習志野きらっとスプリント2023の予想です。

習志野きらっとスプリント2023の出走馬は、プライルード、ギシギシ、キモンルビー、ローウェル、サダムスキャット、メイプルシスターら14頭。船橋競馬場1000mで行われるSI戦です。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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習志野きらっとスプリント2023の予想です

地方競馬のスーパースプリントシリーズの最終章として行われる習志野きらっとスプリント。

毎年、地方各地からの参戦があり、南関東勢と他地区勢の能力比較がカギになるも、過去5年の3着以内馬15頭のうち14頭は南関東勢が占めており(他地区勢で好走したのは南関東の重賞でも好走歴のあった18年3着サクラレグナムのみ)、地の利がある南関東勢が断然有利な一戦だ。

今年は5連勝で重賞勝ちを果たした兵庫のメイプルシスター始め5頭の他地区勢が参戦しているものの、基本的には南関東勢同士の争いと考えていいだろう。人気は前走川崎スパーキングスプリントを制したキモンルビー、昨年の覇者ギシギシらが集めそうだが、ここは思い切って伏兵の一発に賭けてみたい。それでは予想にいきましょう。本命はこの舞台で期待が高まる…

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ルーチェドーロの末脚に賭けたい

注目したいのは22年船橋記念の走り。当時は地方への転入初戦だったが、1番ゲートから致命的な出遅れをしてしまい、道中は離れた後方2番手を追走。直線入口でも絶望的な位置取りだったが、そこから馬群を縫いながら猛然と追い込んで4着に健闘。同舞台への高い適性を感じさせる一戦だった。5走前の駿麗賞では22年船橋記念以来となる船橋の短距離戦を使われたが、またもや1番ゲートから出遅れて流れに乗れず、消化不良の競馬。今回は待望の外枠で流れに乗りやすそうなので、船橋の短距離戦3戦目にして過去最高のパフォーマンスを見せてくれるのではないか。2走前のかきつばた記念ではJRA勢相手に4着に健闘している馬。このメンバーに入っても能力的にヒケを取らないはずだ。

相手は前走で本命に推したキモンルビー

その前走川崎スパーキングスプリントはロケットスタートを決め、行き切れたのがすべてだったが、地方で1000m以下のレースでは【3.6.1.0】と一度も崩れていない馬。前走のようにハナを主張する形が理想ではあるが、2走前の船橋記念のように控えに回される形になってもそう簡単には崩れない。

3番手は能力最上位のギシギシ

昨年の習志野きらっとスプリントでは先に抜け出したキモンルビーの勝ちパターンを、怒涛の末脚で差し切っており、着差以上に強い競馬。前走江戸川オープンでは伏兵・ノアヴィグラスに敗れてしまったが、相手は本馬より斤量7キロも軽く、決して悲観する必要はないだろう。乗り難しい枠順ではあるが、昨年の走りを見ると、控えても直線はしっかりと伸びてくるはずだ。

ブンロートは船橋の短距離戦を得意にしており、同条件の重賞では22年習志野きらっとスプリント3着、23年船橋記念3着と崩れていない。前走千葉日報賞スプリントは行き切れたのが勝因も、差す競馬もできるのが強み。馬券圏内なら十分にチャンスはあるだろう。

ローウェルは地方に移籍して【2.2.0.0】と安定した走り。JRA時代から揉まれ弱さがあるので、被されにくい外目の枠を引けたのはプラスだ。

サダムスキャットは転入初戦の前走千葉日報賞スプリントで勝ち馬ローウェルから0.4秒差の2着。地方ならまだまだ活躍できそうで、ひと叩きされての上積みがあれば、ローウェルとの逆転があるかもしれない。

メイプルシスターは5連勝で園田FCスプリントを制覇。近年は地方他地区勢が苦戦しており、通用するか微妙だが、外枠から加速をつけて行き切れた時は怖さがある。

メンコイボクチャンは2走前に船橋1200mの若潮スプリントを勝利。ただ当時は抜群のスタートを決め、上手く行き過ぎた面があった。今回も当時のように流れに乗れるかがカギになるだろう。

プライルードは昨年のアフター5スター賞を勝利して以降、結果が出ていないものの、ダートグレードや実績のない1400mを使われており、敗因はハッキリしている。船橋1000mは合いそうだが、乗り難しい最内枠に入ってしまい、どう捌くかがカギになりそう。

ダノンジャスティスは前走園田FCスプリントで勝ち馬メイプルシスターから1.0秒差の3着に終わったが、直線の末脚には見どころがあった。前が崩れるような展開になれば、3着なら可能性はあるかもしれない。

習志野きらっとスプリント2023の印です

◎⑬ルーチェドーロ
〇④キモンルビー
▲②ギシギシ
△⑧ブンロート
△⑪ローウェル
△⑫サダムスキャット
×⑭メイプルシスター
×⑨メンコイボクチャン
×①プライルード
×⑦ダノンジャスティス

3番ロトヴィグラス…昨年の習志野きらっとスプリントでは5着に健闘するも、上位勢のギシギシ、キモンルビー、ブンロートには完敗と言える内容だった。今年は昨年以上にメンバーの層が厚いので、掲示板に入るのも難しいのではないか。

5番プリモパイソン…前走川崎スパーキングスプリントではキモンルビーの2着に好走するも、川崎900m専用機の面があり、船橋では【0.0.0.3】と結果が出ていない。3走前の閃光スプリントでは勝ち馬ローウェルから0.5秒差の5着。コース替わりでパフォーマンスを落とす可能性が高いだろう。

6番パー…前走園田FCスプリントでは勝ち馬メイプルシスターから0.8秒差の2着と完敗。鞍上に本馬とのコンビで【5.3.0.0】と崩れていない田中学騎手が騎乗できるのは強みも、このメンバーに入るとさすがに見劣るのでは。

10番カプリフレイバー…南関東の短距離重賞で2勝を挙げるも、近走はオープン特別でも馬券に絡めておらず、ピークを過ぎたのは明白だろう。苦戦必至と見ていい。

習志野きらっとスプリント2023の買い目です

ここは◎ルーチェドーロから相手を〇キモンルビー▲ギシギシに絞って勝負します。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△××××(15点)…本線は2列目がキモンルビー、3列目がサダムスキャットまで

馬券は3連複で1列目にルーチェドーロ、2列目にキモンルビー、ギシギシ、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がキモンルビー、3列目がサダムスキャットまでです。◎ルーチェドーロは勝ち切るのは難しいと見ているので、馬単や3連単を買うなら2、3着付けがオススメです。

以上、習志野きらっとスプリント2023の予想でした。