南部杯2016(盛岡)の予想です。
マイルチャンピオンシップ南部杯2016の予想です。出走馬は、コパノリッキー、ベストウォーリア、アスカノロマン、ホッコータルマエ、レーザーバレット、ラテンロックなど13頭。盛岡ダート1600mで行われるJpnI戦です。
今回は無料公開しています。ただし、予想ファイルや買い目は掲載いたしません。
予想と見解です
盛岡のダートグレードといえば、クラスターカップ、マーキュリーカップ、そしてこの南部杯。どのレースにも共通しているのは「リピーター色が非常に強いこと」。過去10年の南部杯を振り返っても、ブルーコンコルドの3連覇、エスポワールシチーの3勝、ベストウォーリアの連覇と同じ馬ばかりが勝利している。2、3着に目を向けても、ワイルドワンダー(07年2着、08年3着)、アドマイヤロイヤル(12年3着、14年3着)など、複数年に渡って好走する馬が多い。さすがにコース適性だけで結果は決まらないが、能力の次にコース適性がモノをいうレース。イメージ的には東京ダート1600mに近く、外枠有利。前に行った馬は簡単に止まらない。それでは予想にいきましょう。本命は…
アスカノロマン
本馬に関してはコース適性以前に総合力でコパノリッキー、ベストウォーリアを上回っていると判断。ハイライトはやはり2走前の平安ステークス。ハナを奪って自分でレースを作ると直線はまさに独走状態。クリノスターオー、クリソライトに5馬身差をつけているのだから、ポテンシャルは間違いなくG1(JpnI)級だろう。
本質的にはコーナー4回の中距離戦がベストかもしれないが、今年のフェブラリーステークスでは3着に好走。東京ダート1600mと似ている形状の盛岡ダート1600mなら力を存分に発揮できるのではないか。コパノリッキー、ベストウォーリアは番手が理想なので、ハナを奪うのは本馬だろう。逃げ切りに期待したい。
相手はコパノリッキー
南部杯は初出走になるが、盛岡で行われた14年JBCクラシックをレコードで完勝。スピードの持続力に長けており、盛岡コースに適性があるのは間違いない。被されない外枠を引けたので、ここは堅実駆けだろう。
3番手はベストウォーリア
「リピーター色が強い」ことを考えると軽視はできないが、14年は2着ポアゾンブラック、3着アドマイヤロイヤル。15年は2着タガノトネール、3着ワンダーアキュート(衰えが明白だった)と、近2年はコース適性以前に相手が弱過ぎた。今年は実績ではるかに上回るコパノリッキーに加え、ポアゾンブラックやタガノトネール以上に強いアスカノロマンが出走。3連覇へのハードルは意外と高いのではないか。
前述の3頭のうち1頭でも崩れれば、自ずとほかのJRA勢にもチャンスは出てくるが、レーザーバレットは距離延長で末脚が鈍りそう。ホッコータルマエは全盛期でも取りこぼしている南部杯(13年に単勝1.3倍の1番人気に推されて2着)で、ここは買う番ではないだろう。ラテンロックは鞍上だけが不気味だが、さすがに実績的に厳しいのではないか。
買いたいのはアスカノロマン、コパノリッキー、ベストウォーリア。ここは3頭で決まると決め打ちしたい。
印はコチラ
◎⑧アスカノロマン
○⑫コパノリッキー
▲⑬ベストウォーリア
以上、南部杯2016の予想でした。