかった。同じFastnet Rock産駒のメラグラーナが同コースで２戦２勝を挙げていることからも中山芝1200mへの適性は高いはず（Fatnet Rock産駒ではアスペンサミットも中山芝1200mの特別戦で穴をあけたことがある）。個人的に京阪杯、シルクロードステークスともに本命を打って失敗しているが、ここは人気も控え目気味なので再度狙ってみたい。
相手はメラグラーナ
中山芝1200mで行われたセプテンバーステークス、ラピスラズリステークスともに着差以上に強い競馬。シルクロードステークスで昇級初戦のセイウンコウセイが２着に好走したのを考えても、本馬もクラスの壁はほとんどないだろう。脚質的に信頼し過ぎるのは怖いが、レース傾向を考えると外に持ち出せれば、不発に終わる可能性は低いはず。
３番手はナックビーナス
京都牝馬ステークスは上りの速い馬が上位に入ったレースで、一定のペースをダラッと刻むのが得意な本馬には流れが合わなかった印象。ラピスラズリステークス、カーバンクルステークスは決して楽な流れではない中、好位から粘り込んでおり、上りのかかる中山芝1200mはベスト条件といっていい。コース替わりで巻き返してくるはず。
クリスマスはカーバンクルステークスで勝ち馬ナックビーナスから0.2秒差の４着。当時、逃げたことで目標になってしまった感じだったので、番手で溜める競馬ができれば、ナックビーナスとは差のない競馬に持ち込んでも不思議ではない。
スノードラゴンは同レースで14年２着、16年３着なので、舞台適性は文句なし。ただ近走を見る限り、さすがに衰えが見えてきた感じで、積極的に買う気にはなれない。
以下、末脚堅実なコスモドーム、このメンバーならまだ走れそうなバクシンテイオー、鞍上が上手く乗ってきそうなブレイブスマッシュ、展開向けばアースソニックにもチャンスはあるだろう。
オーシャンステークス2017の印です
◎⑭ブラヴィッシモ
○⑨メラグラーナ
▲②ナックビーナス
△④クリスマス
△⑩スノードラゴン
△⑪コスモドーム
×⑤バクシンテイオー
×③ブレイブスマッシュ
×⑯アースソニック
以上、オーシャンステークス2017の予想でした。
