ニューイヤーカップ2016予想は浦和ダート1600mのSIII戦

(元画像はコチラです。@lunapark0531さん)

ニューイヤーカップ2016(浦和)の予想です。

ニューイヤーカップ2016の出走馬は、アンサンブルライフ、タービランス、モリデンルンバ、フォクスホール、ジャーニーマンなど11頭。浦和競馬場ダート1600mで行われる3歳限定のSIII戦。好メンバーがそろい、今年の南関東クラシックを占う一戦になりそうです。

新年一発目の報知オールスターカップは◎ドラゴンヴォイスが4番人気4着。地方ダートグレード&南関東重賞は10月以降、本命馬が2レース続けて馬券圏外に敗れていないので、ニューイヤーカップは巻き返しの番!とはいえ記録を伸ばすために守りに入るわけでもなく、ここも攻めます!

今回から地方予想では以下のようにスタートと能力のランク付け、隊列予想を行います。いままで自分の頭の中で行っていたことを視覚化したものです。予想記事と合わせて参考にしていただければと思います。なお今回はここに貼っておきますが、次回からは有料部分に掲載いたします。またもう少しバージョンアップするかもしれません。能力上位=印上位とは限らないのでご注意ください。

スタートはA(抜群にうまい)→B(うまい)→C(下手)→D(致命的に下手)。能力はA(最上位)、B(上位)、C(下位)、D(明らかに劣る)で決めています。なおニューイヤーカップの隊列は最初のホームストレッチをイメージしています。

ニューイヤーカップ2016の能力評価

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15年10月以降の地方ダートグレード&南関東重賞の予想結果です

東京盃◎ドリームバレンチノ(4番人気2着)
レディスプレリュード◎ホワイトフーガ(4番人気3着)
白山大賞典◎マイネルバイカ(4番人気1着)
日本テレビ盃サウンドトゥルー(3番人気1着)
南部杯◎ベストウォーリア(1番人気1着)
ハイセイコー記念◎トロヴァオ(3番人気1着)
エーデルワイス賞◎タイニーダンサー(2番人気1着)
鎌倉記念◎ナイスヴィグラス(4番人気9着)
埼玉新聞栄冠賞◎タイムズアロー(1番人気3着)
JBCレディスクラシック◎アムールブリエ(2番人気4着)
JBCスプリント◎ベストウォーリア(2番人気3着)
JBCクラシック◎サウンドトゥルー(4番人気2着)
マイルグランプリ◎ソルテ(1番人気1着)
北海道2歳優駿◎キョウエイギア(3番人気4着)
平和賞◎アンサンブルライフ(1番人気1着)
ローレル賞◎シャイニーネーム(9番人気4着)
ロジータ記念◎フジノドラマ(4番人気3着)
兵庫ジュニアグランプリ◎サウンドスカイ(1番人気1着)
勝島王冠◎ムサシキングオー(2番人気1着)
浦和記念◎ハッピースプリント(2番人気1着)
クイーン賞◎ノットオーソリティ(5番人気3着)
全日本2歳優駿◎トロヴァオ(7番人気4着)
ゴールドカップ◎ソルテ(1番人気1着)
名古屋グランプリ◎ニホンピロアワーズ(5番人気2着)
兵庫ゴールドトロフィー◎ポアゾンブラック(4番人気3着)
東京大賞典◎ホッコータルマエ(1番人気2着)
東京シンデレラマイル◎ブルーチッパー(2番人気1着)
東京2歳優駿牝馬◎モダンウーマン(1番人気1着)
報知オールスターカップ◎ドラゴンヴォイス(4番人気4着)

年末の大井重賞3連発は自分らしくない?人気馬から入る予想でしたが、「コパノリッキーは飛ぶ可能性あり」、「ブルーチッパーのアタマはある」、「スアデラは砂を被った経験がなく怪しい」など、人気馬の評価がその通りでした。

年明けの報知オールスターカップはあと一歩の4着!ニューイヤーカップ2016で巻き返しましょう。

予想と見解です

昨年は同レースを制したラッキープリンスが東京ダービーを制覇。今年もアンサンブルライフ、タービランス、モリデンルンバ、フォクスホールと将来性の豊かな馬がそろい、この中から南関東クラシック勝ち馬が誕生しても不思議ではない。

舞台はトリッキーな浦和1600m。地方競馬は能力比較をしっかりとできるかが重要も、このコースに関していえば、枠順と展開が大きなカギを握る。ゲートは3~4コーナーの中間地点。スタートしてすぐにコーナーを回るため、基本的には内が圧倒的に有利。ただとにかく前に行けばいいわけではなく、最初のホームストレッチでもまだ競い合っていれば、差し馬にも出番がある。

