(@h_r_p_studio さんの写真。)
鳴尾記念2016の予想です。
鳴尾記念2016の出走馬は、ステファノス、サトノノブレス、ヤマカツエース、パッションダンス、アズマシャトルなど14頭。阪神競馬場芝2000mで行われるG3戦。宝塚記念の前哨戦です。
実は本日朝から富山県に来ています(初めて!)。目的は土曜日夜の高木正勝さんという方のライブなのですが、週末ということもあり、それ以外はホテルorカフェでひたすら競馬の予想。なので半分は競馬合宿ですね(笑)。だいたい地方に泊まる時はゲストハウスに泊まるのですが、今回は週末でみっちり予想をする必要があったので、wifi&テーブル&机完備の普通のビジネスホテルにしました。ということでこれもホテルから書いております。
予想と見解です
週半ばの考察記事で書いた通り、鳴尾記念はペースに関係なく、差し比べになりやすいレース。過去2年、マジェスティハーツ、フラガラッハが激走したことを考えても、人気薄の差し馬を狙ったほうがいいように思える。
ただ傾向はあくまでも傾向。今年の出走馬で展開を考えた時、1枠1番を引いたメイショウナルトの単騎逃げが濃厚。競いかける馬は見当たらず、道中はゆったりしたペースで進んでいくだろう。3回阪神開催は開幕週から差しが決まりやすいが、意外と先行馬有利になりそう。典型的な前残りにならなくても、ある程度の立ち回り力が求められるレースになるのではないか。
本命はサトノノブレス。
3枠3番、川田騎手のキャラを考えても、人気のステファノス、ヤマカツエースより前目のポジションを取れるのは間違いないはず。あとは前述の通り、ゆったりとしたペースで流れてくれれば、単純な位置取りの差で本馬が押し切っても不思議ではない。
前走天皇賞(春)は枠も悪かったが、勝負どころの4コーナーで動くに動けないポジションに入ってしまい、全くの参考外。これまでの戦績を見てもG3、G2では堅実な走りを見せており、ここは巻き返しの番だろう。
相手はヤマカツエース。
道中のポジションは先行勢の直後になりそうだが、4コーナーからじわっと進出できるので、直線入口ではサトノノブレスを射程圏に入れていそう。キャラ的に昨年のラブリーデイにそっくりで、いかにもこのレースで走りそうな雰囲気がある。
京都記念は5着に敗れたが、かなりの特殊な馬場。レース内容としては全く悪くなかったので、前走の敗戦を気にする必要はないだろう。ただ前走で馬体重が大幅に増えていたので、できれば絞れて出てきて欲しい(490キロ台には絞りたい)。
3番手はステファノス。
例年の傾向を重視するなら軽視はできない。ただ今年は前述の通り、ある程度の立ち回り力が求められるレースになりそうで、その点でサトノノブレス、ヤマカツエースより評価を下げた。目標は明らかに次の宝塚記念ということを考えても、天皇賞(秋)のパフォーマンスを基準にしないほうがいいかもしれない。
パッションダンスは典型的な新潟巧者だが、ほかのコースで全く走らないわけでもなく、昨年の金鯱賞ではサトノノブレスから0.2秒差。今年の鳴尾記念は先行有利になりそうなので、安易に評価を下げないようにした。
一発があるとすれば、メイショウナルト。すでにピークを過ぎたのは明らかだが、ここは見え見えの単騎逃げ。近走は自分の形を作れていないので、逃げて一変する可能性はあるだろう。
以下、展開は微妙も舞台適性が高いフラガラッハとマジェスティハーツ、休み明けが微妙も能力的には足りるアズマシャトルまで挙げたい。
印です
◎③サトノノブレス
○⑩ヤマカツエース
▲⑫ステファノス
△⑦パッションダンス
△①メイショウナルト
△⑪フラガラッハ
×⑨マジェスティハーツ
×④アズマシャトル
以上、鳴尾記念2016の予想でした。