ニューイヤーカップ2017(浦和)の予想です。

ニューイヤーカップ2017の出走馬は、ヒガシウィルウィン、アンジュジョリー、ブラウンレガート、バンドオンザラン、リアルファイト、スターインパルスなど11頭。浦和競馬場1600mで行われるSIII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。(オッズ妙味があるので勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★★★☆))に変更します。

浦和の重賞は非常に相性が良く、

前回のゴールドカップは勝負度Bで大勝負して3連複41.2倍、3連単458.3倍を的中。

1着○トキノエクセレント(6番人気)
2着◎レアヴェントゥーレ(1番人気)
3着▲サトノタイガー(7番人気)

その前の浦和記念は勝負度Cで臨み、馬連1点勝負で3.3倍的中。

1着◎ケイティブレイブ(1番人気)
2着○クリソライト(3番人気)

ちなみに昨年のニューイヤーカップは3連複60.7倍、3連単217.6倍を的中。

1着◎モリデンルンバ(3番人気)
2着○タービランス(2番人気)
3着△ジャーニーマン(8番人気)

昨年の浦和の回収率は171%だったので、そもそも相性がいいんでしょうね。今年のニューイヤーカップはそこまで妙味がないかもしれませんが、ここも的中できる気がします(笑)

予想と見解です

ニューイヤーカップの舞台は地方競馬で最もトリッキーな浦和1600m。スタートが3~4コーナーの中間地点に設置されており、スタート直後にコーナーを回るため、内が圧倒的に有利。過去3年の結果を見ても、

●16年
1着モリデンルンバ(1枠1番
2着タービランス(2枠2番
3着ジャーニーマン(6枠6番)

●15年
1着ラッキープリンス(1枠1番
2着ノースノース(3枠3番
3着オウマタイム(7枠8番)

●14年
1着ファイヤープリンス(2枠2番
2着パンパカパーティ(3枠3番
3着ドラゴンエアル(6枠7番)

と3年連続で1~3枠のワンツー決着になっている。

単純な枠順競馬になるとは言い切れないが、枠順、立ち回り力、コース適性。能力比較よりもこの3つの要素が重要になる。それでは予想にいきましょう。本命は…

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ヒガシウィルウィン

外枠を引いたので割り引いたほうがいいが、それでも北海道2歳優駿2着、全日本2歳優駿4着の実績は抜けている。差し馬ながらサウスヴィグラス産駒らしくレース運びが上手で、森騎手が騎乗するのであれば、トリッキーな浦和ダート1600mでも不発に終わる可能性は低いだろう。枠順が枠順なのでアタマで買うべきではないが、馬券圏内の軸としてなら信頼できるはずだ。

相手はブラウンレガート

ハナはスターインパルスに譲りそうだが、2走前には好位から差す競馬で結果を残しており、2番手でも力を出し切れるか(ただ砂を被った経験がないのは気になるところ)。前走の走破時計は前日の全日本2歳優駿だと12着に相当するが、ゴール前はまだ余力を残しており、時計はまだまだ詰まるだろう。なによりレースセンスが非常に良く、追われてからも味があり、加えて1枠1番を引いたとなれば、浦和1600mで好走する条件はそろったと見ていい。

3番手はスターインパルス

東京2歳優駿牝馬で控えてダメなことは分かったので、ここは何が何でもハナを主張するか。いかにも小回り向きの逃げ馬で、地元の浦和は【3.0.0.0】と負けなし。相手関係は大幅に強化されるものの、枠順、立ち回り力、コース適性で上位進出しても不思議ではない。

アンジュジョリーは東京2歳優駿牝馬こそ追い込んできたものの、これまでのレースぶり、枠順、鞍上の岡部騎手を考えると、ここは前を射程圏に入れた競馬をしてくるはず。3走前には浦和で持ったままの圧勝劇を演じており、コース適性は文句なし。前走のレース映像だけ見ると嫌いたくなるが、コース替わりでも難なく対応してくるはずだ。

基本的には上位4頭の争いと見ているが、あと2頭ほど抑えておきたい。

バンドオンザランはサンライズカップで勝ち馬ヒガシウィルウィンから0.7秒差の5着。さすがにヒガシウィルウィンに先着するイメージは沸かないが、ほかの馬たちとの比較でいえば、決してヒケを取らないだろう。北海道2歳優駿も早めに動いての失速で、大敗すべきして大敗したレースだった。ただどうも1200mがベストな印象が強く、1600mで積極的に買う気になれない。

リアルファイトはデビュー以来、連対率100%。2走前にはスターインパルスに完勝しているので、能力だけなら上位に入るが、追って追って伸びるタイプ。トリッキーな浦和1600mが合うとはとても思えず、枠順も悪いので人気になるなら評価を下げたい。

印はコチラ

◎⑨ヒガシウィルウィン
○①ブランレガート
▲②スターインパルス
△⑤アンジュジョリー
△⑦バンドオンザラン
△⑧リアルファイト
×③サヴァアルジャン

ニューイヤーカップの予想ファイルはコチラ

買い目はコチラ

まず冒頭に勝負度Dとお伝えしましたが、オッズ妙味があるので、ここは勝負度Bで挑みます。正直、ゴールドカップは勝負度Aにすべきだったなって感じなのであそこまで買いたいわけではありませんが、今年に入ってからだと一番買いたいレースなのは間違いないです。

理由は、サイバーエレキングとカンムルが予想以上に人気を集めているから。前者はハイセイコー記念3着なので実績上位ですが、スムーズな競馬ができないとアッサリ敗れてしまう馬。今回は、内のブラウンレガート、スターインパルスが先行しますし、本馬はスタートを決めても3番手でしょう。しかも向上面から後続勢の押し上げに合うはずで、被されたところで終わりだと思います。後者はJRAでいう戸崎人気。もうこれは吉原騎手が騎乗しているだけで人気を集めているだけでしょう。この脚質、戦績で外から突っ込んでこれるとはとても思えません。

それでは買い目にいきましょう。

【本線】
3連複:9-1、2、5-1、2、5(3点)

3連複でヒガシウィルウィンからブラウンレガート、スターインパルス、アンジュジョリーへの組み合わせ。大本線はヒガシウィルウィン、アンジュジョリー、ブラウンレガートです。

【抑え】
3連複:9-1、2-3、7、8(6点)

3連複で1列目にヒガシウィルウィン、2列目にブラウンレガート、スターインパルス、3列目にサヴァアルジャン、バンドオンザラン、リアルファイトを入れた組み合わせ。サヴァアルジャンは印を打ちませんでしたが、人気がないので入れました。ブラウンレガート絡みを少しだけ厚めに買います。

【ボーナス】
3連単:1→9⇔2、5(4点)

3連単:2→9⇔1、5(4点)

3連単:5→9⇔1、2(4点)

ボーナスと書きましたが、合計12点なのでここは現実的に取りにいくボーナス。上記の買い目は印上位4頭で決まり、本命のヒガシウィルウィンが2、3着に敗れることを前提にした馬券です。能力が抜けているのは間違いないですが、浦和1600mの外枠に配置されたのであれば、人気を考えても2、3着付けが最も妙味があるでしょう。

以上、ニューイヤーカップ2017の予想でした。