レディスプレリュード2021(大井)の予想です。
レディスプレリュード2021の出走馬は、JRAからクリスティ、テオレーマ、ウェルドーン、レーヌブランシュ、ダイアナブライトが出走。地方勢は、ラインカリーナ(浦和)、サルサレイア(川崎)、グランデストラーダ(大井)らが迎え撃ちます。大井競馬場1800mで行われるJpnII戦。1着馬にJBCレディスクラシックへの優先出走権が与えられるトライアル競走です。10頭立ての少頭数でも混戦ムードでなかなか面白そうな一戦。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。
※メルマガ読者の方は月曜日に配信した「先週の重賞回顧」内にパスワードが掲載されています。
レディスプレリュード2021の予想と見解です
なかなか一筋縄ではいかない大井1800mの牝馬限定のダートグレード。
17年JBCレディスクラシック以降、同条件は計9レース行われているが、4レースで3連複万馬券、2レースで3連単100万超の配当が出ている。
このレディスプレリュードでも18年にプリンシアコメータ(2番人気)→ブランシェクール(6番人気)→アルティマウェポン(13番人気)で決まり、3連複21万、3連単143万の特大万馬券が飛び出した。
今年のレディスプレリュードは10頭立ての少頭数も、牝馬限定のダートグレードでアタマひとつ抜けた存在のマルシュロレーヌ不在で行われる一戦。怪しい人気馬もチラホラいて、波乱の可能性は大いにあるだろう。
ここは枠順の並び、能力、人気等を加味した結果、本命はすんなりと決まった。それでは予想にいきましょう。本命は紙面上で伏兵扱いになっているが…
ここより下は有料記事です(200円)。
noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。
レースが終わったので無料公開しています。
ダイアナブライトが堅実に走ってくると見た
JRAで3勝クラス勝ちがあれば、牝馬限定のダートグレードで即通用するのは、テオレーマ(3勝クラス1着→マリーンカップ1着)、リネンファッション(3勝クラス1着→スパーキングレディーカップ2着→ブリーダーズゴールドカップ2着)を見ても明らか。本馬は4走前に牡馬混合の3勝クラスを勝利しており、その後はオープン特別で結果が出ていないものの、牝馬限定のダートグレードならあっさりと勝ち上がっても不思議ではないだろう。
そもそも前走BSN賞は内枠から位置を落とし、スムーズさを欠いての5着。勝ち馬ブルベアイリーデは先週のシリウスステークスで3着に好走し、2着ベルダーイメルもダートグレードで好走実績があったので、相手関係を考えれば、大いに評価できる一戦だった。今回はメンバーを見渡しても、スムーズな先行策が濃厚(前走は外からのプレッシャーが厳しかったため、控えざるを得ななかっただけで、スタートはむしろ良かった)。能力がある上に展開が向くのであれば、買わないわけにはいかないだろう。近走は左回り中心に使われているものの、通算4勝のうち3勝は右回り。コース替わりも気にする必要はないはずだ。
相手は地元のグランデストラーダが怖い
現船橋所属と言っても元々はJRAでデビューし、3勝クラスまで出世した馬。2走前のスパーキングレディーカップでは2着リネンファッションから0.1秒差の3着に留まっており、牝馬限定のダートグレードなら通用する能力を秘めている。そのスパーキングレディーカップは明らかに距離不足だったので、今回は当時以上のパフォーマンスを見せてくれるはず。レースの主導権を握るであろうラインカリーナを追いかけ、ダイアナブライトとの行った行ったに期待したい。
3番手は単騎逃げに持ち込めるラインカリーナ
JRA在籍時には関東オークス勝ちやブリーダーズゴールドカップ3着などがある馬。その後はスランプに陥り、南関東に移籍後もピリッとしない走りが続いていたものの、前走ビューチフルドリーマーカップで久しぶりの勝利。相手が弱かったと言えば、それまだが、今回も前走同様に単騎逃げに持ち込めそうなので、過去の実績を考えても、決して軽視できる存在ではないだろう。人気薄の逃げ馬は常に怖い。
レーヌブランシュは先行なだれ込みのレースになれば、巻き返しの余地はあるか。ただ近走はやや淡白な走りが続いており、あまり過去の実績をアテにしない方がいいかもしれない。
テオレーマは能力上位も、ペースが上がるとはとても思えない組み合わせなので、人気を考えても差し損ねを考慮しておいた方がいいだろう。距離延長自体は歓迎だが…
サルサレイアは紙面上無印も、このメンバーなら決してノーチャンスではないだろう。コーナー4回の1800mが最も力を発揮できる条件だ。
クリスティは昨年の関東オークス3着以来のダート挑戦。当時、レーヌブランシュ、アクアリーブルに完敗しており、あの一戦だけではなんとも判断できないが、芝の方が合っているのではないか。ただ内枠を生かして思い切った逃げを打った時は怖い。
最後にウェルドーン。紙面を見る限り、1番人気に推されるかもしれないが、先週のシリウスステークスでジャパンダートダービー2着ゴッドセレクション(1番人気16着)を無印にした時にも書いたが、ジャパンダートダービーは史上稀に見る凡戦だった。勝ち馬キャッストップはその後、戸塚記念6着→ダービーグランプリ5着とどちらも完敗。本馬も戦績の見映えの良さに騙されない方がいいだろう。
レディスプレリュード2021の印
◎⑩ダイアナブライト
○⑦グランデストラーダ
▲②ラインカリーナ
△⑧レーヌブランシュ
△③テオレーマ
△⑤サルサレイア
×①クリスティ
×⑥ウェルドーン
4番コーラルツッキー…前走門別1800mのノースクイーンカップを制しているが、それまでの南関東の戦績を見る限り、相手に恵まれたと解釈していいか。ダートグレードではさすがに厳しいだろう。
9番ロカマドール…前走秋桜賞では勝ち馬グランデストラーダに7馬身差もつけられての2着。ダートグレードでは荷が重いだろう。
レディスプレリュード2021の買い目
ここは正直、相手に信頼できる軸馬が1頭でもいれば、勝負度Bにしたいくらいなのですが、相手が非常に難解なので、勝負度Cでいきます。
【参考買い目】
馬連:◎ー○▲△△△××(7点)…本線はテオレーマまで
馬単:◎→○▲△△△××(7点)…同上
3連複:◎ー○ー▲△△△××(6点)
ここは3連複中心でいくか馬連中心でいくかで迷いましたが、2列目の判断が難しいので、馬連&馬単メインでいきたいと思います。本線はテオレーマまで。
あと先週の◎ダノンファラオ○サルサディオーネのような行った行った決着をイメージしているので、3連複で◎ダイアナブライト○グランデストラーダから印を打った馬への組み合わせは軽く押さえておきたいと思います。
レディスプレリュード2021の予想でした。