枠順の並び、騎手の思惑、隊列を考えれば、答えが見えてくる。

ここより下は有料記事(200円)です。

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レースが終わったので無料公開しています。

本命はモリデンルンバ

今回はできれば逃げたいタービランス、同じくハナを奪いたいアンサンブルライフの2頭がレースを引っ張りそうで、その直後で淡々と運べそうな本馬に展開がドンピシャで向きそうな予感。レースは全く異なるが、昨年の日本テレビ盃(コパノリッキーとクリソライトが競い合って最後はともに失速)のような展開になる可能性が高い。転厩初戦の平和賞ではアンサンブルライフと0.1秒差。枠順と展開を味方につければ、逆転のシーンは十分に考えられる。

父マーベラスサンデー、母父ディアブロはともにレースセンスの高い種牡馬。本馬のレースを見ても逃げ差し自在でどんな競馬にも対応できる。初の浦和コースでも難なくこなせるだろう。3、4番手のインから向上面で進出、4コーナーで逃げ馬に並びかけての抜け出しに期待する。

相手はフォクスホール

前走の新風特別は時計、内容ともに圧巻の一言。過去10年のニューイヤーカップの最速時計(良、稍重限定)は、07年レッドドラゴン、13年ファイヤプリンスの1分43秒2。フォクスホールは前走で1分42秒9と破格の時計をマークし(上がり37.7秒も逸脱)、前走だけ走れば、例年のニューイヤーカップなら勝ち負け濃厚といっていい。

しかもステッキを一度も使わず、馬なりのままゴール。時計はまだまだ詰まりそうで、今回のメンバーでも能力的にヒケを取らないだろう。展開を考えてもタービランス、アンサンブルライフの2頭を見ながら進めるのは有利。モリデンルンバと一緒に追い込んでくるシーンがありそうだ。

3番手はタービランス

道営時代にはトロヴァオを下した実績の持ち主。北海道2歳優駿は初めてプレッシャーのかかる競馬を経験して、馬が自分でレースをやめてしまったのだろう。立ち回りのうまいパイロ産駒。スタートを決めてハナを奪えれば、そのまま押し切っても驚けない。

アンサンブルライフはやや半信半疑。二の脚は早くても、ゲートにはまだ不安の残る馬。浦和1600mはコーナーからのスタートなので、そこでミスると致命傷になりかねない。1~3枠にはスタートを五分に出そうな先行馬がそろった。楽にハナを奪える可能性は少なく、厳しいレースになるかもしれない。

ジャーニーマンは道営時代の実績を考えれば出番があってもいい。タービランス、アンサンブルライフがハイペースで引っ張ってくれれば、本馬が台頭するシーンは十分に考えられる。最後にラクテ。常識的に大外枠は割引も、本馬はワイルドラッシュ産駒らしくもまれ弱いタイプ。全日本2歳優駿は控えて悪い面が出ただけで、決して力負けではない。被されない外枠はプラスに捉えてよく、巻き返してくる可能性はある。

印はコチラ

◎①モリデンルンバ
〇③フォクスホール
▲②タービランス
△④アンサンブルライフ
△⑥ジャーニーマン
△⑪ラクテ

買い方です

「モリデンルンバが1、2着」、「アンサンブルライフは2着まで」を前提に3連単の組み合わせを買いたい。上位人気で決着しても3→4→1番人気で3連単の配当が意外とつくようなレースになりそう。少し手広く流して高配当を待ちたい。

【本線馬券】
3連単:1→3→2、4、6、11(4点)
3連単:1→2、4、6、11→3(4点)

本命のモリデンルンバが1着、対抗のフォクスホールが2、3着の組み合わせ。相手は印を打ったタービランス、アンサンブルライフ、ジャーニーマン、ラクテ。特にジャーニーマンは過小評価されているのでしっかりと加えておきたい。

【抑え馬券】
3連単:1→2、4、6、11→2、4、6、11(12点)

本命のモリデンルンバが1着、タービランス、アンサンブルライフ、ジャーニーマン、ラクテが2、3着の組み合わせ。抑えでもやや本線くらいのイメージで。

3連単:2、3、6→1→2、3、4、6、11(12点)

本命のモリデンルンバの2着固定の組み合わせ。アンサンブルライフの1着固定は妙味もないのでバッサリと切って、タービランス、フォクスホール、ジャーニーマンの3頭をアタマ固定で。

3連単:4→1→6、11(2点)
3連単:4→6→1(1点)

最後にアンサンブルライフ→モリデンルンバ→ジャーニーマン、ラクテで3連単を外すのはもったいないのでそこだけ抑えておきたい。ジャーニーマンだけ2着のパターンも加えておく。

以上、ニューイヤーカップ2016(浦和)の予想でした。